「郵政民営化」について…あの政策は結局正解だったのか
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2005年、内閣総理大臣だった自民・小泉純一郎氏は重要施策の一つとして「郵政民営化」を挙げ、行政改革の本丸であると強く主張した。郵政民営化…つまり財政投融資(銀行が企業などに融資するように政府が企業に対して融資を行なっているもの)に歯止めをかけるべきであるという問題意識から、郵貯の廃止を目的として考えられた政策だ。こちらについては解散総選挙まで持ち込み、除名や離党などの処分を受ける議員が多数出るなか、ようやく同年10月に可決・成立。当時、メディアは"小泉劇場"とうたって連日この話題を取り上げたが、いざ2007年に実施されてからの国民の反応はいまいち不明である。
こちらについて、NewsCafeではアリナシコーナーにて「郵政民営化は正解だった。これってアリ?」という調査を実施したところ、【アリ…52%】【ナシ…48%】という結果に。真っ二つに分かれた意見をそれぞれご紹介しよう。
【アリ…52%】
■窓口対応も良いが、配達ミスられた時の素早い対応は民営だからでは?
■サービスが良くなった。
■窓口の応対等がめちゃくちゃ丁寧になったし腰が低くなった。
■公務員が減って税金の無駄遣いが減った。
■民営化以降入社の人は態度がいい。古株は見習ってほしい。
■窓口係が、丁寧になりました。
■正解ではあるけどこれ以外の国有民営化画策は頭打ちだろうね。。
【ナシ…48%】
■地域格差の要因の1つ。
■地方の過疎化した地域には、厳しいのでは?簡易郵便局無くなったし。
■田舎はとても不便になった。別会社にせず、1社にせよ。
■採算重視で田舎の郵便局が減ったから不便に。メリットって何かあった?
■銀行もコンビニも無い田舎では、唯一の金融機関。それが閉鎖の危機。
■小泉のせいでなんでも変になったよね。なのに英雄扱い。変な国。
■民営化になって、とくに変わったという認識はない。
2007年、都内で開かれたJP日本郵政グループの発足式で、小泉氏は「従来、全政党が反対していた郵政民営化を実現できたのは国民による支持があったからこそである」と述べた。今後の課題は、公共性の維持と効率化との両立と言われている。
《NewsCafeアリナシ》
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