女子大生、上原さくらの「売り方」

3年前に大手芸能プロ・ホリプロを退社後、事実上引退状態にあった女優、上原さくら(39)が思わぬ形で「復活」した。
「過去に2度の離婚劇があり、2度目には慰謝料5億円を求めていたもの、その間に自分の不倫が発覚して慰謝料ゼロになった…などと、スキャンダルまみれの女優でしたが、何を狙って復活しようとしているのか、今一つ判然としません」とはスポーツ紙デスク。
上原は2003年に当時アパレルメーカー経営でファッションプロデューサーの遠藤憲昭氏(44)と結婚。結婚発表直後に妊娠していた子供を流産するなどの悲劇に見舞われた。
「その後、遠藤氏がカメラマンに暴行して逮捕されたり、上原自身も無免許運転のスピード違反で摘発されたり…とご難続きの末に離婚。そして、建設現場の足場を作る企業の社長である青山光司氏(43)と2011年に再婚したものの、この結婚も2年で終わり、離婚騒動中に上原が『夫を殺したい…』などと話した録音の存在が暴露されるなどイメージは地に落ちました。ちなみに、その青山氏は昨年3月に女優、観月ありさ(39)と再婚しています」
…で、今の上原は?
「昨年、大学に入って今は20歳近く年の離れた学生たちと勉強しているそうです」
なんでまた、大学に?
「一部女性誌で告白していますが、大学に行かなかったことがコンプレックスで『あの後悔を成仏させたい』の思いで、大学受験したそうです」
とはいえ、勉強から遠ざかっていて、そんなに簡単なことでもないだろう。
「本人は『勉強をする習慣がなく…教科書を前に3時間何もしなかったこともあったけれど、志望校に特化した対策を3カ月詰め込んで…』合格したそうです」
で、肝心の進学先は?
「女性誌でペラペラしゃべっておりながら、大学名を出していないのですが、東海大学文学部英語文化コミュニケーション学科で英語を学んでいます。昨年12月に東海大学内で行われた英語スピーチコンテストに上原が出て、見事入賞しており、それが東海大のHPでも公開されています」
確かに一発合格は立派。でも、東海大って有名大学だけど、失礼ながら難関校とは言い難い。
「まあ、上原の通う学科の偏差値は50ちょっとの中堅レベルでしょうか。ブランクがあった割には大したもんだとも思います」
で、今後の上原はどうなる?
「本人は文化人タレントを目指すそうですよ。実はホリプロ時代にもその方面を模索したのですが、当時は2度の離婚スキャンダルのイメージも強く、勉強して大学に入るという発想もなかったようですね。今回、あと3年弱辛抱すれば、大学卒業の肩書を得られるし、英語の勉強に本腰を入れ、留学でもすれば、仕事の幅は広がる可能性はあります」
過去にブランド好き、セレブ好きで問題を起こしてきた上原、地味な生活を続けられるだろうか。
「四十路を前に、自分の商品価値を分かったうえでの進路決定ですからね。地道にやれば活路は開ける…と言っておきます」(先のデスク)
芸能、スポーツ、政界…と失敗したらとことん叩かれる今の時代だが、上原もそこから復活する好例になれることを祈りたい。