"ご近所付き合い"も今は昔…「近所の人に会いたくない」7割超
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いわゆる"ご近所トラブル"には、騒音やプライバシー侵害、恫喝抗議などさまざまな事例があるが、普段から近隣の人とコミュニケーションをとっておくことで避けられるケースもあるだろう。しかし、なかにはコミュニケーションを図ったがために取り返しのつかない惨事に発展したケースもあった。近年の例では、各種メディアに"現代の八つ墓村"とまで例えられた「山口連続殺人放火事件」を思い浮かべる。
「遠くの親戚より近くの他人」…遠く離れた親類よりも隣近所の人が力になってくれるということわざは、すでに時代錯誤なのだろうか。そこで今回は「近所の人にはできるだけ会いたくない…そんな気持ち、アリかナシか?」という調査が実施されたらしい。結果とともにさまざまな意見をご紹介しよう。
【アリ…73%】
■煩わしい。
■陰口大好きの人ばかり。
■詮索や干渉する人には、挨拶もしたくありません。
■やましい事はしてないけど気を使うから。喋る話題もないし。
■つかまったら長々と話をする人がいて、迷惑だし苦手。
■会ってもわからないけどね。隣人の顔も知らないからね。
■誰にでも挨拶するけど誰だかわからない。顔と名前が一致しない。
■コンビニとかゴミ捨ての時。スッピンでラフ過ぎる格好だと恥ずかしいから。
■田舎なので、異常な程の近所付き合い…。面倒…。
■誰にも会いたくない。極力避けます。
【ナシ…27%】
■だって会っちゃうし挨拶くらいは日頃から交わしてるし。
■何で? 対人恐怖症でも何でもないから誰に会っても平気。
■人は一人では生きていけない。
■普通に挨拶する程度なので何も問題無し。
■具合悪かったりで会いたくない時もあるけど、普段はそうでもない。
■何かあったら近くの、ご近所さんだよ!
■下町だとそうも言ってられん。イイ人が多くて助かる。
■ホントはアリなんだけど、農村地区だとイヤでも会うのでナシ。
■挨拶のみで終わる人と、雑談する人と、分かれる。
■自然に顔を会わせたら挨拶するのが当たり前。何も言わん大人多い。
結果は【アリ派】7割超と、かなりはっきりとした数字が出ている。ただし、【アリ派】のなかでも「できる限り会いたくない」人と「会えば挨拶くらいはするが会話まではしない、したくない」という人に分かれているようだ。それは【ナシ派】も同じで「積極的に会話する」人と「会話はしないが、挨拶くらいはするのでナシに投票」という人に分かれている。つまり「近所の人と積極的に会話し、付き合っている」という人は全体の1割程度…と考えてよさそうだ。
なかには「ゴミのことでバトルになったから。隣人の本性がわかった!!」「隣のバカ公務員は高給自慢し、近所中に嫌われてる(怒)」「放置の親が子供からまらせてきてうざい。こちらが世話するばかり」など、波乱含みのコメントも寄せられていた。まったく、隣人は選べないから難しい。
[文・能井丸鴻]
《NewsCafeアリナシ》