お~いお茶新俳句大賞、入賞1,000句決定…小6に金子兜太賞
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同賞は、季語や定型などの約束ごとにとらわれず、自由な表現で応募できる創作俳句コンテスト。今回は2025年11月から2026年2月にかけて作品を募集した。応募部門は、小学生の部(幼児含む)、中学生の部、高校生の部、一般の部A(40歳未満)、一般の部B(40歳以上)、英語俳句の部の6部門。37年にわたる累計応募総数は約4,905万句となった。
文部科学大臣賞に選ばれたのは、矢野啓介さん(46歳)の「春の海すこし鯨の乳まじる」。矢野さんは、前々回の佳作特別賞、前回の金子兜太賞に続き、3回目の受賞で最高位に選ばれた。前年の金子兜太賞受賞者が文部科学大臣賞を受賞するのは、同賞創設以来初めてとなる。賞金50万円のほか、賞状や受賞作品掲載の「お~いお茶」1ケースなどが贈られる。
金子兜太賞は、平之内里咲さん(11歳)の「二億年待たせてごめん今掘るよ」。現在小学6年生の平之内さんは、5年生の授業で初めて俳句づくりに挑戦した。博物館で本物の化石に触れ、長い時間を経た命に出会えた喜びを句にしたという。選評では、化石に友人のように話しかけ、掘る側と掘られる側を対等な関係で捉えた点などが評価された。賞金20万円などが贈られる。
各部門の大賞では、小学生の部(幼児含む)に千葉県千葉市・松隈拓さん(6歳)の「恐竜の気持ちになって見る火球」、中学生の部に滋賀県守山市・北川諒さん(14歳)の「席替えで世界の向きが変わる春」、高校生の部に東京都杉並区・新井零央さん(16歳)の「誰もいない椅子を寄せてみる夜の端っこ」が選ばれた。各部門の応募数は、小学生の部36万2,181句、中学生の部45万2,892句、高校生の部76万8,817句。受賞者の年齢はいずれも応募時のもの。
今回は、国内の小学校736校、中学校894校、高校1,163校の計2,793校から応募が寄せられた。文部科学大臣賞から佳作特別賞までの入賞者1,000人には、自身の作品を掲載した特別生産品の「お~いお茶」が贈られる。入賞作品は2027年春以降、「お~いお茶」シリーズのパッケージにも掲載する。
入賞・入選作品計5,000句は、同賞のWebサイトなどで公開。応募者には審査結果を順次、郵送またはメールで通知する。次回の「第三十八回 伊藤園お~いお茶新俳句大賞」は、2026年11月3日から作品の募集を開始する。
《畑山望》
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