KAT-TUN上田竜也、2年ぶり主演舞台で苦労「稽古序盤では苦しみました」<After Life> | NewsCafe

KAT-TUN上田竜也、2年ぶり主演舞台で苦労「稽古序盤では苦しみました」<After Life>

芸能 モデルプレス/ent/wide/show
上田竜也、高橋惠子(提供写真)
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【モデルプレス=2023/07/08】KAT-TUNの上田竜也が主演、河原雅彦氏が演出を務める舞台『After Life』が7月〜8月に、新国立劇場中劇場(東京)・森ノ宮ピロティホール(大阪)・キャナルシティ劇場(福岡)にて日本初上演。7月7日にゲネプロ取材会が行われ、上田、相島一之、高橋惠子、河原氏が初日に向けた意気込みを語った。

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◆上田竜也主演「After Life」日本初上演で意気込み

本作は、“人にとって思い出とは何か?”という普遍的なテーマを描き、1998年にカナダ、1999年に日本で公開された是枝裕和監督の映画『ワンダフルライフ』を、ジャック・ソーンが舞台化。 2021年6月にロンドンのロイヤル・ナショナル・シアターで初演を迎え話題を呼んだ作品で、日本では初上演となる。

死者が新たな世界へ旅立つ際に持っていく、たった一つの大切な思い出を探す手伝いをするガイド役のなかで、淡々と笑顔で仕事をこなすガイドの「2番」役を演じる上田は、2年ぶりの主演舞台。 初日を前にした心境を聞かれると「果たして初日を迎えられるのかと。 進行状況はギリギリでございます」と笑いながらも「こういう状況の方が楽しみ。 ワクワクしてきた」と力強い言葉がこぼれた。

河原も「ギリギリになるとは思いますが、とても充実したお稽古期間を経てますので、役者さんは集中して稽古でやったことをやってくれたら、場は整います」と胸を張る。 また、高橋は「この1ヶ月、和気あいあいと、そして、ぶつかり合って稽古をしてきましたので、信頼関係はできています。 きっと上手くいくと思います」と初日に向けて思いを寄せ、相島は「イギリスで上演されたお芝居を日本に持ってきた作品なのですが、イギリスでは小劇場でストレートプレイでやっていたのですが、今回はこの大きな劇場でエンターテインメントに仕立てているから大変なんです。 だから今日は1幕だけですが、初日は期待していてください」とアピールした。

◆上田竜也、稽古場では“武士”呼び

稽古場では共演者たちから“武士”と呼ばれていたという上田。 今回は、そうした上田のイメージとはまた違った役柄であることから、上田は「“武士”が(役作りの)邪魔をしていました。 (2番は)いい人という空気を醸し出している人物なので、皆さんに『いい人って何?』って相談していました。 佇まいもどうしたらいいのか、稽古序盤では苦しみました」と明かした。 しかし、河原からのアドバイスもあり、「野波麻帆さんには、ステージに立っている時と、稽古場の休憩時間が別人のようだって言われました。 稽古中は、笑顔の練習を特に気をつけてしていました。 ずっと口角を上げていないといけないんで、顔の筋肉が鍛えられました」と役を作り上げた。

それを聞いた河原も「役を掴んでからは早い。 苦労されていたと(上田は)言いますが、稽古を追うごとにどんどん2番になっていく感じがありました」と太鼓判を押した。

最後に、上田は改めて「20人以上のキャストの皆さんがみんなで力を合わせて、素晴らしい2時間半を提供できるように稽古を積んできましたので、ぜひ楽しんでください」と呼びかけて会見を締めくくった。

続いて行われたゲネプロでは、1幕を公開。 透かしガラスの窓が格子状に並んだかのようなシンプルなセットが目を引いた。 穏やかな笑みを浮かべ、何事にも動じずに死者たちに接していた上田演じるガイド2番が、ある死者の人生を映し出したVTRに映っていた何かを見て表情を一変させるシーンは見どころの一つ。 上田の表現力が光る。

「死者たちは、1週間のうちにガイドの導きで生前の大切な思い出を一つ選び、ガイドがその思い出を再現。 選び出した大切な思い出の中で永遠の時を過ごすことになる」という物語の“テーマ”は、観るものの心を大きく揺さぶる。 登場する死者たちに、ときに同情し、ときに不愉快さを感じ、ときに共感しながら「もし自分だったら…」と考えずにはいられないことだろう。(modelpress編集部)

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《モデルプレス》

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