「やっぱり捨てられない」、そう思った経験はない?
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そこでNewsCafeのアリナシコーナーでは「どうしても捨てられない物がある。これってアリ?」という調査を実施。結果と共にさまざまな意見をご紹介しよう。
【アリ…91%】
■紙袋と、もう着られない服。整理して売ろうと思い、はや数年…。
■命。自殺はいけない。
■レコード!プレイヤーが無いのに。
■捨てらんない、片付かない、山になる、暗くなる。もう自己嫌悪です…。
■辛い過去…(笑)。よく死なずに済んだなあ。
■他人から見ればただのゴミですが…。
■沢山あります。特に亡くなった方から頂いた物は捨てられない。
■旦那…。
■プライド…かしら。
【ナシ…9%】
■大事なものはちゃんと大事に置いている♪
■要らないと思った物は捨てている。
■人が見たらガラクタでも大事な物は置いておきます。不要品はサッサと捨てますよ。
■父が転勤族だったせいか、家族全員、物を捨てることに躊躇なし。
■要らないと思ったらすぐ捨てるタイプ。
■最近色んなことにふっきれたので…。
【アリ派】が全体の9割以上を占める結果になった。その中を見てみると、「洋服」、「レコード」などのほかに、「辛い過去の事」など形のある物から頭の中の記憶までさまざまな物の名前が挙がった。一方、数少ない【ナシ派】の回答を見てみると、「要らないと思った物は捨てている」、「物を捨てる事に迷わない」など、きちんと「断捨離」できる人もいるのがわかる。そういえば2011年にミリオンセラーとなった本に、「人生がときめく片づけの魔法」があった。著者の近藤麻里恵は「片づけコンサルタント」、通称"こんまり"とタレント化してテレビ出演もするなど、今まで常識とされてきた片づけ術を根底から覆す、独特の片づけ理論を語って多くの人の注目を集めた。彼女によれば一度しっかり片づけをすれば、「リバウンド」なしで、もう部屋が散らかる事はないという。例えばマンションに住む1人暮らしの人の片づけに彼女が出向くと、ゴミ、不用品が数十袋単位で出る徹底ぶりだった。その一方で、彼女は物を捨てる時に「ときめき」を感じない物はすべて捨て去る訳だが、いざ捨てる際も、「今まで思い出をありがとう」と感謝してから捨てる。要らなくなった物にも愛情をかけてやるという考え方が新鮮で、どこか温かみを感じるところだった。
[文・羽生弘]
《NewsCafeアリナシ》