大西利空・日向亘・佐藤浩市ら、松本潤主演大河「どうする家康」出演者9人発表 | NewsCafe

大西利空・日向亘・佐藤浩市ら、松本潤主演大河「どうする家康」出演者9人発表

社会 ニュース
(上段左から)徳重聡、浜野謙太、大西利空、福澤朗(下段左から)駿河太郎、西山潤、吉村界人、日向亘、佐藤浩市(C)NHK
(上段左から)徳重聡、浜野謙太、大西利空、福澤朗(下段左から)駿河太郎、西山潤、吉村界人、日向亘、佐藤浩市(C)NHK 全 1 枚 拡大写真
【モデルプレス=2023/06/16】嵐の松本潤が主演を務めるNHK大河ドラマ「どうする家康」(総合テレビ、毎週日曜午後8時~/BSプレミアム・BS4K、毎週日曜午後6時~)より、9人の新キャストが、ドラマ公式Twitterにて発表された。

【写真】「どうする家康」新キャスト9人は?

◆松本潤主演「どうする家康」

今作は、脚本家・古沢良太が新たな視点で、誰もが知る歴史上の有名人・徳川家康の生涯を描く。ひとりの弱き少年が、乱世を終わらせた奇跡と希望の物語となる。松本が家康役を演じるほか、織田信長役に岡田准一、家康の妻である瀬名(築山殿)役に有村架純、豊臣秀吉役にムロツヨシ、武田信玄役に阿部寛ら豪華キャストが出演する。

◆「どうする家康」大西利空・日向亘・佐藤浩市ら9人の新キャスト発表

今回は新たに、池田恒興役に徳重聡、織田信雄役に浜野謙太、森乱役に大西利空、丹羽長秀役に福澤朗、北条氏政役に駿河太郎、北条氏直役に西山潤、真田信幸役に吉村界人、真田信繁役に日向亘、真田昌幸役に佐藤浩市の出演が決定した。(modelpress編集部)

◆池田恒興役:徳重聡

<役柄説明>
織田を捨て、秀吉を選んだ猛将。織田家の重臣。本能寺の変後、清須会議で信長の後継者のひとりとして頭角を現す。小牧長久手の戦いでは織田信雄を裏切り、恩賞狙いで秀吉方として参戦。徳川軍を窮地に追い込む。

<大河出演歴>
・八重の桜(2013年)大久保一蔵役
・麒麟がくる(2020年)藤田伝吾役

<コメント>
・演じる人物の印象・「どうする家康」ご出演にあたって

私利私欲丸出しの印象を持っておりましたが、台本を読んでやはりそういった印象を更に持ちました。そういった印象を剥き出しにして演じさせて頂こうと思いました。イチ、大河ドラマファンとして拝見させて頂いていましたので、出演する事になり驚きました。

・過去に出演された大河ドラマで印象に残っていること

大久保一蔵役を演じさせて頂きましたが、私は鹿児島生まれでして、元々は大久保一蔵は西郷さんを裏切った裏切り者という印象がありました。が、演じさせて頂くにあたり、しっかりと勉強し直したら、維新三傑のこの国の礎を作った方、という事に気付き、今まで悪い印象を持っていた事を謝罪しにお墓参りに伺いました。

・古沢良太さん作品の印象

以前、「おいしいごはん 鎌倉・春日井米店」に出演させて頂きました。今までにない、初めて小心者で情けない役を演じさせて頂いたのでとても印象に残っております。

・ここまでの「どうする家康」をご覧になって

イチ、大河ドラマファンとして当然拝見しておりました。家康の描かれ方が今まで感じていたイメージと全く違う描かれ方をしていると感じていましたので、これから先、更にどんな描かれ方がされていくのか楽しみです。

・秀吉役・ムロツヨシさんとのご共演について

ほぼほぼムロさん演じる秀吉に悪態を付いているかと思います。私のつく悪態に対して、リアクションもとても面白く、間の取り方などもとても演じ易かったです。2人がギラギラとやり合っている感じを楽しんで頂ければと思います。

