スペインで判決「女性は運転が・・・
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「なんでそんなにチンタラ走ってんだ!」
「なに?この車の停め方・・・」
これら「舌打ちもの」、結構な確率で女性ドライバーによるものが多い。
「ほれ、見てみ!また女だ!」「はい、やっぱり女」
イライラしながら車のドライバーを見ると、ハンドルをがっしり握って慌てた表情の女性が運転席に座っていたりするのだ。
世間では「女性は運転が下手」と噂されるが、それを女性の目の前で高らかに公言することはかなり勇気の要ることだ。
女性差別に厳しい昨今、場合によっては社会的にネチネチと抹殺される可能性だってあるのだ。
そんな女性差別発言自警団が世界各地で広がりを見せる中、スペインで驚きの判決が下されて話題になっている。
問題になったのはスペイン・サラゴサにある教習所だ。
2011年11月、この教習所が次のような免許取得料金プランを出した。
「18歳~22歳までの男性なら、665ユーロで免許がきちんと取れるまで必要な講習が受けられます」
「同じく18歳~22歳までの女性は850ユーロ!男性より5回分講習が多いプランとなっています」
女性だけ男性より5回分講習が多く付けられ、その分値段が高いのである。
これに対し、「は?これって女は運転が下手っていうステレオタイプな女性差別じゃない?」
と、とある消費者団体が問題視し始めたのだ。
そしてこの団体は「れっきとした女性差別」だとしてこの教習所に4000ユーロの罰金を要求してきたのだ。
女性を敵にまわしてしまったこの教習所。「うわー、やばいぞこれ」と男性が心配する中、教習所は毅然として法廷でこう言い放ったのだ。
「今までの経験上、やはり女性が運転を習得するのには時間がかかります。きちんと免許をとってもらうには男性より多く講習を受けてもらった方がベターなのです。なのでその分値段も高くなって当然です」と。
そして注目の判決は・・・。
ジャビエール・アルバール裁判官
「車の運転においては男性の方が器用である、ということは交通局の毎年のデータから見ても明らかである。よって教習所の提案するプログラムや料金は差別とは言えない」
女「は?なん・・・だと・・・?」
男「ほらー、裁判所もそう言ってんじゃんwww」
現在、女性人権団体がこの事案を憲法違反として憲法裁判所へ持ち上げようと躍起になっているようだ。
この判決に対し、ネット上では
「ようやく言ってくれたか。すっきりした」
「これが真実です」
「娘の運転に付き合ったことがあるけど、あれはもうちょっと時間かかるな」
「裁判官、グッドジョブ!」
など、男性陣から絶賛されているようである。
【執筆者:猫紫】
参照:The Telegraph
http://www.telegraph.co.uk/news/worldnews/europe/spain/10354225/Spain-judge-driving-schools-can-charge-women-learners-more.html
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