カサカサ、ヒビ割れ、角質の硬化…冬は毎年"手荒れ"に悩まされる?
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非常に感染力が強く、特に冬季に流行しやすいこのウイルスは、牡蠣などの食品に潜んでいるだけでなく感染者の嘔吐物などから空気中にも放出される。さらに厄介なことにアルコールや加熱などの消毒方法に耐性が高いことでも知られており、シンプルながら最も有効な予防手段は"手洗い"だという。
冬こそ手洗いが大切である…そんなことは誰しも重々承知だろう。しかし、この寒い季節に悩まされるのは何も風邪やウイルスばかりではない。頻繁な手洗いで症状が悪化していく…そう、手荒れである。外出後の手洗いは欠かせないのに、その手洗いで手荒れが加速する…そんな悩みを抱える人も多いのではないだろうか。
そこでNewsCafeのアリナシコーナーでも「冬は手荒れがひどい?」という調査を実施した。結果とともにさまざまな意見をご紹介しよう。
【アリ…78.4%】
■今も手荒れの事で悩んでいました。早く治す方法ないかな。
■指先がパックリ割れて痛いよぉ!!
■カサカサして、大変だよ。クリームつけても全然ダメ。
■酷い時は割れて血だらけになります(泣)。
■爪の周り、バキバキ!
■指先は指紋がなくなり、ウロコ状態。更にあかぎれが次々と。
■ひび割れて痛いのと、手湿疹でかゆくなる。
■手荒れより踵のひび割れの方がひどい。
■昔はスーパーの袋も指濡らさず簡単に開いたのになぁ。
■手荒れしてる皆様、ご苦労様です。
【ナシ…21.6%】
■真冬でも手汗かいちゃってるから荒れない。
■なんでゴム手使わないか不思議。手放せない。
■食器洗いなどにお湯を使わないことが大事です。冷水の方が良い。
■何も変わりません。何も付けません。
■ゆうメイト時代と介護職時代は年中手荒れだったけど、今は平気。
■酷くなる前にクリーム塗りまくる。
■手荒れはないけど、霜焼けが酷い。
■年中。服飾関係の仕事だから。
■アレルギーで肌弱いので季節関係ない。
■クリーム塗る前にまずは化粧水付けると効果大! やってみて。
結果は【アリ派】が8割近くと大多数。【ナシ派】に投票した人も「年中だから。冬だけってわけじゃないからナシ」といった意見が少なくない。また"カサカサ"レベルではとどまらず"バキバキ"という表現や「流血してしまう」という声もあり、読んでいるだけで痛々しさに顔をしかめてしまうようなコメントが多数寄せられた。
通常、皮脂腺から分泌された皮脂と汗腺から分泌された水分が乳化してクリーム状となり、皮脂膜として手指の皮膚を保護している。日常生活において手荒れを防ぐには、この手の脂分を取りすぎないこと、機械的刺激を避けること…この2点しかないのだ。
そうはいっても、仕事によってはそのどちらも難しいのが現実である。「病院勤めで、何回も手を洗う。家に帰れば家事もあるし、冬場は辛い」「レジ係でお札を触るから手の脂がなくなり荒れる。割れる。痛い」など、水や紙、布に脂分を奪われるという声も多かった。
しかし【ナシ派】には「ハンドクリーム&手袋、一日でもサボるとアウト」「シアバター入りのハンドクリームがとても重宝してます」など、毎日のケアでなんとか荒れずに済んでいるという声も寄せられている。自分に合ったケア方法に巡り合えれば、状況が改善される可能性もあるはずだ。諦めず、いろいろと試してみるしかないだろう。
[文・能井丸鴻]
[写・A6U571N]
《NewsCafeアリナシ》