小野花梨、風間俊介とW主演でラブストーリー 軽度知的障害持つ女性に<初恋、ざらり> | NewsCafe

小野花梨、風間俊介とW主演でラブストーリー 軽度知的障害持つ女性に<初恋、ざらり>

社会 ニュース
(上段)小野花梨、風間俊介(下段)上戸有紗、岡村龍二「初恋、ざらり」より(C)「初恋、ざらり」製作委員会(C)ざくざくろ/コルク
(上段)小野花梨、風間俊介(下段)上戸有紗、岡村龍二「初恋、ざらり」より(C)「初恋、ざらり」製作委員会(C)ざくざくろ/コルク 全 1 枚 拡大写真
【モデルプレス=2023/06/02】女優の小野花梨と俳優の風間俊介が、7月7日よりスタートのテレビ東京系ドラマ24『初恋、ざらり』(毎週金曜深夜24時12分~)でW主演を務めることが決定。小野は、本作が地上波連ドラ初主演となる。

風間俊介、“仲が良い女優”明かす

◆ざくざくろ原作「初恋、ざらり」

原作は、ざくざくろ著の同名作でSNSを中心に話題となり、「このマンガがすごい!2023」にもランクインした注目の人気作品。その話題作が2023年夏、待望の実写化。

主人公の上戸有紗は軽度知的障害と自閉症を持つ女性。身の回りのことをうまくこなせない、立体的に物を見ることができず体をぶつけてしまう、暗黙の了解が分からないなどのハンディを抱えている。障害を隠して働くが、人間関係が上手くいかず、仕事でのミスも多いためすぐクビになってしまう日々。そんな自分に強い劣等感を抱える有紗。知り合った男性たちから体の関係を求められるたびに応じることで、なんとか自分の価値を確かめようとしていた。

“普通”に憧れ、“普通”になれない苦しさに自分自身の価値を見失いかけていた有紗だったが、新しいアルバイト先の先輩である岡村龍二との出会いをきっかけに、恋に落ち、彼の優しさに触れることで少しずつ心境が変化していく。一方で岡村自身も有紗との出会いをきっかけに、軽度知的障害である恋人を受け入れていく中で生じる葛藤や、むしろ“普通であること”を求められ、それに応じてきた自身の劣等感に向き合っていくことになる。

当たり前のようで当たり前ではない世間の“普通”の基準。劣等感や優越感といった複雑に絡み合う人間の感情を丁寧にすくい上げ、役に立ちたいのに世間から隔絶されてしまう苦しみと葛藤する主人公の恋愛模様を綺麗ごとではないリアルな視点から描いていく。

◆小野花梨&風間俊介「初恋、ざらり」W主演に決定

主人公の上戸有紗を演じるのは、朝ドラ「カムカムエヴリバディ」(NHK)や「罠の戦争」(関西テレビ)など話題のドラマ作品に多数出演し、映画「プリテンダーズ」では初主演を務め、その後も「ハケンアニメ!」、「ほどけそうな、息」など数多くの映像作品でその存在感を表す今注目の若手女優・小野。テレビ東京&地上波の連ドラ作品では初主演となる。

さらにW主演で、有紗のアルバイト先の先輩である岡村龍二役には、「silent」(フジテレビ)での繊細な芝居が話題となり、テレビ東京においても横山秀夫サスペンス「ペルソナの微笑」で主演を務めるなど、その好演が記憶に新しい風間が演じる。

誰からも必要とされていないと思い込んでいた有紗。そんな彼女が出会ったアルバイト先の先輩・岡村。彼の優しさに触れ、次第に恋に落ちていく有紗だったが、二人の前には様々な壁が立ちはだかる。美談でも社会派でもないけれど、不器用で愛おしい恋物語、“普通”の難しさに真正面からぶつかり“今”を生きる人たちの思いを紡ぐドラマが幕を開ける。(modelpress編集部)

