素朴で香ばしい「炒り大豆」だけど…人気はイマイチ!?
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しかし、豆まきにわざわざ"炒り大豆"を使うのには、きちんと理由がある。そもそも豆まきは、大豆の"穀霊力"で邪気払いをするのが目的で始まった習慣。生の豆を使って拾い忘れたものから芽が出てしまうと縁起が悪いため、発芽しないよう"炒り大豆"を使用するのだそうだ。また"炒る"というのは語呂合わせで"射る"に通じ、豆を炒るが「魔目を射る」の縁起担ぎにもなっている。
NewsCafeのアリナシコーナーでは「炒った大豆は好き?」という調査が実施されたらしい。結果とともにさまざまな意見をご紹介しよう。
【アリ…39.9%】
■香ばしい香りが好き!
■節分の豆、好きです。
■素朴な味で大好き。煮豆よりはるかにうまい。
■大好きで、子供の頃は歳より多く食べていた。
■腹持ちいいしたんぱく質豊富で文句なし。胸もでかくなるかも(笑)!
■納豆にはご飯だが、炒り大豆にはビールだな! うまいぞ(怒)!!
■豆は、何でも大好きです!
■大豆は何でもおいしい。
■なんとなくウマイ。
■節分の時しか見かけないのが残念。
【ナシ…60.1%】
■あんまり食べないけど、煮豆のほうが好きです。
■大豆を食べるなら納豆か豆腐の方がいい。
■他の大豆製品は好んで食すけど…。
■枝豆以外の豆類は苦手です!
■ハトポッポじゃあるまいし(笑)。ただ、豆類は健康には良い。
■豆系は苦手。ナッツなら食べられるけれど。
■昔食べたけどあんまりだった。
■後で腹がもたれる。中で水分吸って膨れてるんだろな。
■固くて…煮たほうがいいな。大豆は究極の健康食品!!
■節分豆が苦手。年の数食えと親に言われたが、20代から回避。
結果は【ナシ派】6割…節分としては少々寂しい数字になっている。最も多かったのは「大豆を食べるなら、他にもおいしい加工食品がたくさんあるから」という声だった。確かに、味噌・醤油に始まり、煮豆、豆腐、納豆、豆乳、おから、油揚げに厚揚げ、きなこまで…日本人の"大豆好き"は相当なものだ。わざわざ"炒り大豆"でなくても、と思う気持ちもわからなくはない。しかし、コレといった味付けもなく"香ばしさ"だけでポリポリ食べられ、おやつにも酒の肴にもなる炒り大豆の手軽さは魅力的だ。
また「節分の残りをバターでさらに炒って、青のりをまぶすとおいしい」など、炒り大豆のアレンジメニューを投稿してくれる人もいた。せっかくの縁起物…あまり好きではないという人も、年に一度くらいは味わってほしいところ。
[文・能井丸鴻]
《NewsCafeアリナシ》