芥川賞作家・又吉直樹の「触れてほしくない話」 | NewsCafe

芥川賞作家・又吉直樹の「触れてほしくない話」

芸能 ニュース
お笑い界初の芥川賞作家となったお笑いコンビ「ピース」の又吉直樹(35)。
処女作「火花」は、16日の受賞決定を受けてさらに大増刷となり、累計部数は124万部を超えた。
「印税は単純計算でも約1億6000万円に上り、かなりのやっかみを受けそうですね」と語るのはお笑い番組の放送作家。
そもそも未だに、その受賞を疑問視する声も消えないと聞くが…。
「芥川賞は、純文学の新人に与えられるもの。歴代、話題性のある人物が受賞してきており、古くは版画家の故・池田満寿夫さんや、ミュージシャンの辻仁成(55)もそうですね。話題性を考えたら、又吉の受賞は妥当でしょう」
なるほど…。
「芥川賞と同時に発表される直木賞はエンターテインメント性のある作品に与えられるものですが、『火花』はお笑いが題材でありながら、純文学として認められました。人間の深層心理を的確に表現した純文学と認定されたということは、悪いことではありません」
文芸界の又吉の評価が、芸能界やお笑い界より高いのは分かったけど…。
「又吉のメーンはそれでも『お笑い』です。今後は、芥川賞作家なのに…と気軽に彼を笑えなくなる可能性も作ってしまった。単純に、諸手を挙げて喜べる話ではないような気がします」
又吉の相方・綾部祐二(37)は、タレントで元二子山部屋の女将さん・藤田紀子(67)と浮名を流すほど破天荒なキャラだが、又吉は綾部とは違うナイーブな性格でも知られている。
「後輩芸人2人と同居していて、その芸人以外にもよく後輩を連れて飲みに行く。ただ、彼らにダメ出しや先輩風を吹かせるわけでなく、話や愚痴を聞く側なんです。自分から自分のことを話すのが苦手らしいんですね」
へぇ~。
「芥川賞を取る前、『火花』がベストセラーになった際のインタビューでは、好きな女性のタイプなどといった質問にはダンマリを決め込んだり、その挙句、何も言わず中座したこともあったそう」
確かに繊細だ。
「事務所にかなりの利益をもたらしたとはいえ、お笑い芸人なんですから、こういった態度は本来は許されない。事務所もさすがに注意をしたそうですが、今回の受賞で、それが助長されそうです」
どうして、そんな態度をとってきたの?
「『火花』を書き終えた後、それまで交際していた女性と別れたんです。その彼女には唯一心を開いていたというか、愚痴やストレスで当たったりもしていたらしい。それにさすがに耐えられなくなった彼女側から、別れを切り出された、と。本人はかなり傷ついたようで、インタビューにも答えることができなかったのかも…」(先の作家)
本人はその"破局"を否定しているが、自分の心の傷を軽くするためにも、受章後第一作は自身の恋愛を題材にしてみては?

《NewsCafe》

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