見えなければツラくない!? 約半数が「電車で座ったら目を閉じる」
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しかしそんな日本人にも、否応なく他人と接近せざるを得ない場所がある。混み合う交通機関だ。総務省発表の「住宅・土地統計調査」によると、ごく一般的な2344万世帯の"家計主の通勤時間"は、「30分以上」が1057万世帯(45.1%)。「2時間以上」のケースも18万世帯(0.8%)ある。大都市圏の近隣県ではさらに平均通勤時間が伸びるというから、そのツラさは想像に難くない。
NewsCafeのアリナシコーナーでは「電車で座ったら目を閉じる?」という調査が実施されたらしい。結果とともにさまざまな意見をご紹介しよう。
【アリ…46.6%】
■結構つぶるかも。
■視線のやり場に困る。他人をジロジロ観察するのも失礼だし。
■少しだけでも寝たいから。
■眠らないけど目の休憩で閉じてます。
■乗り物酔いしやすいので。
■目を閉じて仕事の事とか考えている。
■揺られているとすぐ爆睡です。慢性疲労だから(泣)。
■満員電車では特に! 目の前の光景見たくないし…。
■立ってる人から座りたい視線が痛いから目つむる。
■そして時々、頭が痛いふりをする。
【ナシ…53.4%】
■人を見てしまう。
■いやいや今は、座ったら即携帯かスマホでしょ(笑)。
■外の景色を見てる。
■読書。
■酔う。
■そんな無防備な! ましてや寝るなんて…平和ボケ!?
■外出中は絶えず緊張してるのでありえない。
■めったに乗らんから、たまに乗ったらキョロキョロしてしまう(笑)
■何で目をつぶるの?
■はあ?何言ってんの?て思ったけど多いのね。そう言う人。
【ナシ派】優勢とはいえ、数字は拮抗している。【アリ派】に寄せられた"目を閉じる理由"は「眠るため・休憩するため」と「目のやり場に困る・周囲の人を見ないため」が半々…といったところ。つまりおよそ4人にひとりは「人が密集する場所ではせめて目を閉じて、パーソナルスペースに代替したい」と感じているようだ。あまりに混み合い、文庫本やスマートフォンを手にする余裕もないような時の逃げ道だろう。
なかには「電車の内装をいい加減変えてほしい」という意見もあった。吊り広告やテレビモニターなど、車内の"目のやり場"を増やす工夫がほしい…ということだろう。確かに"電車ならではの楽しい見物"があれば、満員電車の苦痛も多少は軽減しそうだ。
[文・能井丸鴻]
《NewsCafeアリナシ》