歌手のトシちゃんこと、田原俊彦(54)のウワサが聞こえてきた。 「長女・綾乃美花(21)の芸能界復帰で、妙な盛り上がりをみせています」とはスポーツ紙デスク。 美花は2011年、東京・原宿でスカウトされたことを機に芸能界入りし、同年のミスマガジンで準グランプリを獲得。父親が田原だということを公表しなかったことが逆に注目を集めたタレントだ。で、「復帰」って、活動休止状態だったの? 「学業優先を理由に活動休止。そして芸名を、昨年暮れから本名の田原可南子にして再スタートしました」 学業優先は立派だが、疑問が湧く。当初は田原に関する質問が出ると、マスクを取り出してノーコメント状態になるパフォーマンスが定番化しつつあったのに、今になって本名で再デビューとは、どういう魂胆なのか。 「まず、学業優先というのは大学のこと。芸能界デビュー当時は高校生で、グラビアや女優業、歌手活動に挑戦していましたが、大学に進学して通い始めてから学ぶことの重要性を知り、学業優先。今春の卒業が確定となったことを機に、心機一転した、と。大学は早慶とかのレベルではなく、芸能人の子弟も多い玉川学園に下から行っており、そこなんですけどね…」 それでも、卒業できるほどちゃんと学業優先したのはえらいじゃないの。にしても、心機一転とは使い勝手がいい言葉だ。 「そのあたりは昨年12月に開設した公式ブログで心境の変化を明かしています。『大学卒業後の新しい自分の始まりのために、自分らしくいられる本名で、気持ちと気合を入れ直して頑張ろう!』というタイミングなんだそうです」 気合の入れ直しは分かるが、だからといって親の七光りを避けて旧芸名で芸能界入りした意味が結局はなくなり、宣伝がらみの計算ずくと見られても仕方ないのでは? 「ごもっともで、可南子のブログには探りのアクセスが殺到。いきなりブログ総合ランキングの首位になるという注目ぶりです」 どれどれ、ブログをのぞいてみると、ジャニーズ・Kis-My-Ft2の藤ヶ谷太輔(28)と窪田正孝(27)共演の1月クールのドラマ「MARS~ただ、君を愛してる」(日本テレビ系)に出演することをピーアール。共演者との記念写真をアップするなど、宣伝にひっかかった気分だ。 「ここにきて注視されているのがトシちゃんの方です。1994年にジャニーズ事務所を独立して以来、長くジャニーズタレントとの共演がNGでしたが、娘がいきなり現役ジャニーズと共演。娘を介して共演解禁か!?と妙に盛り上がっています」(先のデスク) なるほど、2016年は逆七光りで、トシちゃんとジャニーズ共演が実現する記念年になる!?