◆織田信雄役:浜野謙太

<役柄説明>
長いものに巻かれ続ける、父と真逆の人生。父・信長とは似ても似つかない小心者。秀吉のあやつり人形として利用され、捨てられると家康の元へ駆け込み、小牧長久手の戦いのきっかけを生む。父と異なる抜群の生存本能で、乱世を生き残る。

<大河出演歴>
・西郷どん(2018年)伊藤博文役
・いだてん〜東京オリムピック噺〜(2019年)伊藤博文、三波春夫役

<コメント>
・演じる人物の印象

子供の頃から戦国時代が好きなんですが、僕の謙太の謙は母が好きな上杉謙信からとったというのがきっかけでした。戦国大河は本当の夢だったので、どんな名将をやらせてもらえるのかとドキドキが止まらなかったんですが、信雄の伝記などを読んで愕然としました。利用されて捨てられた激弱の武将。ただ追っていくと彼に共感することばかりでした。芝居は、なれない人になる醍醐味があると思うんですが、ある意味信雄は自分に近いかもです。自分に近い激弱くん。あの乱世においてとても人間感があるというか。そんな信雄を今は結構愛せてる実感があります。

・過去に出演された大河ドラマで印象に残っていること

「西郷どん」伊藤博文役の時に明治天皇に頭を下げるカットがあったんですが、そんな浅い角度じゃ、無礼だ!ってクレームきちゃいますよ(正確には「家の前にウンコなげられますよ!」)って監督に怒られました。やはり大河ともなると厳しい緊張感とともに撮影されてるのだなと感じ入りました。

・初めての戦国大河

鎧を着られるのが本当に嬉しくてはしゃいでたら、本番ではかぶらない兜をかぶさせてもらえたりしました!ただ、1日鎧のシーンの日は重すぎて、トイレもろくに行けず懲りてしまいました(笑)。これをしょっちゅうやっているレギュラーのみなさんお疲れ様です!

・古沢良太さん作品の印象※劇場版「鈴木先生」にご出演

「鈴木先生」は個性豊かな生徒たちが何人も絡み合っている上に、劇場版では僕や風間俊介くん扮する卒業生までが折り重なっていました。みんながみんなそれぞれにシビアな思考を抱えていて、それが不思議と愛らしく、可愛らしく魅せることができるということに畏敬の念とともに感動していました。そんな古沢作品の中の愛らしい1人として出演させてもらえることがとても嬉しいです。

・ここまでの「どうする家康」をご覧になって

戦国時代好きとしては今回の作りがとても好みです。三河衆の和気藹々ぶり、後の名将それぞれが成長していく感じが丁寧に描かれていたり、細かいところだと軍議の際にちゃんと大勢がいるのが、合戦してる!って感じで良い!好き!

・共演シーンの多い、家康役・松本潤さん、秀吉役・ムロツヨシさんについて

松本さんはリアルタイムの放送で見ていた頼りない家康と、撮影段階では全然違う雰囲気に変貌していたので驚き圧倒されてしまいました。ただ、信雄への態度の中に色々な感情が混じっていて、ああ、信長だけでなくて、こんな形の愛をもった父である運命もあったのかなァなんて信雄の気持ちになれたりしました。秀吉はだいぶ冷酷残忍なところがあると思うのですが、ムロさんはとってもとっても優しい方だと知っているので畏怖を忘れて笑いそうになってしまったりします。いかんいかん。昔共演したときに現場でエキストラの方々や集まってしまったオーディエンスを雑談で盛り上げているムロさんをリスペクトを持って見てました。

◆森乱役:大西利空

<役柄説明>
死出の旅まで付き従った信長の小姓。織田家重臣・森可成の息子で、長可の弟。その聡明さと美貌を認められ、若くして織田信長の近習となる。本能寺の変の際、あるじと共に炎に包まれ、非業の最後を遂げることに。(※これまでは、森蘭丸と呼称されることが多かった)

<大河出演歴>
初出演

<コメント>
・演じる人物の印象

歴史の授業で「森蘭丸」と聞く事が多かったので、「森乱」という呼び方もある事を知りました。そして、織田信長の側近という、とても大事なポジションにいる人物なので、気を引き締めて演じようと思っています。

・大河ドラマ初出演にあたり

これまでずっと「いつかは大河ドラマに出演したい」と思っていたので、お話をいただけた時はとても嬉しかったです!他の作品とはまた違った、大河ドラマならではの緊張感がある印象でした。殺陣のシーンもありますが、元々殺陣をやりたかったので、演じていてすごく楽しかったです。

・ここまでの「どうする家康」をご覧になって

家康と家臣のやり取りなど、それぞれの掛け合いがとても面白かったです。作品に出れると決まってからはワクワクしていました!

