お正月の一番の楽しみといえばコレ! "お年玉"何歳までもらってた?
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この「お年玉」が、餅以外の金品を贈る習慣へと発展したのは、室町時代以降のことなのだそうだ。それ以前は、年の始めに餅を貰うことが子供たちにとって何よりの楽しみだったのだろうと想像すると、なんとも微笑ましい。
そして現代ではすっかり「子供が現金を手にできるイベント」となった"お年玉"。しかし「何歳までもらえるか」については各家庭でバラつきがあるようだ。
そこでNewsCafeでは「お年玉何才までもらった?」というアンケートを実施した。ランキングとともに寄せられた声をご紹介しよう。
※回答総数…954件
【1位】高校生まで(48.4%)
■大学の時はもうアルバイトしてたから。[男性/40代/その他]
■私は高校卒業まで。高卒後社会人になったら両親から妹へのお年玉をバトンタッチされ、妹が短大卒業までお年玉をやった。[女性/50代/主婦]
■俺以外の兄姉は20歳まで貰ってた。早く就職をしてしまったら損をするよ…。[男性/20代/公務員]
【2位】大学生まで(22.4%)
■うちの親戚中では学生のうちは貰えることになっている。有り難かった。[女性/40代/専門職]
■短大だからちょうど二十歳までかしら。多分ね、覚えてないから。[女性/30代/会社員]
■今でも貰えるなら欲しいけど、さすがにそういうわけにもいかない。[女性/20代/フリーター]
【3位】中学生まで(10.9%)
■高校生からはバイト出来たから[男性/30代その他]
■義務教育の年頃までもらった記憶が有った。[男性/30代/会社員]
■中卒で働いてたからそれからあげる立場です[女性/20代/主婦]
【4位】社会人になってももらっています(8.7%)
■親としては自分の子と孫にだけはいつまでもあげたい気持ちではないのでしょうか。[女性/20代/会社員]
■コレも親孝行だと、親の気持ち受け止めてます。感謝!![男性/50代/専門職]
■アラフォーの今だかつて親にもらってます!![女性/30代/フリーター]
【5位】小学生まで(3.1%)
■あまり記憶にない。[女性/30代/専門職]
■小学生の時に父が他界したら親戚中がくれなくなった。[女性/40代/会社員]
■あげてかわいいのは小学生までだったからと最近聞いた。[女性/40代/会社員]
そして、【もらったことがない(0.9%)】という結果に。
半数近くの票を集めての1位は「高校生まで」。高校卒業後に就職をする、もしくは大学へと進学してアルバイトが容易になった時点で"お年玉卒業"とみなす家庭が多いようだ。とはいえ2位には2割以上の得票で「大学生まで」がランクイン。アルバイトできるとはいえ学生のうちは勉学が本分、いただけるお年玉はありがたく頂戴していた、というコメントが多く寄せられた。
その他では「幼稚園まででした」という厳しい家や「親がすべて没収して親が使ってた」という世知辛い家も…。お金は簡単に手に入るものではない、という教育を幼少時から徹底していたのかもしれないが、子供としてはやはり寂しいものだったろう。
逆に「87歳のおばあちゃんから今日1万円貰った45歳です。私を高校生と思い込んでるようで…」など、年齢を問わず"かわいい子・孫"としての役割を担っているという人もいた。確かに、贈り物は贈る方にも喜びがある。それが両親や祖父母の心の張りになればいいのかもしれない。
[文・能井丸鴻]
《Newscafeアンケート》