「ペンディングトレイン」SNSの切り抜き・炎上…現代編の残酷展開に様々な声「考えさせられた」「すごく怖い」
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【写真】山田裕貴、本人の前で思わず「可愛い」と声を漏らした女優
◆山田裕貴主演「ペンディングトレイン―8時23分、明日 君と」
いつもと変わらない朝、都心へ向かう電車の一両が未来の荒廃した世界にワープしてしまう。乗客たちは突如【日常】を奪われ、何もかも遮断され【ペンディング】された【非日常】の世界へと放り出されてしまい、共にサバイバル生活を生き抜くことに。困難を前に、人はどう生きるのかを描く予測不能のヒューマンエンターテインメントだ。
◆「ペンディングトレイン」現代編突入で残酷展開へ
再びワームホールを出現させ、なんとか過去へ戻ることに成功した乗客たち。しかしたどり着いたのは元いた2023年ではなく、地球環境が激変する半年ほど前の2026年5月の東京だった。
元いた世界から3年後ではあるものの家族との再会や現代に戻れたことに各々は大喜び。しかし、やがて元の生活へと戻り、未来で見てきたこと、これから地球に起こる出来事について必死に訴えるも、信じてもらえないどころか、世間の好奇の目に晒されることとなる。
ネット上で好き勝手言われ放題の直哉たち。そんな状況を一変させようと優斗は「一緒に声を上げよう」と直哉を誘うものの、「助からない」「最低だよ、こんな所」と口に。そして「命だけ助かっても救われないんだよ」と目に涙を溜めるかのようにその悲痛を訴えた。
そして優斗もまた、火災現場にて人を倒してしまった瞬間だけを悪意的に切り取られた動画により炎上の対象となる。これまで一度も折れることのなかった優斗が、直哉と同じように光を失い「こんな世界もう終わればいい」と呟くのだった。
サバイバル生活から一変、衣食住全てが揃い豊かになった現代で綺麗な暮らしをしていた直哉たち。しかし、自分の意図とは反対にどんどん膨れ上がる憶測やSNSでの言動に心はすり減るばかり。
タイムワープ成功の希望から一気に絶望へと転落した展開、そしてSNSなど現代を象徴するツールをベースに、世の中の在り方を問いかけるかのようなメッセージ性に「便利で豊かな世界が良いわけじゃないよね…」「SNSは好きなことや愛情を思いっきりぶつけられるけど、それが刃物になることもあるんだよね」「リアル…まさに現代を象徴していて考えさせられた」「こうやって色々なことが大きくなって、知らない内に誰かを傷つけているんだと考えたらすごく怖い」「最低って現代に向けられた言葉だったんだ」など様々な意見が寄せられた。(modelpress編集部)
情報:TBS
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