冨永愛、“尊敬する”日本人モデルとのパリコレ共演秘話「話しかけちゃいけないな」
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【写真】冨永愛「加工してませんシリーズ」が話題「もはや芸術」
◆冨永愛、尊敬するモデルとのパリコレ秘話明かす
「NHKアカデミア」は、各界トップランナーが聴講者からの質問に回答しながら“今こそ共有したい”を語り尽くす講座番組。
「これまで目標にしていた人はいますか?」という質問が寄せられると富永は「私、目標にする人だったりロールモデルだった人っていないんですよ」と回答。その理由について「モデルの世界はみんながライバル」とし「若い頃は特に、絶対負けたくないとか絶対見返してやるみたいな」と当時の心境を回顧。
しかし、ウォーキングに関しては、様々なモデルのウォーキングを見て真似をしながら「いいとこどりしてたな」と答えた。
ロールモデルはいないと答えた一方で、尊敬しているモデルとして、1970年代に活躍し2007年に他界したモデルの山口小夜子の名前を挙げた冨永。アジア人モデルが少ない中でも「いわゆる日本人というお顔をされて、そんなに身長も高くないのに、トップまで上り詰めた」と評価した。
2004~2005年秋冬のパリコレクションのランウェイで山口と共演したという富永。その際、山口に対し「話しかけたかったんだけど、話しかけられない彼女の出で立ちがあった」と感じたことを告白。バックステージにて「周りはみんな、シャンパンを飲みながらショーの前で、わーっとパーティーみたいになっているわけですね。そんな中、山口さんは1人でじーっと自分を見てらっしゃって」とし「これは話しかけちゃいけないな」と思ったという。
その姿を見て「周りに影響されずに自分自身でいる、自分を見つめている彼女のプロセスも、表現者として凄く大事なんじゃないかなと思えた」と明かした富永。「彼女に直接何かを教えてもらったことはないんですけど、彼女自身からにじみ出てくる、自分自身との内面との向き合い方も、外見に影響してくるし表現にも如実に出てくるから、それを目の当たりにできたのは、凄くありがたいことだったと思っています」と当時を振り返って語った。(modelpress編集部)
情報:NHK
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