北野武、弟子にバラされたまずいコト
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記者「フランスの最高勲章レジオン・ドヌールを受けることになりますが、今回は前回より等級が上がり、全5等級あるうちの上から4番目のオフィシェになります」
デスク「よくわかんないけど、ああいうのって王族や国家元首、政治家が上のほうで、民間人だと最上なんだろ?」
記者「そうですよ。日本の映画監督では1984年に黒澤明監督が今回と同じ等級のオフィシェを受けています」
デスク「ま、それは結構なことなんだが、たけしの弟子で元衆院議員のタレント、東国原英夫(59)がとんでもないことをバクロしちゃったね」
記者「今回の勲章の話を聞いた東国原は『日本の(勲章)はもらわないのか』と本人に聞いたら、たけしが『紫綬褒章の話を断った』と言ったそうですね」
デスク「うん。オイラ、それ聞いてすぐに、ノーベル文学賞を1994年に受けながら、日本の文化勲章を拒否した作家の大江健三郎(81)のことを思い出したぞ」
記者「ノーベル賞受賞者は自動的に文化勲章の対象になるものの、天皇制を批判する大江の場合はそれを受けなかったんですよね」
デスク「だから、たけしも反天皇なのかって…」
記者「誰しもそう思うところですが、たけしが東国原にした説明では『紫綬褒章ではカネくれねーからだ』なんだとか」
デスク「えっ? フランスの勲章もらったって出るカネなんてわずかだろうに…」
記者「東国原によると、紫綬褒章を断った文化人は、たけしくらいなんだとか」
デスク「天皇陛下からもらえるものを拒否した…なんていう話に持っていったら、右翼が騒ぐぞ!」
記者「いやいや、そんな時代じゃないでしょうよ」
デスク「まあね。でも、たけしの反骨ぶりというか、体制に取り込まれないようにするっていうポーズなのかね」
記者「どうでしょうかね。大江もレジオン・ドヌールをたけしより上の等級で受けていますが、何か西洋のものはもらっても日本のを拒否するって、イヤな感じもしますよ」
デスク「たけしの口からこの件でコメントが出ないままなら、東国原は本当にシャレにならないことを公言したことになるな」
記者「同感です」
《NewsCafeゲイノウ》