2歳児餓死で父親供述「誰がエサをやるんだ」
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9日に逮捕された小坂容疑者は、柏署の調べに対し「子どもより猫の方がかわいかった。先に飼っていたから」などと供述している。柏署によると、小坂容疑者は市内のアパートで妻のアルバイト・里美容疑者(27)=同じく保護責任者遺棄致死容疑で逮捕=、死亡した蒼志(そうし)ちゃん(2)、長女(6)、次女(5)の5人暮らしで、猫1匹を飼っていた。長年飼育されている猫は「ペルシャ猫のような白い猫」(捜査関係者)で、毛並みはきれいに整えられているという。
司法解剖の結果、蒼志ちゃんの死亡時の体重は5・8キロと標準の2歳児(13キロ)の半分以下。胃に内容物はなく、腸にプラスチック片や紙、猫のトイレに設置する吸水性の物質やオムツなどが含まれていた。発見時、次女も極度の栄養失調で体重が8キロしかない危険な状態だったが、回復している。二女に対する保護責任者遺棄の容疑でも調べる方針。
事件は5月26日に発覚。午前1時20分ごろ、里美容疑者が「子どもが呼吸をしていない」と110番していた。
《NewsCafe速報》