・織田信長役・岡田准一さんとのご共演について

岡田さんはすごくストイックな方です!撮影中も、撮影外での現場の佇まいもとてもかっこいいです。時代ものでの自分自身の魅せ方が他の作品とは少し違ったので、自分をより良く魅せれるような魅せ方を意識するように言われた事が印象に残っています。殺陣のシーンは岡田さん自ら仕切っていらっしゃり、直接教えていただけたのも嬉しかったです!

◆丹羽長秀役:福澤朗

<役柄説明>
柴田勝家と並ぶ織田家重臣。柴田勝家とともに、“織田家の双璧”と呼ばれる宿老。「丹羽」から一字を羽柴秀吉に与える。本能寺の変後、織田家の後継者を決める清須会議では、信長の孫・三法師をかつぐ秀吉を支持。

<大河出演歴>
初出演

<コメント>
・演じる人物の印象

秀吉が丹羽から一文字いただく(羽柴の羽)という行為は単なる「秀吉の処世術」とみているが、急成長の秀吉側にいるほうが自分も安泰であろうと割り切っているように思います。いつも新幹線移動中に見ている清須城での出来事だけに、今後、通過するたびに三法師さまを抱っこする秀吉の姿が思い出されることでしょう。戦国時代は「どうする?」の連続。丹羽にも柴田にもあった「どうする?」の岐路が今回の話にうまく描かれているなと感じました。

・大河ドラマ初出演にあたり

私にとって大河ドラマといえば「独眼竜政宗」。これを見て渡辺謙さんへの憧れが頂点に達し、戦国時代ものへの崇拝の念が一段と深くなりました。小さな川の流れが集まって大河となると捉えるならば安寧を求める世の人々の思いが集まって一つの流れが生まれる戦国時代こそがもっとも大河ドラマにフィットすると思います。大河の現場は甘美な香りに満ちておりました。メイクルーム、結髪室、衣裳部屋…、いい香りに包まれていて昇天しそうでした。

・好きな古沢良太さん作品

これはもう圧倒的に「リーガル・ハイ」。何度見ても「ハイ」になります。痒いところに手が届く絶妙なセリフもさることながら、時代劇のような、昭和の戦隊もののような爽快感があるのです。

・ここまでの「どうする家康」をご覧になって

これまでの徳川家康の「たぬきおやじ」感がなく当初は戸惑いましたがそこは古沢作品!次第に家康の内面の揺れ動きや感情の吐露が「動物的」になってきて
かなり「イケメンたぬき」なってきました。これからどう「おやじ化」していくのか楽しみですね。

◆北条氏政役:駿河太郎

<役柄説明>
秀吉に武田、今川、上杉と渡り合った“眠れる獅子”。小田原を拠点に関東六国を治める大大名。家康とは離反と同盟を繰り返していたが、秀吉の脅威が増すと絆を深めていく。家康が秀吉に臣従した後も、独自路線を貫く気骨ある男。

<大河出演歴>
・龍馬伝(2010年)野上清吉役
・平清盛(2012年)平経盛役
・いだてん〜東京オリムピック噺〜(2019年)松下治英役
・麒麟がくる(2020年)筒井順慶役

<コメント>
・「どうする家康」出演にあたって

松本潤くんとは飲みの席で、何度かお会いしていたのですが、今回一緒にお芝居出来る事を楽しみにしております。まだ本格的に撮影が始まっていないので、氏政という役について語るのは難しいのですが、今回の氏政は「気骨のある男」ということなので、そこをどう見せていくか、台本と向き合いつつじっくり考えていこうと思います。また、最大のポイント「家康との絆」を松本潤くんとどんなやりとりによって表現していくのか、今から楽しみです。

