伊藤沙莉、ゴールデン帯ドラマ初主演決定 共演に織田裕二&Sexy Zone中島健人<シッコウ!!~犬と私と執行官~>
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◆伊藤沙莉主演「シッコウ!!~犬と私と執行官~」
今回描く「執行官」という職業は、国家公務員なのに、情け容赦なく、強制執行によって財産、金品、不動産などを差し押さえたり、没収したりする仕事である。
とある事情から「執行官」の世界に飛び込んだ主人公は、「“犬担当”の執行補助者」としてさまざまな事件や人々に関わっていく中で、その人たちの人生の“リスタート”を目撃していくことになる。普通に生活しているとあまり馴染みのない「執行官」という題材。今作では、それを個性豊かなキャラクターたちと軽妙なテンポのセリフの応酬により、明るく誰もが楽しめる「ポップなお仕事ドラマ」としてお届けする。
これまでドラマや映画で描かれてきたことはほとんどなく、メインの題材として扱われるのは今作が初となる「執行官」。彼らがいったいどんな人々で、日々どんな業務に励んでいるのかが描かれる。
◆伊藤沙莉、ゴールデン帯ドラマ初主演に抜擢
今作の主演、伊藤が演じるのは、ひょんなことから「執行補助者」となる女性・吉野ひかり(よしの・ひかり)。大らかで明るく、親しみやすい性格のひかりは、それまで勤めていた信用組合を辞め、一念発起して上京。憧れだったペット関連の仕事に就くことに。しかしその会社はある日「執行」をうけ、倒産してしまう。突然職を失ったひかりだったが、その「執行」を行った張本人である「執行官」の小原樹から“ある能力”を買われ、「執行補助者」として新たな道を歩み始めることに。その“ある能力”とは「犬にものすごく好かれる」こと。犬だけは大の苦手だという小原はひかりの能力に目をつけ、2人は誰も想像し得なかった凸凹バディを結成する。
確かな演技力と自然体なキャラクターで、近年、若手女優No.1の呼び声も高い伊藤。2023年には橋田賞の新人賞も受賞、2024年前期放送予定のNHK連続テレビ小説『虎に翼』での主演や舞台化される『パラサイト』など、話題作への出演も続々決定している。そんな伊藤が、今作でゴールデン帯連続ドラマ初主演。テレビ朝日での連ドラにも初主演となる伊藤が、「執行補助者」というキャラクターをどのように演じるのか注目である。
◆織田裕二&中島健人、出演決定
伊藤演じるひかりを「執行補助者」の道へと導く「執行官」、小原樹(おばら・いつき)を演じるのは、テレ朝のドラマ初出演となる織田。これまで数々のドラマ、映画に出演し、各時代を代表するキャラクターを生み出してきた織田。その唯一無二にして圧倒的な存在感は、多くの視聴者を虜にしてきた。「執行官」という、どこか聞きなじみのない職業に従事する小原という人物に息を吹き込む。差し押さえ、没収、明け渡しなど、執行される側からすると、悪役にも見えてしまいそうな小原という男を、織田はどのように演じるのか。そして「犬が大の苦手」という独特のアイデンティティーを持つ小原が、犬好きゆえに選んだ「執行補助者」ひかりとどんな凸凹っぷりを見せるのか。
織田演じる小原たちが籍を置く執行官室の頼れる事務員・栗橋祐介(くりはし・ゆうすけ)を演じるのは、中島。「ケンティー」の愛称で親しまれる中島が、今作ではセクシーを封印。黒縁メガネにベストにアームカバーという伝統の事務員スタイルで、「執行官」たちの業務をサポートする。米・アカデミー賞では流暢な英語で海外スターたちへのインタビューも敢行、2024年には世界同時配信も予定されている大型国際ドラマへの出演も決定している中島。ますますグローバルな活躍が期待される中島が、2014年の『黒服物語』以来、9年ぶりにテレ朝ドラマに帰ってくる。これまでにも何度か共演経験のある伊藤、そして初共演となる織田とどのような化学反応を見せるのか、期待が高まる。
そして今作の脚本を手掛けるのは、脚本家の大森美香。2021年の大河ドラマ『青天を衝け』の執筆も記憶に新しい大森が、「執行官」を題材に新たなキャラクターを生み出す。『カバチタレ!』や『あさが来た』、『未解決の女 警視庁文書捜査官』など、お仕事モノには定評のある大森。大森の脚本ならではの、生き生きとした人間模様と軽妙な会話劇で、この夏また1つ新たなお仕事ドラマの金字塔を打ち立てることになる。(modelpress編集部)
◆登場人物
・吉野ひかり(よしの・ひかり)…伊藤沙莉
地元の信用組合で事務員として真面目に働いていたが、一世一代の決意のもと退職。かねてから憧れだったペットの職に就こうと通信講座で学び、都心にあるペットサロンに就職するも、とあるきっかけで執行官・小原に出会い…!?その後、保護動物カフェでアルバイト(ほぼボランティア)をしていたが、この小原との出会いにより人生が一変することに…!?女手一つで育ててくれた母を手伝い子供のころから家事をしているため、生活能力がある。おおらかで明るく親しみやすいが、出て行った父の影響かリアリストな一面も。なぜか幼い頃から犬にものすごく好かれる。
・栗橋祐介(くりはし・ゆうすけ)…中島健人
執行官室で働く頼れる事務員。銀行で働いていたが、今は弁護士になりたいと願い、執行官室の事務員として働きながら法律を学んでいる。執行官が集まる執行官室で、執行事件を執行官たちに分配するのが大事な仕事。それのみならず、電話応対から、経理事務まで全てをこなし、おじさまたちに頼られている。平均年齢の高いおじさまパラダイスである執行官室の中では、爽やかなオアシス的存在。本人もおじさまたちに囲まれているとホッとする。が、ひかりに対しては、思いがけない感情を抱きはじめ…?
