【ウラ芸能】三田寛子、オフなき女将さん業
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記者「夫の歌舞伎俳優、中村橋之助(50)が来年、八代目中村芝翫(しかん)を襲名し、同時に長男の中村国生=くにお=(19)が四代目橋之助に、そして次男、三男それぞれも新たな襲名があるという…」
デスク「三田って、小泉今日子(49)、中森明菜(50)ら昭和40-41年生まれのアイドル大当たりの世代なんだよね。1982年のデビューでオイラたちの世代は何人もアイドルの名前を指折り数えられる」
記者「生まれる前の話なんで分かりませんが、三田は『アイドル上がりのくせに…』みたいな見方を長くされていたようですね」
デスク「三田は京都出身だけど、実家の父親はタクシー運転手、本人は16歳で『駈けてきた処女(おとめ)』で歌手デビューしたけど、高校時代は芸能活動と併行してたし、歌舞伎界のことなんてまったく知らなかったからな。相当結婚は心配されたよ」
記者「しかし、3人の男児を産み、それぞれを役者に育て上げたという点ではあっぱれですね」
デスク「そう、男子のみが期待される梨園では勝ち組ってわけさ」
記者「なるほど…」
デスク「アイドル時代の三田って、ちょっと鈍重なイメージがあったんだけど、実際は頭の回転もよくて、歌舞伎役者の女房としては優れた存在だったんだろ」
記者「本人は1991年の結婚以来24年間、オフがない、と話しています。女将さん業は、姑にびっちり歌舞伎の基本から各種のマナー、経理的なことまで教わったそうです」
デスク「東京・歌舞伎座に行くと分かるけど、女将さんたちが立ち働いている姿を目にするよ」
記者「当初は『ひっそりと陰で夫を支える』というイメージを持っていたのが、逆にひいき筋へのあいさつなども欠かせず、歌舞伎役者の妻は裏方ではつとまらない、と思ったそうです」
デスク「夫と息子の襲名披露公演は来年秋だけど、それまでにいろいろ三田も露出して盛り上げないといけないもんな。その点で、元アイドル妻の存在は大きい」
記者「橋之助の場合、兄の福助(55)が女形の大名跡である中村歌右衛門の襲名が決まっておりながら、病気療養中という事情もあり、自分が家を支える必要が出ています」
デスク「歌舞伎俳優でも、そうしたしがらみのない片岡愛之助(43)と結婚しそうな女優、藤原紀香(44)なんかは三田の真似は無理だろうね」
記者「同感です」
《NewsCafeゲイノウ》