◆北条氏直役:西山潤

<役柄説明>
栄華を誇った後北条家最後の当主。早雲(伊勢宗瑞)から数えて五代目の北条家当主。妻は家康の娘・督姫。代々の教えを大切にし、小田原征伐の折には父に異を唱えて、義父・家康と通じて北条家存続の道を探る。

<大河出演歴>
・天地人(2009年)玉丸(上杉定勝の幼少期)役
・いだてん〜東京オリムピック噺〜(2019年)宮崎康二役

<コメント>
・演じる人物の印象

調べてみると、若くして後北条家の当主になった後も実際は父・氏政が政権を掌握していた事や後北条家最後の党首になってしまった事など、葛藤多き人物だったのだろうと感じました。湯漬けなど、歴史ファンにはたまらない細かい描写などもあり、北条氏直という人物にしっかりと向き合って、本作に臨みたいと思います。また、小田原征伐のシーンでは、当主としての意地とプライドや父との関係性を丁寧に演じられたらと思います。

・過去に出演された大河ドラマで印象に残っていること

大河ドラマの記憶は毎回鮮明に残っています。「いだてん」では阿部サダヲさん率いる水泳チームで何ヶ月もメンバーと水泳の練習をして同じ釜の飯を食べ、まるで熱い部活に所属したかのような経験をさせて頂きました。今回、大河のスタジオに入った時に、「いだてん」懐かしいなぁと思い出していました(笑)。

・好きな古沢良太さん作品

古沢さんの脚本作品は大好きで、毎回全部拝見しています。アニメ『GREAT PRETENDER』を最近拝見し大ハマりしました。古沢さんが描かれる心の駆け引きの描写には毎回度肝を抜かれます。

・ここまでの「どうする家康」をご覧になって

錚々たる演者の方々が顔を並べる中で、刻一刻と進んでいく物語に目を離せないでいました。また、以前作品で共演してから親交のある細田佳央太くんが出演しているのを一視聴者として観ていて僕も出たい!と、ずっと思っていました。今回北条氏直役でお声がけ頂き、念願の出演が叶いとても嬉しいです。

・ご共演が楽しみな方

父・氏政役の駿河さんとは以前作品で何度かご一緒させて頂いていたのですが、同じシーンが一度もなかったため、念願の共演です。息子らしく全力で父に体当たりして行きたいと思います。主演の松本さんは潤の名の大先輩として背中を追いかけさせて頂いていたので、やっとご一緒できた!と、感無量です。大きな胸をお借りする気持ちで思い切りぶつかっていきたいと思います。

◆真田信幸役:吉村界人

<役柄説明>
真田の生き残りを託された兄。真田昌幸の長男。徳川との対立関係を解消するため、本多忠勝の娘を妻にする。関ケ原合戦にあたっては、真田家存続のため、父と反目する家康に味方するなど、真田と徳川の間で葛藤する。

<大河出演歴>
初出演

<コメント>
・演じる人物の印象

武将が派閥の中で策略を巡らしている中、あくまでも真田家としてどう生き抜くのか?を大事に93年間も奮闘し続けた誠実な男の印象です。実の父と弟と相反する立場で戦うことになったとしても、生涯、真田家の名だけは残そうとした長男の生き様をしっかり演じたいと思います。

・大河ドラマ初出演にあたって

すごく高尚な舞台だと思っていたので、オファーは非常に嬉しかったです。

・好きな古沢良太さん作品

「探偵はBARにいる」がとても好きでした。ユーモアがある作品が好きということもあり、とても面白かったですし、ススキノという街を産まれて初めて知ることができて、興味が湧きました。

・ここまでの「どうする家康」をご覧になって

各々のキャラクターがとても明瞭で、家康のマクベスの様な葛藤がとても好きです。

◆真田信繁役:日向亘

<役柄説明>
乱世の終わりと共に散った弟。真田昌幸の次男。父から不屈の精神を受け継ぎ、類まれなる知略、武力を駆使して、勇敢にも小国・真田の「義」を守り続ける。上田合戦、大坂の陣と最後まで家康の天下取りに抵抗する。

