吉田羊・吉岡里帆・岡田将生ら「にんげんこわい2」で主演決定 メインビジュアル&予告編解禁
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【写真】吉岡里帆が可愛すぎて再生回数爆発
◆吉田羊・吉岡里帆・岡田将生ら「にんげんこわい2」放送日決定
滑稽話のイメージがある落語だが、実は怖い話の宝庫「落語」。そんな「落語」の演目を原案とし、人間のさまざまな欲望が引き起こすこわい物語を圧倒的映像美でオムニバス形式で描いていく、新感覚落語ドラマのシーズン2「にんげんこわい2」。
落語界をけん引、今最もチケットが取れない落語家の1人である柳家喬太郎がシーズン1に引き続き語りを務めることも決定した。
◆吉田羊・吉岡里帆・岡田将生ら「にんげんこわい2」出演決定
今回ドラマとして描く落語は「紙入れ」「品川心中(上・下)」「鰍沢(かじかざわ)」「権助提灯」「笠碁」(※放送順)の5つ。第1話「紙入れ」で主演を務めるのは2022年に俳優デビュー25周年を迎え、現在「ラストマン」(TBS)に出演し、来年の大河ドラマ「光る君へ」への出演も決まっている吉田。20代にして落語にハマったという彼女が不倫の噺である「紙入れ」をスリリングに演じる。
第2話「品川心中(上)」と第3話「品川心中(下)」で落ちぶれた看板花魁(おいらん)・お染を演じるのは、先日「連続ドラマW 落日」の出演も発表され、映画・ドラマ・CMと多岐にわたり活躍する吉岡。「品川心中(上・下)」は全6話で唯一、前後編に分かれた構成で、品川の遊郭を舞台に男女の騙しあいを描く。
第4話「鰍沢」で主演を務めるのは「昭和元禄落語心中」(NHK)にて柳家喬太郎の指導のもと人気落語家役を演じ、「第14回コンフィデンスアワード・ドラマ賞」主演男優賞を獲得した岡田。今度は「鰍沢」で、妖しい山に迷い込む好奇心旺盛な主人公の旅人を演じきる。
第5話「権助提灯」で主演を演じるのは「ラーゲリより愛を込めて」等数々の話題作で硬派な役から個性的な役を演じている安田。本作では主人に夜通し振り回されてしまう権助をユーモラスかつシリアスに演じる。
そして「笠碁」では主演の松重と、伊東が演技合戦を繰り広げる。2018年の「孤独のグルメ」大みそかSPでも共演を果たした2人が演じるのは、憎み合いながら求め合う近江屋と相模屋のご隠居。迫力ある囲碁シーンに注目だ。
さらに脚本は、シーズン1に引き続き首藤凜、山田由梨、舘そらみの3人が書き下ろし。江戸時代を舞台に落語を原案としながらも、昔から変わらない「にんげんのこわさ」はそのままに、現代にも通ずる解釈を加えた作品となっている。
◆「にんげんこわい2」メインビジュアル解禁
メインビジュアルは、人間のどろりとした黒いものが象徴的にデザインされ、シーズン1のロゴでもあしらわれた赤い“目くじら”が映える。
そのほか、予告編も公開された。(modelpress編集部)
◆「紙入れ」吉田羊コメント
落語にハマった20代、噺家の解釈や脚色の違いを楽しめる古典が好きでした。本来、顔を上下に切り独りで人物を演じ分ける話芸を実写化した今作は、自ずと人の数だけ解釈が生まれ、必ずしもそれらが同じでないのが、とても興味深くリアルにも感じました。
現場では、旦那の得体の知れなさと、新吉の素直な、それでいて時に見通しているようなお芝居が非常にスリリングで…。本当の間男はどちらで、知らぬふりをしているのは誰なのか、見るほどに"にんげん"が怖くなる新鮮な「紙入れ」をどうぞお楽しみください。
◆「品川心中」吉岡里帆コメント
前回の「にんげんこわい」の作品を見させて頂き、大変面白くぜひ挑戦してみたいなと思いました。人間の怖さとは色々ありますが、このドラマ版“品川心中”で描かれるのは恋と欲望です。落語品川心中に登場するお染はプライドが高くずる賢い女性ですが、今作ではそこに少しだけ恋のエッセンスが入り、人間味のあるどこか憎めないキャラクターになっています。
惚れたが負けの恋心をユーモアと情熱を持って挑みました。ぜひ新解釈の品川心中をお楽しみ頂けたら幸いです!