◆小野花梨/上戸有紗役

軽度知的障害と自閉症を持つ。自分に強い劣等感を抱き、自信が持てない人生を送っている。アルバイト先で出会った先輩・岡村の優しさや人柄を知っていくうちに、恋に落ちていく。

<コメント>

― 本作の出演オファーを受けた時の感想と原作または台本を読んでみての感想をお聞かせください。

原作を読んでこれはただ不器用な女の子が必死に生き、恋をする物語なんだと思い、有紗という一生懸命で愛らしい女の子を演じることのできる喜びを感じました。

― 連続ドラマ初主演となりますが、撮影にあたっての意気込みをお聞かせください。

初主演ではありますが、信頼できるプロデューサーと監督、スタッフ陣、そして風間俊介さんという心強い味方がいてくれる最高の環境を与えていただき、気負うことなく臨むことが出来ています。やろうやろうと力をいれるのではなく、有紗として生き抜くという覚悟だけを持って最後まで走り抜きます!

― 最後に放送を楽しみにしています視聴者の皆さんへメッセージをお願いします。

生きている中でなぜだかずっと劣等感があって、誰かに恋をしても良いことばかりじゃなくて、勝手に傷ついたり傷つけてしまったり、相手を愛してるのか結局自分が可愛いだけなのか自問自答したり。それでも毎日を必死に生きている。軽度の知的障害がある有紗だからの感情ではなく、みんなが抱えてるざらっとしたモヤモヤをそっと肯定してくれるような作品です。是非ご覧ください。

◆風間俊介/岡村龍二役

有紗のアルバイト先の先輩。有紗のことを理解し、失敗を責めず本人の気持ちに寄り添う優しい男性。

<コメント>

― 本作の出演オファーを受けた時の感想と原作または台本を読んでみての感想をお聞かせください。

初めてお話をいただいた時、まず『初恋、ざらり』というタイトルに惹かれました。 原作を読んだ時に、初恋の初々しさと温かみ、そして触れ合うたびにヤスリで削り合うようなゆっくりと、でも確実に存在する痛みが作品にありました。この魅力的な『初恋、ざらり』が台本にもしっかりと息づいており、後は、11年前に映画『鈴木先生』で共演してから尊敬している、小野花梨さんと共に、有紗と龍二として物語に飛び込むだけだと感じています。

― 撮影にあたっての意気込みをお聞かせください。

原作を愛している方々にも、ドラマで作品に初めて触れる方にも、愛してもらえる有紗と龍二にしたいと思っています。

― 最後に放送を楽しみにしています視聴者の皆さんへメッセージをお願いします。

『普通』とは何か、『幸せ』とは何か、沢山の想いが詰まった作品になると思います。 有紗が龍二を思い、龍二が有紗を思うように、皆様に思って頂ける作品にしたい。 そして、そんな作品にしようと決意していますので、どうか愛していただけたら幸いです。

◆原作:ざくざくろコメント

Twitterで連載したものが、単行本になり、そしてドラマになり。凄すぎて現実味がいまだに湧いてないです。今も本当にドラマになるのか疑っているので、主演のお二人が演じているのを早くみたいです!

◆プロデューサー:北川俊樹(テレビ東京 制作局ドラマ室)コメント

ざくざくろ先生の『初恋、ざらり』を読んで最初に抱いたのは、何とも言えない切なさでした。知的障害を抱えた有紗が抱く感情も、彼女と向き合うことで内面を抉られる岡村も、二人の特別感がありながら、そこここで覚える共感が、懐かしさや愛おしさを伴って胸に刺さりました。でも、それこそ恋だなと。初恋だよなと、思いました。決して簡単なテーマではない、でも胸に迫るラブストーリーを、坪田さんの脚本を道標に、小野さん、風間さん、そして池田監督たちと共に、真摯に向き合い、丁寧に紡いでいきたいと思います。ご期待くださいませ。

【Not Sponsored 記事】

《モデルプレス》

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