齋藤飛鳥、坂口健太郎らの“感涙”にツッコミ「誰が止めるんですか」<サイド バイ サイド 隣にいる人>
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モデルプレス/ent/movie
齋藤飛鳥が号泣 悩み打ち明ける
◆坂口健太郎「お客さんに投げかけているような作品」
『サイド バイ サイド』=隣同士で/一緒にという題名を冠された本作は、リアルとファンタジーが混在する「マジックリアリズム」が息づく物語。『世界の中心で、愛をさけぶ』(2004)をはじめ、行定勲と数々の作品を作り出してきた伊藤ちひろがオリジナル脚本を書き下ろし、監督も務めた。
不思議な力を持ち、傷ついた人を癒す青年・未山を演じた坂口は、「この作品は1回観終わった後に、“すごくすっきり爽快ですごく面白かったね”というジャンルの作品ではないんです」と作品を分析。
続けて、「今って言語化していろんなものが伝わる作品ってすごく多いと思うんですけど、今回の作品はあえてそういう部分を減らしてお客さんに投げかけているような作品でもあると思う」とした上で、「お客さんが受け取ってくださった時に、観ていただいた方たちの中でどんなものが生まれるんだろうなとすごく楽しみでもあるし、この作品を受け取ってもらえてそこで思ってもらえた感想って全部が正しいとも思う」と語った。
◆齋藤飛鳥、坂口健太郎らの“感涙”にツッコミ
舞台挨拶の後半で、撮影現場を振り返った齋藤が「体験できてよかった」と話した場面では、市川が「映画(の経験が)少ないって(齋藤が)言ってたから、途中(坂口と)2人で『飛鳥ちゃんにこの映画が良い経験になってほしいね』って言っていたから、良かった」としみじみ。
坂口も「『嫌になんないでほしいな』ってね」と応じ、市川と2人で手で顔を押さえて感涙したかのような芝居をすると、齋藤は「誰が止めるんですか、これ(笑)」と笑っていた。(modelpress編集部)
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