カズレーザー、論気を呼ぶインテリの素性
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デスク「確か…男女2人のコンビだよね。女の方の安藤なつ(35)は、その巨体を生かして、NHKBSのドラマで消しゴム版画家の故・ナンシー関さんを演じて注目されたのは覚えてるけど…」
記者「カズレーザーは全身真っ赤な衣装を着て、髪を金髪にした特異なビジュアルで目立っていますが、ボケ担当でネタを考えているほうです」
デスク「それだけならどうってこともない芸人だろうよ」
記者「実は、そのカズレーザーが芸人の中でインテリ派に分類され、京都大出身のロザン・宇治原史規(40)をクイズ番組で打ち負かすなど注目されているんです」
デスク「宇治原って、芸は面白くないけど、クイズに関しては芸人トップ。さすが京大出だって彼のよりどころだろ。そのカズレーザーも京大なの?」
記者「京大ではなく、関西の名門・同志社大商学部出身なんです」
デスク「それなりに芸能界にもいるよね。レイザーラモンHG(40)や清水圭(54)がやっぱり同志社商学部出身だ」
記者「問題になっているのが、同志社卒が“高学歴”かどうかという点なんです」
デスク「ああ…高学歴芸人特集とかよくあるよね。東大、京大なら文句なし! あとは早慶とか他の国立大卒ならそうくくられるのが普通だな」
記者「そう。関関同立と言われる関西の難関私大ではありますが、同志社を高学歴と言ってしまうのはいかがなものか…と。中には『笑わせるな』との厳しい意見もありますよ」
デスク「う～ん…。早慶だって、東大落ちて入っているのから、私立文系3教科だけやって、偏差値の低い学部に入って鼻高々っていうのもいる。早慶も学力差は大きいぞ」
記者「最近は、早稲田を圧倒する存在の慶応出だと高学歴と言われやすいのか、オリエンタルラジオの中田敦彦(33)やふかわりょう(41)なんかもそう見られています」
デスク「うん、その場合は、大学よりも出身高校までさかのぼって学歴を論じたほうがいいね。オリラジの中田は東大に毎年何十人も合格する東京の国立・学芸大附属高卒だ。ふかわのほうは、進学校ではあるけど、東大合格者なんて滅多に出ない国学院高出身だもん。ふかわについてはエセ高学歴と言っていいな」
記者「なるほど…」
デスク「で、カズレーザーの出身高校はどこなの?」
記者「埼玉県立熊谷高校だそうです」
デスク「ああ、埼玉県北部の名門で、国公立に結構合格者は出すけど、毎年東大合格が出るほどの学校でもないな」
記者「…というと、高学歴には微妙な立ち位置、ですかね?」
デスク「ま、芸人は目立ってなんぼ、話題になってなんぼだから、そんなことででも論議を呼ぶのは悪い話ではないと言っておくよ」
記者「やはり、芸人には学歴より芸だと言っておきたいです…」
《NewsCafeゲイノウ》
