人間関係のコツは「演技力」? それとも「偽らないこと」?
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「ゴットマン率」とは、かいつまめば「"ポジティブな言葉"と"ネガティブな言葉"の数を比率化し、人間関係の破綻を予測する」法則だ。例えば「親と子供の関係」であれば、ポジティブな言葉とネガティブな言葉の比率は3対1。「上司と部下の関係」なら4対1、「夫婦や恋人の関係」であれば5対1、「友人関係」であれば8対1まで許される…といった具合である。
とはいえ、ここまで読んだ多くの人は「その比率じゃ間に合わない場合はどうするのか」と思うだろう。褒めることと小言の割合が、4対1ではとても収まらないような部下がついた場合…あなたならどうするだろうか。
もし「ネガティブを感じさせないように苦言を呈する」としたら、それには"演技力"が必要になる。NewsCafeのアリナシコーナーでは「人間関係のコツは演技力だと思う?」という調査が実施されたらしい。結果とともにさまざまな意見をご紹介しよう。
【アリ…53%】
■人間関係なんてしょせんそんなもの。
■接客とか営業には必要なことだと思う。
■個々に合わせて対応しているから、仕事中はすべて演技。
■演技と言うのか、自分のキャラは設定します。
■女子に役者がうようよいますね。
■本音と建前の使い分けもね。
■シカトやポーカーフェイスも演技に含まれるのならば。
■嬉しい気持ちを表すのが下手だから演技力があればと思う事も。
■分かってるけどできない(泣)。
■愛想笑いも演技だからね。
【ナシ…47%】
■違うと思う。相性や波長が合うかなんだよ、結局は。
■演技じゃなく、言葉ですよ。言い方ひとつでうまくいく。
■演技なんて言うヤツなぞとは関係持ちたかねぇわ。心だろ?
■小賢しい事をしないで直球勝負。
■ずっと演技は疲れる。
■うわぁぁぁ! その思考怖えぇ…。
■素と真心を見せる事。演技は見抜けるし見抜かれるよ。
■誠意だと思うけどなぁ。
■演技に気づいてる人からはまったく信用されないだろうね。
■演技ではない。我慢だ。
結果はわずかに【アリ派】優勢ながら、ほぼ二分という数字になっている。寄せられたコメントもきっぱり割れており、数多いアリナシテーマのなかでも面白い題材だと言えるだろう。【ナシ派】では「演技してる人となんて人間関係を保ちたくない」とまで言う人がいる一方、【アリ派】では「しょせん人生は演技」「接客・営業など業種によっては演技必須」という内容のコメントが多い。なかでも「子供はあるとき嘘泣きを覚える。大人はいつしか嘘笑いを覚える」というコメントは印象的だった。
だが"演技"という言葉も難しい。例えば「腸が煮え返っていても、相手が嫌な思いをしないであろう言葉を選び、笑顔で諭す」…これは"演技"になるのだろうか。その理由が「相手との関係を破綻させたくない」ためであった場合、気遣いと演技の境目はどこなのか。答えの出ない、一生のテーマなのかもしれない。
[文・能井丸鴻]
《NewsCafeアリナシ》
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