ryuchellさん死去 個性的キャラで一躍ブレイク 近年は多様性を発信<略歴>
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モデルプレス/ent/wide/show
【写真】ryuchell、離婚後pecoと2ショット 涙する場面も
◆ryuchellさん、個性的ファッション&キャラクターで一躍ブレイク
ryuchellさんは1995年9月29日生まれ、沖縄県(ちぇるちぇるランド)出身。本名は比嘉龍二(ひがりゅうじ)。
高校時代バイトに励み自分でお金を貯めて、卒業後に上京。上京後はアパレルショップでアルバイトを始め、独特の世界観で多くのファンがつくように。
ヘアバンドと個性的なファッション、強烈なキャラクターとともに、「ジェンダーレス男子」としても話題を呼び、一気にブレイクを果たした。
◆ryuchellさん、生き方に強い信念
また個性的なファッションや、ハイテンションなキャラクターにスポットが当たることが多い一方で、素顔は至って真面目。
フジテレビ系「爆笑!いいね動画シアター」(2016年)に出演した際には、これまで自身のスタイルについて批判を受けてきたというryuchellさんが「ずっとそう言われて育ってきたので(批判されるのは)人生で初めてのことじゃない。家族ができて子供が出来ても、偽りの自分に慣れたら人に何も教えられない」と生き方への強い信念を語るシーンもあった。
◆ryuchellさん、近年は多様性を発信
近年では、ダイバーシティ(多様性)について発信していたryuchellさん。
多様性をテーマにした新しい社会のスタンダードと向き合う渋谷発の都市型サミット「DIVE DIVERSITY SUMMIT SHIBUYA」では、2018年に渋谷ダイバーシティエバンジェリスト(多様性伝道師)に就任。
自分らしさを押し殺していた中学時代、自分らしさを表現することの喜びを知った高校時代など自身の経験を語り、“自分の色をとりもどす”ことの大切さや“自分の居場所”を作る重要性を訴えていた。
◆ryuchellさん、pecoと2016年結婚・2022年に離婚
ryuchellさんは、2014年5月、pecoとバイト先のアパレルショップで出会い、交際に発展。
2015年9月、pecoと2人で出演した日本テレビ系「行列のできる法律相談所」(毎週日曜よる9時)をきっかけに、カップルでのテレビ出演が急増。pecoとの仲睦まじいやりとりが大きな話題を呼んだ。
その後、2016年12月に結婚、2018年7月に第1子となる男児・リンクくんが誕生。2021年11月、夫婦で所属事務所を退所し、夫婦で個人事務所を立ち上げたことを理由に、芸名表記を夫婦でそれぞれ「りゅうちぇる」から「ryuchell」に、「ぺこ」から「peco」に変えることを発表した。
2022年8月には、pecoが自身のInstagramにて「“夫”と“妻”、いわゆる夫婦というかたちではなく、これからは人生のパートナーとして家族として、愛する息子の父親母親として、新しい家族のかたちで過ごしていくことになりました」と“新しい形の家族”となることを報告していた。
◆ryuchell(りゅうちぇる)さん死去
2023年7月12日、ryuchell(りゅうちぇる)さんが、東京・渋谷区の事務所にて亡くなっていたことを、日本テレビやTBSなどテレビ各局が速報で報じた。(modelpress編集部)
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