◆「鰍沢」岡田将生コメント
今回、にんげんこわい2の「鰍沢」に参加させていだたきました。以前ドラマで落語をやらせていただいた事、そしてその時に鰍沢も教えていただいた事もあって、すぐ手を上げさせていただきました。そしてそして、語り部が喬太郎師匠と言われたら、、もうそれはやる以外ないのです。
この話こそ今回のにんげんこわいの象徴となるお話なのではと思います。2日間の撮影でしたが鰍沢の話の中に入ること、触れられた事、とても嬉しく思います。是非放送を楽しみに待っていてください。
◆「権助提灯」安田顕コメント
興味深く、面白いことに挑戦されている企画に呼んでいただき、嬉しく、光栄です。若旦那とその使用人、飯炊きの権助の、夜中から夜明けまでのお話です。
権助は、只々寝たいだけの人。そこに羨望や劣等感などはなく、ただ『そういうもの』として毎日を全うする人。そういう時代に生きた人。そう解釈して取り組みました。是非、ご覧ください。
◆「笠碁」松重豊コメント
お客さんを笑わせるのも恐がらせるのも、テンポと間が全てだとも言えます。笑いの古典芸能である落語をホラー仕立てで作り上げていく本作。しかも伊東四朗さんとの共演ということで、身の縮む思いで臨みました。そして大事なのはリアルに演じること。伊東さんからいろいろ教わった2日間でした。
◆「笠碁」伊東四朗コメント
「碁敵は憎さも憎し懐かしし」だったかな、囲碁をやる人なら、いや将棋、チェス等やる人も一寸照れ臭く気になる言葉ではないだろうか、そこの心理を突いた落語の「笠碁」を元にしたドラマの出演依頼に一もニもなくとびついた、だって私にもこんな心理状態若い頃あったんだもん。しかも相手役が大好きな松重さんと来ちゃなぁ、、、皆さん2人の丁々発止、どうぞお楽しみに。
◆ストーリー
・第1話「紙入れ」
得意先のおかみさん(吉田羊)のもとへ約束の品を届けに来た小間物屋の新吉は、偶然おかみさんと旦那の営みをのぞいてしまう。あくる日、再び商品を持ってきた新吉の懐に、手紙をそっと滑り込ませるおかみさん。そこには「明日の夜は旦那の帰りがないから、顔を見せにいらして」とある。翌晩、新吉は、旦那がくれた財布にその手紙を入れておかみさんを訪ねてしまうのだが……。
・第2話「品川心中(上)」
品川遊廓の看板花魁(おいらん)・お染(吉岡里帆)は、一番の売れっ子だったが、次第に客がつかなくなった。遊廓の祝い日のために金が必要だが、それも用意できない。恥をかきたくないお染は、店に出入りしている貸本屋の金蔵に心中を持ち掛かける。独り者で貧乏な金蔵は心底お染に惚れていて、心中に誘うには好都合の相手。品川沖に身投げしようと桟橋までやってき来たものの、金蔵はやはりやめようとお染にすがり付く。
・第3話「品川心中(下)」
心中し損なった花魁(おいらん)・お染(吉岡里帆)は、何事もなかったかのように遊郭で客をとっている。一方、金蔵の身に起こったことを知った親方と弟子の二郎は、冷酷なお染に仕返しして一泡吹かせてやろうと、品川遊廓へとの乗り込んでくるのだが……。
・第4話「鰍沢」
好奇心に任せて諸国を放浪している旅人(岡田将生)は、誘い込まれるように不思議な雰囲気の川を渡ってしまう。道に迷い、飲み水もなく旅人は力つき倒れ込む。やがて目が覚めるとそこは見知らぬ山小屋で、お熊と名乗る女性がひとり。妖しい空気をまとうお熊は、旅人が江戸で出会った月の兎花魁(つきのとおいらん)によく似ている。思わず問い詰めてしまった旅人に、お熊は、温めた卵酒を勧めるのだった。
・第5話「権助提灯」
月明かりのない不気味な夜、商家に仕える飯炊きの権助(安田顕)は、提灯を持って若旦那のお供をするように命じられる。妻・そよが心配して、若旦那にめかけ・りんの家へ行ってあげてと頼んだのだ。しかし、正妻の情けは受けたくないとりんは家に入れてくれない。仕方なく自宅へ戻ると、今度はそよもうちに入れてくれない。眠気に襲われる権助と、若旦那の長〜い夜が幕を開ける。
・第6話「笠碁」
近江屋の隠居(松重豊)と、相模屋の隠居(伊東四朗)は、碁を打っている間にいさかいになったらしい。ほかに碁を打つ相手のいない近江屋の隠居はひとりで碁を打って時間をつぶす。一方、相模屋の隠居は碁会所に出かけてみたものの、周りから煙たがられてしまう。外は雨、傘のない2人。ぬれそぼり、互いの家へ様子を見に行ってはすれ違う。いまいましい相手なのに、碁を打ちたい気持ちばかりが募る……。
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《モデルプレス》