スイカの皮のボディースーツ
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「本当に暑さだけが車炎上の原因なのか?」という色々な意味での疑惑はさておき、車以上に被害が及ぶのは何よりも人間であろう。
日中ともに熱中症で倒れる人が続出しているこの事態に、中国国民は若干個性的なやり方で暑さから子供を守ろうとしている。
なんと、最近中国では子供に完食後のスイカの皮で作ったボディースーツを着せて猛暑から子供を守っている人が出てきたのだ。
このスイカのボディースーツは今、中国版ツイッター・Weiboで流行モノとして人気を博しており、テレビ番組でも取り上げられるほど話題となっている。
デザインは親がスイカの皮をカットしてデザインを決める。ビキニもよし、ツナギでもいい。ついには親たちがデザインを競って作っている状態になっている。
「ボディースーツが作れる分だけのスイカを食べるお金があれば他にできることがあるんじゃないか?」との疑問も、この人気にはかき消されてしまったようだ。
しかし、この流行に中国の皮膚科医は警鐘を鳴らしている。
「大分日が経ったスイカの皮を体に身に着けるなんて良くないですよ・・・。スイカの皮にアレルギーのある子だっているでしょ。幼児の敏感な肌には悪いですよ・・・」。
考えてみるまでもなく当たり前である。この猛暑の中、スイカの皮の傷み具合だってハンパなく進んでいるはずなのだ。
「お母さん、か、かゆい・・・」
「熱中症になったらどうすんの?我慢しなさい!」
こんな会話が街中で聞こえてきそうだ。
【執筆者:猫紫】
参照:The Telegraph
http://www.telegraph.co.uk/news/worldnews/asia/china/10235355/The-Chinese-craze-for-watermelon-kids.html
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