東山紀之「特捜9」最終話にゲスト出演 井ノ原快彦から“水9”バトンタッチ
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◆東山紀之、井ノ原快彦主演「特捜9」にゲスト出演
2015年にスタートして以来、東山演じる主人公・天樹悠を中心に、深い人間模様とサスペンスフルなドラマが共存する人気刑事ドラマシリーズとして走り続ける「刑事7人」。一方、2006年に「警視庁捜査ー課9係」から始まり、2018年から浅輪直樹に扮する井ノ原主演のシリーズとして、関連ワードが毎週トレンドランキング上位を席巻するほど反響を呼んでいる「特捜9」。
ともに“水9”の刑事ドラマ枠でなくてはならない存在となっている作品だが、この度、東山と井ノ原によるバトンタッチセレモニーが行われた。そして31日放送の「特捜9 season6』最終話に、新専従捜査班の天樹刑事が登場。特捜班の浅輪刑事と夢のコラボ・共演をはたす。
◆井ノ原快彦から東山紀之へ、“水9”バトンタッチ
バトンタッチセレモニーは2019年以来となる東山と井ノ原。そして、ドラマでは今回が初共演。この日は、「特捜9」での共演シーンが撮影された直後のセレモニーとなったが、普段からメールなどでやりとりをし、井ノ原が東山の家にお邪魔するほどの仲だけに、盛り上がる。ドラマ初共演に関して、井ノ原は「肩をポンっと叩いていただくシーンだったのですが、その瞬間に『あ、初めてだ』と改めて感動しました」と感慨深げ。東山も「井ノ原とは、割としょっちゅう連絡も取り合っていますし、家にも遊び来てくれていろいろと話す仲ですので、そのあたりの違和感はなかったです」と、すんなりと役に入り込めた様子であった。いったいどのような形での共演となるのか。
また、「刑事7人」と「特捜9」とが同じ世界線の中に存在しているというファン感涙の奇跡のコラボに関しては「『特捜9』と『刑事7人』が同じ世界の中にあるというのは夢がある」(東山)、「浅輪直樹と天樹悠がしょっちゅうすれ違っているかもしれなかった…こういったコラボレーションは本当に面白い」(井ノ原)と興奮。井ノ原が「ひょっとしたら僕が『刑事7人』にお邪魔することがあるかもしれません」と今後の期待を語ると、東山は「だとしたら『特捜7』『刑事9人』でやろう!」と提案。現場は大きな笑いに包まれたのであった。
そして、前回のバトンタッチセレモニーの際に、井ノ原は「僕だと思って(笑)、『刑事7人』の資料室のどこかに置いていただけないでしょうか…?」と、自身も劇中で使っている同型のマグカップを東山にプレゼントしたが、なんとそのマグカップが6月7日放送の『刑事7人』シーズン9第1話に登場。東山が「未だに劇中で使わせてもらっています。井ノ原との絆の1つです」と感謝を述べると、井ノ原は「オシャレだなと思って自分で買ったものですので、余計に嬉しいです」とこの日一番の笑みを浮かべた。
◆東山紀之&井ノ原快彦、“水9”ドラマへの思い語る
テレビ朝日では、歴史ある人気ドラマシリーズを、毎週水曜よる9時に放送しているが、現在放送中の『特捜9 season6』終了後、すぐに『刑事7人』シーズン9がスタート、というように上半期「切れ目なく」視聴者にお届けする“水9”シームレス放送を実施。スタートを任された東山は「先輩方から受け継いでいる、伝統あるテレビ朝日の『水曜9時』という枠を、僕らの世代もきちっとした形で皆さんにお届けできれば」と襟を正す。また、「今、世界がすごく変化していますが、この枠だけは変わらず、安心して皆さんに楽しんでいただける『エンターテインメントの真髄』」と位置づけ、「今回の『刑事7人』はシリーズ屈指の重く切ないストーリーになっています。楽しみにしていてください!」とアピールするのであった。
一方の井ノ原は「12歳の時にこの世界に入って、東山さんの背中をずっと追っていました。今こうして同じ『水曜9時』のドラマとしてバトンタッチができるのは、個人的にとても感動しています」と真剣な眼差しに。さらには「普通に1週間を生きていて、木曜日、金曜日と働くのはきついと思うんです。そこで水曜日にほどよい緊張と、最後に癒されるような人間ドラマを観ていただき、残りの2日も頑張ってほしいという意味でも、この枠は重要」と視聴者に寄り添う。「『特捜9』最終回は、重すぎず、軽すぎずで、また次も観たくなる…そんな回になっていると思います。引き続き『水曜9時』を楽しんでいただけば嬉しいです!」と語り、しっかりと東山に「バトン」は受け渡された。(modelpress編集部)
◆東山紀之コメント