<大河出演歴>
初出演

<コメント>
・演じる人物の印象

家康を最後まで追い詰める戦国最後のヒーローと言い伝えられている人物であり、戦国の歴史の中でも数々の伝説を残した誰もが知る武将を演じさせていただくということで、プレッシャーや責任はとても感じていますが、そのプレッシャーすらも楽しみたいと思えるほど、これから貴重で素敵な経験が待っているのだろうと思うと今からとてもワクワクしております。信繁の義理堅く勇猛な武将というイメージを根底に、自分なりの真田信繁を最大限に表現していきたいと思います。

・大河ドラマ初出演にあたって

『どうする家康』は一視聴者として毎週楽しませて頂いていたので、出演が決まったという話を突如大量の台本とともに頂いた時はびっくりしました。蓋を開けてみれば真田信繁役をさせて頂けるということで、正直未だに実感はありませんが、この仕事を始めてからずっと目標のひとつとして掲げていた大河ドラマへの出演を『どうする家康』で果たすことが出来てとても嬉しく思います。時代劇で憧れていた甲冑や兜を着てのお芝居やアクションは今からとても楽しみです。

・好きな古沢良太さん作品

「コンフィデンスマンJP」は僕の大好きな作品のひとつです。登場人物と一緒に考察をしようと思ったら思いっきり裏切られてしまう、そんな視聴者をも騙す展開が最高に楽しいです。

・ここまでの「どうする家康」をご覧になって

徳川家康の半生を新たな視点で描く今作では、歴史の授業や教科書では学べない、家康の葛藤や思い、人柄が丁寧かつ鮮明に描かれているなと感じました。家臣たちとのハイテンポでクスッとなる会話劇や、尊氏や信玄との手に汗握る攻防戦は視聴者を戦国の時代に引き込んでしまうほどスリリングで大きなスケールを感じ、毎週本当に楽しませていただいています。

◆真田昌幸役:佐藤浩市

<役柄説明>
戦国乱世、最後の怪物。太平の世に移る中、戦国乱世の遺物のような存在。小国ながらも徳川をはじめ列強を手玉に取り、生き残りを図る反骨不屈の男。「表裏比興の者(表と裏を使い分けるくせ者)」とも呼ばれ、信玄譲りの謀略を使い、家康に幾度も苦杯をなめさせる。息子たち家族を溺愛し、関ケ原合戦に際しては、長男・信幸と敵味方に分かれる苦渋の決断をする。

<大河出演歴>
・翔ぶが如く(1990年)坂本竜馬役
・炎立つ(1993年~1994年)源義家役
・新選組!(2004年)芹沢鴨役
・鎌倉殿の13人(2022年)上総広常役

<コメント>
・演じる人物の印象

真田昌幸は、いわゆる「策士」言われている人で、面白いエピソードがいくつか残っています。たとえば関ケ原の合戦のとき、敵方の伝令から「城を通してほしい」と言われて、面白いからとそのまま通過させたとか。ただ、まことしやかなそういう噂が本当のことだったかどうかは、実際のところはわかりません。でも、ドラマを見る方がどういうふうに受け取るかも含めて、楽しく見せたいと思っています。皆さんが持っているイメージを膨らませるのか、逆に全く違った見せ方にするかっていうことが、僕らの仕事なので。そういった遊びができるかどうかは、もちろん脚本次第ではありますが、従来とはどこか違った真田昌幸の側面が出せたら面白いかなと。皆さんが期待しているであろう、昌幸の老獪さは、十二分に感じていただけると思います。

・2年連続の大河ドラマ出演。オファーを受けた時のお気持ちは

2年連続での出演依頼があったときは驚きました。ただ、座長の松本潤さんのことは昔から知っていますから、何かご縁があればお手伝いできたらなという思いはありました。ですから、お話がきたときは「微力ながら参じます」と、そういう気分でした。これまで僕は、三谷さんの作品では「新選組!」で芹沢鴨を、「鎌倉殿の13人」で上総広常をやっていますが、それとはまったく違った出方の中で、お客さんに楽しんでいただければと思います。

・印象に残っている古沢良太さん作品

「探偵はBARにいる」と「ALWAYS 三丁目の夕日」は拝見しています。

【Not Sponsored 記事】

《モデルプレス》

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