・小原樹(おばら・いつき)…織田裕二
裁判所に所属する執行官。元裁判所書記官で、執行官に転職して1年目。普通の会社であればベテランと言われる年齢でも、ベテランのみが採用される執行官の世界ではまだまだ若手の存在。仕事は有能で一見クールにも見えるが、情に厚く、ロマンチストな一面も。執行官としての正義感と現実のはざまで悩むこともしばしば。いつも同じ緑のコート、革のカバンを持っていて、身なりはあまり気にしない。バツイチで今は女っけなし。とにかく犬だけは大の苦手。
◆伊藤沙莉コメント
このドラマの企画書をいただいた時に、私は初めて“執行官”という職業を知りました。きっとそういう“初めて”という方はたくさんいらっしゃるのではないかと思うので、そこに焦点を当ててドラマを作るというのはとても新しいですし、“執行官”がどういうお仕事なのかということを知りつつ、そこにまつわるドラマが展開していくのはとても面白いと思いました。織田裕二さんは、私にとっては「テレビで見ていた方」だったので、「スター感」を抱いていて、お会いするまではすごい緊張していたんです。「怒られたらどうしよう…」なんて思っていましたが、本読みの日に初めてお会いして、全てが覆りました(笑)!こんなに気さくでライトに話してくださる方なんだ!って一気に緊張が解けて、現場に入るのが楽しみになりました。このドラマには犬がたくさん出てきますが、みんな本当にお芝居が上手。織田さんが演じる小原さんは「犬が怖い」という役ですが、そんな織田さんのお芝居とそれに対する犬たちの化学反応みたいなのも素晴らしいことになっていて、織田さんと犬が共鳴し合っている様子が面白いなと思いながらいつも見ているんです。“執行官”という聞きなじみのない職業で法律に関するドラマ、と聞くとちょっと堅く感じられる方も多いかもしれませんが、すごく楽しく描かれていますし、どの登場人物もキャラが濃い!見ていて全く飽きないドラマだと思いますので、ヒューマン的な部分、ラブの部分なども含めて楽しんでいただけたらと思います。
◆中島健人コメント
“執行官”と聞いた時は、まず「なんぞや」と思いました。“執行”という言葉に聞きなじみはありませんでしたが、切れ味があってかっこよさそうなので、そこに織田裕二さんのお名前がキャスティングされているのを見て、「どういう役かはわからないけど、きっと合うだろうな」と確信しました。と同時に、僕と(伊藤)沙莉はどういうポジションなんだろう、と悩みました(笑)。僕も織田さんと言えば、「青島刑事(『踊る大捜査線』)」のイメージでしたし、これまでに本当にたくさんの作品を拝見してきていたので、「え、その織田さんとこれから一緒にお芝居をするの…?」という不思議な気持ちでした。ちょうどドラマの撮影開始がSexy Zoneのドーム公演を控えていた時期で緊張していたんですけど、正直織田さんとの共演のほうがある意味、緊張しちゃったりしていて…(笑)。2つの緊張が隣り合わせだったあの時期は忘れられないです。現場では、役者としての大切なことだったり、お芝居に関してのアドバイスだったり、いろんなお話をしてくださって…撮影中ずっとドキドキしていました(笑)!これまでドラマ・映画などで取り扱ったことのない“執行官”というものを題材にした新しい作品です。法律的なこともそうですが、いろんな形の“愛”、人と人との繋がりを、執行官を通して知ることができますので、ぜひこの夏を楽しみにしていただけたらと思います。
◆織田裕二コメント
“執行官”って簡単に言ってしまうと、「裁判で判決が下っているのに、お金を払ってもらえない、退去してもらえない、など進行しない事柄に対して執行をする」、いわば司法の「最後の砦」なんですよね。なのに、国家公務員なのにも関わらず、出来高制なんです。「そんな国家公務員いるの!?」と正直驚きました。(伊藤)沙莉ちゃんとも中島(健人)くんとも今回が初共演でした。沙莉ちゃんはいろいろな作品に出ているのを見て上手だなあと思っていましたが、実際にお会いしたらとても可愛らしい方。中島くんはこれからますます楽しみな俳優さんだなと思いました。タイトルにもある通り、このドラマには犬がたくさん出てくるのですが、どの子たちもすごくいい子でちゃんとお芝居をしているんです。思わず切なくなってしまったようなシーンも多々ありました。ストーリーは毎話完結に近いですし、多彩なゲストもいらっしゃるので、皆さん、どうぞお見逃しなく!
◆脚本・大森美香コメント
一昨年、幕末期からの日本を描く大河ドラマの脚本を書かせていただいた後、猛烈に今の日本を知りたくなり「次に描くなら令和の今を切り取れるような作品を!」と願ってプロデューサーさんたちと色んな職業を捜していた中で知ったのが“執行官”というお仕事です。裁判所職員でありながら常に現場に立ち、現状に行き詰まり動けなくなっている人々と向き合う“執行官”。その“執行官”という職業に法律や裁判所とは無縁だった犬好きの主人公・ひかりさんが出合います。戦争や紛争が続き、日常的にミサイルが飛んできたりと油断ならない昨今ですが、ご覧いただく皆さんに「明日も一歩踏み出そう」と思っていただけるパワーやワクワクを少しでもお届けできればと心から願っています。伊藤沙莉さん、中島健人さん、織田裕二さん(お三方ともご一緒するのは初めて!)をはじめとして、キャスト&スタッフ一丸となって制作しております。どうぞご期待ください!
【Not Sponsored 記事】
《モデルプレス》