「長男、長女は真面目」は固定観念?結果は半々。その内容は…
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そこでNewsCafeのアリナシコーナーでは「長男、長女は真面目だ。これってアリ?」という調査を実施。結果と共にさまざまな意見をご紹介しよう。
【アリ…50%】
■長子は"ま、いっか"ができない。甘え下手で1人で頑張ってしまう。
■真面目過ぎる自分が嫌だぁ!
■神経質な人が多いと思う。
■ついでに、損な役回りが多い。
■私は長女。しかも要領も悪い。
■私が正にそうです。融通が利かないので自分でも疲れる。
■面白みに欠けるよね。茶目っ気がないと言うか…。
■大胆さはない。周りの目や評価を気にする傾向にあると思う。
■適当に生きたいのに、生真面目の極み。たまに疲れます。
【ナシ…50%】
■そんなことは、無い。やっぱり育った環境と性格でしょう。
■長男、長女の話ではなく第1子は真面目。第2子なら長男だろうが長女だろうが自由人。
■その人の性格と家庭環境によると思うので。
■私は長女ですが、ものすごくいい加減でかなり適当。
■真面目というより、ハメを外すのが苦手だったり甘え下手…ですね。
■長子ですが…結婚もせずのほほんとパラサイトです。
■固定観念。持って産まれた性格の問題では?環境も関係あるよね。
【アリ派】の意見を見てみると、「真面目」という指摘が最も多い。一方、【ナシ派】を見てみると、「長男、長女の問題ではなく、第1子は真面目で、第2子なら長男でも長女でも別に真面目ではない」「あくまで育った環境が大きいのでは」といった意見が見られた。【ナシ派】の意見の中にも、「持って生まれたものでは?」という声もあったが、要は長男、長女という言い方よりもあくまで最初に生まれた子供、という考え方だ。
子供間のIQ、性格の違いには、遺伝要因とリソース配分(親が子供に割ける時間の長さ)が主に影響を与えて形成されるというものだった。長男、長女の場合、多くは最初の子で、しかも親が子供に使える時間が多いということから、IQが高くなり、性格面でも一般に「真面目」と見られる傾向になりやすいということらしい。
「真面目だから長男、長女だと思った」となんとなくの固定観念で相手に指摘するのは、若干古めかしい考え方なのかもしれない。
[文・羽生 弘]
《NewsCafeアリナシ》