最初に今回の(『特捜9』出演シーンの)台本を読ませていただいた時に、あまりにアウェーな場所に天樹がいるので「ふざけているように見えないかな?」という心配がありました(笑)。しかし、同じ世界線の中で生きている一出演者として、思い切って演じさせていただきました。井ノ原とは、割としょっちゅう連絡も取り合っていますし、家にも遊び来てくれていろいろと話す仲ですので、そのあたりの違和感はなかったです。僕は、基本はメッセージアプリなどはやらないのですが、井ノ原と(堂本)光一とだけはやるんです。文面は、言葉は短く、インパクトは強くを心がけています(笑)。そういった関係性も、ドラマの中に出てくれると、観ている人も気持ちいいかもしれませんね。それにしても、『特捜9』と『刑事7人』が同じ世界の中にあるというのは夢がありますね。
2019年に、同じくバトンタッチセレモニーを行って『特捜9』のセットにお邪魔しましたが、新しくなっているのですね。実は『刑事7人』も、セットが新しくなったんです。そういえばあの時、井ノ原からマグカップをプレゼントされました。それは未だに劇中で使わせてもらっています。井ノ原との絆の1つですね。今回は僕が『特捜9』にお邪魔しましたが、井ノ原が『刑事7人』にやって来てくれることも今後あるのでしょうか…。そのあたりは、北大路欣也さんと吉田鋼太郎さんにお伺いを立ててみようと思います(笑)。
先輩方から受け継いでいる、伝統あるテレビ朝日の「水曜9時」という枠を、僕らの世代もきちっとした形で皆さんにお届けできればと常に思っています。そういう意味でも、こうして井ノ原とバトンタッチできるのはありがたいことです。今、世界がすごく変化していますが、この枠だけは変わらず、安心して皆さんに楽しんでいただける「エンターテインメントの真髄」として、ベストを尽くしたいと思います。今回の『刑事7人』はシリーズ屈指の重く切ないストーリーになっています。楽しみにしていてください!
◆井ノ原快彦コメント
これまで東山さんとは、舞台での共演はあるのですが、ドラマをご一緒させていただくのは初めてだと思うんです。肩をポンっと叩いていただくシーンだったのですが、その瞬間に「あ、初めてだ」と改めて感動しました。今年の1月に、ジャニーズJr.の舞台(『JOHNNYS’ World Next Stage』)の演出でも東山さんとご一緒だったのですが、その際もいろいろとメールなどでやり取りさせていただきました。東山さんのメールって、めちゃくちゃ気持ちがいいんですよ。「OK、わかった!じゃーね!」って感じで(笑)。
公私ともにお世話になっているのですが、今回、『特捜9』と『刑事7人』が、1つの世界の中に存在していて、浅輪直樹と天樹悠がしょっちゅうすれ違っているかもしれなかったと考えると、夢がありますよね。こういったコラボレーションは本当に面白いなと思います。そういえば、前回のバトンタッチセレモニーの際に、東山さんに、僕が劇中で使っているのと同じマグカップをプレゼントしたのですが、大事に使っていただいているそうです。オシャレだなと思って自分で買ったものですので、余計に嬉しいですね。
例年、『特捜9』から『刑事7人』へとバトンタッチしていますが、『警視庁捜査一課9係』の頃は夏に撮影していたんです。ですので、放送の順番が逆になり、ひょっとしたら僕が『刑事7人』にお邪魔することがあるかもしれません。(東山から「だとしたら『特捜7』『刑事9人』でやろう」と提案があり)それ、面白いですね(笑)。期待しています!
12歳の時にこの世界に入って、東山さんの背中をずっと追っていました。今こうして同じ「水曜9時」のドラマとしてバトンタッチができ、個人的にとても感動しています。普通に1週間を生きていて、木曜日、金曜日と働くのはきついと思うんです。そこで水曜日にほどよい緊張と、最後に癒されるような人間ドラマを観ていただき、残りの2日も頑張ってほしいという意味でも、この枠は重要だと思っています。今回の『特捜9』最終回も、重すぎず、軽すぎずで、また次も観たくなる…そんな回になっていると思います。引き続き「水曜9時」を楽しんでいただければ嬉しいです!
◆「特捜9 season6』最終話あらすじ
IT関連企業社長が刺殺される事件が発生。浅輪直樹(井ノ原快彦)ら特捜班は、彼に恨みを抱いていた介護士・小島裕太(永岡佑)を逮捕する。小島には、被害者によって婚約者を自殺に追い込まれた過去があった…。ところがその夜、小島が「警察は無能だ」というメモを遺し、留置場で自ら命を絶つ。小島に紙とペンを渡した青柳靖(吹越満)と留置担当官・真田雅弘(佐戸井けん太)の処分が取り沙汰される中、真田は思いもよらぬ相談を直樹に持ちかけて…。
◆「刑事7人 シーズン9」第1話あらすじ
死刑囚・鶴見達男の死刑が執行されるが、その直前、彼は10年前に犯した殺人事件について、関与を一転して否定する手記を遺していた。やがて、会社経営者で元警察官の下松譲が殺害されるが、彼は10年前、鶴見から殺人事件についての自供を引き出した人物で…。また、警察組織の内部告発を行う暴露チャンネルが世間を騒がせているが、その首謀者として片桐正敏(吉田鋼太郎)の名前がーー。一方、天樹悠(東山紀之)は刑事という仕事に没頭することを終わりにしようと決めて…。
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《モデルプレス》