明石家さんま、長寿番組が終わるワケ | NewsCafe

明石家さんま、長寿番組が終わるワケ

芸能 ニュース
先日、明石家さんま(61)が大阪・毎日放送のラジオ番組「ヤングタウン土曜日」に出演。1985年4月にスタートし、31年半続いたた長寿番組「さんまのまんま」(フジテレビ系)が9月24日に終了することに初めて触れた。

 「さんまは『ぶっちゃけた話をしますと、もう制作費が出ないんですね。俺、ギャラが高いねんな。頑張って下げたりもしたんですけど、もう下げ切れずという感じですね』と裏事情を明かしました」と言うのはテレビ誌デスク。

 なかなか言えないことを言ったもんだ…。
 「続けて『俺はギャラなしでしゃべってもええねんけども、他とのバランスを考えるとそういうわけにいかない』と言いました。ノーギャラにでもしたら、『さんまがギャラをもらっていないんだから』と所属事務所の吉本は若手芸人のギャラを値切る可能性があると考えたそうです」

 やはり、これから売れっ子芸人は冬の時代が来るのかな?
 「そうでしょう。今後も破格のギャラは出せないから、大物芸人ほどリストラされます。広告収入も集まらず、今後のテレビ界は間違いなく斜陽産業です。しかし、その原因を作ったのはさんまを含めたお笑い芸人たちでもあるわけで…」

 なぜ、お笑い芸人がテレビをダメにした?
 「質の低い笑いを提供し、視聴者に嫌悪感を抱かせたからです。だいたい、テレビ局とお笑い芸人が組んで何をやったかといえば、『ほら、俺たちはこんなにバカだよ。あなたたちよりずっとバカ』と見せつけて、視聴者に優越感を与えました」

 なるほど、そうやって視聴者をいい気分にさせてきたわけだ。
 「だから、芸人たちは非常識で無知なことを恥ずかしいとも思わず、開き直って見せていました。ところが『視聴者はバカだから』という前提に番組が作られていることに誰もが気づき始めたんです」

 気づけばどうなる?
 「さんまを含め、お笑い芸人を面白いとは感じなくなります。芸人と呼ばれながら芸はなく、仕切りやトークが少しうまいだけではいずれ飽きられるでしょう」(先のデスク)
 さんまの長寿番組が終わるのは、テレビ局の経営不振以外にお笑い芸人の終焉を意味するのか…。

《NewsCafeゲイノウ》

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