一家の団らんにテレビは必要なし!? 「テレビ禁止の家庭」どう思う?
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こうした学説は、テレビが"子供から働きかけたことに対しては何ら反応しない"ため、やりとりが一方通行になってしまうことを問題視しています。とはいえ、テレビも大切な娯楽のひとつ。家庭の中から全面的に撤去してしまうというのは難しいものでしょう。
そこで、NewsCafeのアリナシコーナーでは「テレビ禁止の家庭ってアリ?」という調査を実施しました。結果とともにさまざまな意見をご紹介します。
【アリ…35%】
■それが家庭のやり方なら…他人はとやかく言えない。
■見なくてはいけない理由が無いと思う。
■選択の自由です。無い生活を選んでも支障はない。
■見て良い番組が決められており食事中もダメでした。
■あまり困らないな…。
■見たいテレビ番組があまりないから。テレビ消すと静かでいい。
■節電! あとダラダラみるよりネットで見る方が時間の無駄にもならない。
■TVが禁止でも携帯やパソコンで、情報もコミュニケーションもどうにでもなる。
【ナシ…65%】
■テレビ見て勉強しないとかダメだけど、テレビから知る情報も必要。
■低俗な番組も多いが素敵な番組も少なからずあるので禁止はない。
■いくらなんでもアンマリだ。
■禁止にしたりすると、あとで反動がくる。子供は自分で考えられる。
■テレビで学べることも多くあるよ。
■子供がかわいそうだよ。話についていけないじゃん。
■テレビっ子。絶対ヤダー。
■うちがそうでした。学校で話が合わなくて辛かった…だからナシ。
■思考力低下にならない視聴範囲なら問題ない。
■ご飯の時だけは娘が見入って食べないから、禁止。
【ナシ派】が6割超と多数派ながら、4割弱の人は「テレビ禁止もあり得る」と考えているという結果に。インターネットが各家庭に普及した今日「webや本から情報を得られる」とするコメントも多く寄せられ、時代の流れを感じさせました。
とはいえ【ナシ派】からは「テレビの情報も必要」「学校で友達と話が合わなくなるのでは?」などの意見多数。まだまだ娯楽としてもメディアとしてもテレビの存在は大きいようです。なかでも説得力があったのは「禁止にすれば後で反動がくる」というコメント。前述のような幼児の成長過程は別としても"禁止"を押し付けれられるのは、子供にとって苦しいことですよね。
[文・野村裕子]
[写・falco500]
《NewsCafeアリナシ》