話題の"ジャンクフード税"7割が拒否反応
社会
ニュース
ちなみに対象となる高カロリー食品は100gあたり275kcal以上の食品で、税率は8%。ソフトドリンクでは1Lあたり1ペスト(約8円)が課される予定だといい、ペニャニエト大統領は「この法が食品業界に健康的商品の開発を促すきっかけとなる」としている。
NewsCafeのアリナシコーナーでも「日本でもジャンクフード税、アリだと思う?」という調査が実施されたようだ。結果とともにさまざまな意見をご紹介しよう。
【アリ…30%】
■生活習慣病による医療費高騰を押さえるのには良いかも。
■ジャンクフードで不健康。煙草もジャンクフードも増税でいい。成人病予防に。
■病気が減ります。
■ダイエットできそう。
■砂糖にも課税を。
■それでもなんだかんだ買うんだよな。
■あってもいいかな?
■むしろメタボ税。将来医療費(税金)かかるし予防してよ。
■食べない人には関係ないから、どうぞご自由に。
■ついでに「食品偽装」は、詐欺罪にして下さい。
【ナシ…70%】
■まずは宗教法人に課税しましょう。
■どう線引きするの?
■おいしい議員年金に高額の税をかけるほうが先!!
■金持ちが買うジャンルの物を課税対象にして!
■行政の体制が変わらない限りいくら税金を取っても変わらない。
■日本とアメリカの食文化を一緒にするなよ。
■逆に高級レストランにかければ? 車エビがバナメイエビかもだけど。
■小学生がお菓子買うために少ないお小遣いから出す場合も?
■だってたまにはバーガー類とか手軽に食べたいもん。
■もう税金の話はいいですわ…!!
結果は【ナシ派】7割と多数派ながら、寄せられたコメントの多くは"ジャンクフード税"云々以前に「これ以上の増税はナシ!」という、課税対象にかかわらない"税金への拒否反応"だった。消費増税が決定したばかりの時期に行われたアンケートだったため、この空気も致し方ないだろう。次いで多かったのは「宗教法人は?」「パチンコは?」など、この手の話題につきものの疑問や不満だ。これらを無視したまま、新たな税収についてなど語りたくもないといったところか。そもそもメキシコの税収は経済協力開発機構(OECD)加盟国中最低…生活水準を引き上げるために必要な、まさに最低限度の課税でもある。
一方、3割の【アリ派】からは「結果的に健康を害するものである点はタバコに近い。野菜や肉など一般の食品の税率を下げる前提でジャンクフードに課税するのもいいのでは」と冷静に分析する声が届いている。
[文・能井丸鴻]
《NewsCafeアリナシ》