日テレ、「アニメ実写化」路線の正否 | NewsCafe

日テレ、「アニメ実写化」路線の正否

芸能 ニュース
7月から放送される連続ドラマ「デスノート」(日本テレビ系)のキャストを巡る、ファンの議論が止まないという。
「デスノートは2003年から『少年ジャンプ』(集英社)で3年間連載された人気マンガ『DEATH NOTE』(大場つぐみ・作、小畑健・画)が原作。名前を書かれた人間が死んでしまうノートを手にした主人公・夜神月(やがみライト)を、天才的な頭脳を持つL(エル)が追い詰めるというストーリーが幅広い人気になりました」とはスポーツ紙記者。
06年公開の映画版ではライトを藤原竜也(33)、ライバルのLを松山ケンイチ(30)が熱演し、前後編で興行収入28億円を記録、映画としてもヒットした。
「今回のドラマでは、主人公の夜神月は窪田正孝(26)に決定。Lは山崎賢人(20)が演じるのですが、それがネット上では早くも"ミスキャスト"とファンの大批判にさらされています」
人気作のリメークの場合、避けては通れないことではあるけれど…。で、どんな声が上がっているの?
「今回はキャスティングに加えて、ストーリーにも手が入れられていることが、さらにファンを激怒させています。ドラマ化にあたって変更される設定が最悪だと、厳しい意見が殺到しているんです」
どんな内容に変わる?
「映画のライトとLは『天才VS天才』の関係で描かれましたが、今回はライトが平凡な大学生に設定が変更されるんです。独特な雰囲気が漂うLの容姿も普通っぽくなってしまうようです。このため、ネット上では『なぜわざわざファンの夢をぶち壊してまでドラマ化するんだ!』と激怒する意見が大半でした」
制作サイドも新たな味付けをしたくなるのは分かるけど…。
「しかも映画の藤原と松山は演技も光っていたし、容姿まで完璧に原作に似せていました。特に松山はLのキャラになりきっていたし、原作通りチョコのドカ食いまでやり、ファンの評価は非常に高かった。このレベルを超えるのは、今回の俳優陣では無理でしょう」
なるほど、原作をいじったうえにキャラまでイメージとかけ離れてしまっては、ファンは怒るだけ…。
「しかも、日テレではもう1本、同じく7月スタートの実写ドラマ、松山ケンイチ主演の『ど根性ガエル』が控えています。こちらは1970年代に人気を博したマンガ、アニメで、長く愛されている作品ですが、ドラマでは登場人物たちの16年後の未来を描くオリジナルストーリーになるんです」
16年後を描くことに何の意味がある?
「意味なんかないですよ。脚本家や監督がただ単に自分の個性を出すために原作を潰すってことです。番組が大ヒットした場合、『自分が原作を変えたからヒットしたんだ』と自慢したいのでしょう」
そレハリスクがありそうだね。
「日テレは95年に『金田一少年の事件簿』(講談社)をKinKi Kids・堂本剛(36)主演でドラマ化し、大人気作になりました。さらに10年には嵐・大野智(34)主演『怪物くん』、翌年はKAT-TUN・亀梨和也(29)主演『妖怪人間ベム』と成功が続き、アニメの実写化に依存するようになっており、今回も高視聴率を計算していますが…」(先の記者)
日テレの過去の成功体験に、視聴者はどう反応するか。ドラマの内容共々、気になってきた。

《NewsCafe》

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