小芝風花、サプライズに感激「波よ聞いてくれ」笑顔でランクアップ
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【写真】多部未華子、小芝風花と濃厚キス
◆小芝風花主演「波よ聞いてくれ」
次世代のコメディエンヌとして引く手あまたの活躍を見せてきた小芝が、前代未聞の超絶やさぐれヒロイン役で新境地を開拓する『波よ聞いてくれ』。本作は、ヒット作『無限の住人』で知られる沙村広明氏による『月刊アフタヌーン』(講談社)で連載中の同名漫画が原作で、地上波でアニメ化もされ話題となった人気作を初の実写化。
小芝演じる鼓田ミナレが、彼氏にフラれた上に金を騙し取られ、やけ酒を飲んで見ず知らずの男に愚痴を炸裂したことをきっかけに、あれよあれよと深夜のラジオで冠番組を持つことになり、やがてラジオパーソナリティーとして開花していく姿を描く、<ラジオ×テレビ>という史上初の“メディアミックス新感覚エンターテインメント”となっている。
これまで数々の騒動を起こしながら、マシンガントークをぶちかます破天荒な深夜ラジオをお届けしてきたミナレ。そのやり方は行き当たりばったりでぶっ飛んではいるものの、オブラートに包むことを知らないドストレートなミナレの叫びに、視聴者からは「見ていて気持ちがいい」「ひきこまれる!」「金曜日の夜に毎週みて、気持ちが自然とリセットされる気がする」など多くの声が寄せられてきた本作も、9日に最終回を迎える。
◆小芝風花、笑顔でクランクアップ
本作では、派手な姿&勇ましいしゃべりというこれまでのイメージとは一変し、時にはプロレス技などのアクションにも挑み、全身全霊でミナレ役に挑んできた小芝は、最後の撮影も雨が降りしきる肌寒い中、自転車で全速力で走るという熱いシーンでクランクアップを迎えた。スタッフから「我らが座長・小芝風花さんオールアップになります!」と声が掛かると、小芝はミナレのごとく拳を上げ、「イエーイ!」と寒さも忘れて元気に喜ぶ。
ところが次の瞬間、サプライズで小芝への表彰式が急きょ開催されたのである。スタッフ&キャスト全員から表彰された賞は、「強烈マシンガントーク&ありえないような量のセリフを覚えたで賞」。小芝の鬼気迫るお芝居や、どんなに苦しい状況でも最後までやり遂げる根性、そしてプロ意識を称える賞状が読み上げられる中で、なんと本作で小芝がしゃべったセリフが、全8話で合計2234行という膨大な量だったことが発表され、初めて知った小芝自身も「えーっ!?」と驚く。さらに嬉しいサプライズは続き、住田崇監督からは表彰楯も贈られ、小芝は感激しっぱなし。
笑顔が溢れる小芝は、「この賞をいただけたのも、皆さんの力があってこそだと思います。私の中でも挑戦的な役だったのですが、本当に皆さんが明るく、優しくて、現場でも噛んじゃいけないというプレッシャーをあまり感じることがありませんでした」と語り、「最後まで本当に楽しくこの役を演じ切ることができました!」と心より感謝を伝えていた。(modelpress編集部)
◆小芝風花コメント
今回、サプライズで「強烈マシンガントーク&あり得ないようなセリフを覚えたで賞」をいただきましたが、この賞をいただけたのも、皆さんの力があってこそだと思います。セリフ量の2234行ありましたとおっしゃっていましたが、量よりも数えていただいたことに驚きました(笑)。大変な作業だったと思いますが、ありがとうございます!
ミナレは私の中でも挑戦的な役だったのですが、本当に皆さんが明るく、優しくて、現場でも噛んじゃいけないというプレッシャーをあまり感じることがありませんでした。噛んでも皆さんが「大丈夫!大丈夫!」と温かい雰囲気でいてくださったので、最後まで本当に楽しくこの役を演じ切ることができました。見てくださった方からも好評をいただき、それはきっと現場で皆が楽しんで作っているというのが伝わっているからだと思います。キャスト、スタッフの皆さんとこの作品を作れて本当に幸せでした。
◆最終話あらすじ
いつものように行き当たりばったりで家庭内で立てこもっていた青年を無事に更生させた鼓田ミナレ(小芝風花)は、ラジオ番組の反響も良く、麻藤兼嗣(北村一輝)から放送枠拡大が決まったこと、さらにラジオ業界の最大イベント「ジューンブライド・ラジオ」の出演の最終候補になったことを告げられる。そんな中、ミナレにまさかのメールが届き、顔面蒼白に!「近々行きます」ーーそれは、ミナレが最も恐れる母・鼓田唯(高島礼子)からだった。管理栄養士として一家の大黒柱として働くしっかり者の唯は、父親のチャランポランさと唯のただ1つの欠点である「ダメ男好き」を受け継いでしまった“ハイブリッド・ダメ娘”のミナレに、会えば理詰めの説教&ちゃんとした男との見合いを迫るため、ミナレは戦々恐々!
そして、ついにミナレの前に現れた唯は案の定、ミナレに見合い話を用意。さらに北海道に連れ帰ろうとして、スープカレー店に辞表まで差し出す始末。そんな唯に、ミナレは日本一のラジオパーソナリティーになる夢があるから帰らないと告げ、「ジューンブライド・ラジオ」の最終選考まで残っていることを伝える。すると唯は、もしミナレがイベントへの出演が決まったら自由にしていいが、落選したら北海道に連れ帰るという条件を突きつけてくる。
最終選考に通るためには次のラジオ放送の聴取率が重要になってくるため、ミナレは放送に向けて俄然やる気を出す。ところが放送当日、誰もが予想していなかった事態が発生!突然大きな地震が襲い、街全体が停電になってしまう。ミナレの番組『波よ聞いてくれ』の放送は中止かと思いきや、麻藤はミナレをMRS(円山ラジオ局)に呼び出し…。
「こういう時だからこそ、お前の声をラジオで届ける意味があるんだよ」。
麻藤のこの言葉で意を決したミナレは、真っ暗闇の中、マイクの前に立つことに。はたして、ミナレの声は皆に届くのか!?この状況下でミナレができることとは。そ
して災害時におけるラジオの役割とはーー!?
【Not Sponsored 記事】
《モデルプレス》