春は"転校生"の季節…「ワクワクした」過半数
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また逆に、子供の新入学や新学期に合わせて親が生活環境を変えるケースも多いようだ。具体的には厚生労働省の「人口動態統計」を見れば一目瞭然、夫婦の離婚件数がずば抜けて多いのは今月…3月である。仕事が区切りやすいほか、名字の変更などに混乱が少ない時でもあるのだろう。
様々な事情で転校を余儀なくされる子供たちがいる一方、「転校生」を待ち受ける子供たちの間には、独特の空気が流れるもの。NewsCafeのアリナシコーナーでは「転校生が来たらワクワクした…アリかナシか?」という調査が実施されたらしい。結果とともにさまざまな意見をご紹介しよう。
【アリ…54.9%】
■男女問わず、何だか楽しみだったねぇ…。遠い昔の話。
■めったに転校生がこなかったから。
■隣のクラスに見に行ったな。
■かなり、はしゃぎます。速攻話しかけます。
■イケメンなら!
■新しい仲間が増えるのが嬉しかったなぁ。
■転校経験者ですが、クラス中の期待感がひしひしと伝わってきた。
■私も転校生で後からきた転校生が、ずっと好きだったな。
■そして、ガッカリした記憶。
■皆、いい奴だったよ。その日から仲良く遊んだ。
【ナシ…45.1%】
■マンガじゃないしワクワクまではしないな。どんな子かと興味は持ったが。
■ワクワクするよりも、仲良くできるかな、と思っていました。
■人見知りだったから、ちょっと苦手でした(苦笑)。
■「どんなやつなんだろう?」と警戒した。
■ワクワクはないが優しくしてあげないといけないと思ったもんだ。
■毎年、学級委員してたので面倒カモ。何かあれば声掛けなきゃダメだし。
■高校の時、女性教育実習生が来たときは、ワクドキしたね。
■留学生ならワクワクしたけど。
■アニメの見過ぎだろ? 美少女やイケメンが必ずくるはずもないし…。
■自分が転校生だった。友達と離れるから転校嫌だったな。
結果は【アリ派】過半数。「嬉しいからいっぱい話しかけた」「わざわざ別クラスに見に行った」「張り切って遊びに誘った」など、微笑ましいエピソードが数多く寄せられた。また"自分自身が転校を経験した"という人からのコメントも多く、なかには「自分が転校した時は"文武両道の秀才"と、まったく違う噂で苦労した」という声も…。
しかし一方の【ナシ派】も決して少なくはない。「無関心」「人見知りだから警戒した」などの意見はともかく「転校する側だったけど、さんざん転校して、何回も嫌な目にあった」というコメントには胸が痛んだ。
小中学生であれば、子供自身の希望や都合で転校するケースは稀だろう。これから転校生を迎える可能性がある学生諸氏は、ワクワクとまではいかなくとも、ぜひ大らかに接してほしいものである。
[文・能井丸鴻]
《NewsCafeアリナシ》