「VIVANT」阿部寛、バディ・富栄ドラムへの厚い信頼語る「セリフを言わせてあげたかった」<インタビュー> | NewsCafe

「VIVANT」阿部寛、バディ・富栄ドラムへの厚い信頼語る「セリフを言わせてあげたかった」<インタビュー>

社会 ニュース
阿部寛「VIVANT」第3話より(C)TBS
阿部寛「VIVANT」第3話より(C)TBS 全 1 枚 拡大写真
【モデルプレス=2023/07/30】TBS系日曜劇場「VIVANT」(読み:ヴィヴァン/毎週日曜よる9時~※第3話は69分拡大)に出演する俳優の阿部寛にインタビュー。モンゴルでの撮影や共演者について語った。

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◆堺雅人主演「VIVANT」

本作は、「半沢直樹」をはじめ数々のヒットドラマを手がけてきた福澤克雄の原作・演出最新作。

主演の堺雅人をはじめ、阿部、二階堂ふみ、松坂桃李、役所広司、二宮和也という全員主役級、日曜劇場史上最も豪華な主要キャストが集結する。

◆阿部寛、モンゴル撮影でのハプニング明かす

― モンゴルで約2か月間に及ぶ大規模ロケ。現地での思い出深いエピソードを教えてください。

阿部:モンゴルだからこそできたということがたくさんあって。俳優としてその場にいられたことは、本当に嬉しかったですね。モンゴルのスタッフさんたちも本当に皆さんプロ意識が高くて。

一番驚いたのは、僕らを襲ってくるバルカ共和国の警官役のエキストラの方々のトレーニングを見かけたとき、自衛隊員の訓練のように厳しく何時間も練習していたんです。銃を一斉に構える姿勢やタイミングを合わせ、突然の号令にも対応できるまでしつこく練習させられていた。モンゴルの方々の熱心さにとても感動しました。

すべてのスタッフ・キャストがさまざまな準備をしてこの撮影に臨んでいるというのを目の当たりにして、さらにより良いものを作っていかなくてはならないという心構えができました。

― 日本ではなかなか体験できないハプニングもあったようですね。

阿部:撮影したモンゴルは、日本の国土の3倍以上の土地に360万人ほどしか住んでいないんです。しかも人口のほぼ大半がウランバートルという大都会に集中していて。ウランバートルに次ぐ第二の都市とされるダルハングランバルでも撮影を行ったんですが、そこはまったくそれとは違い、街という印象でした。今回撮影した数々の場所は、現地の方も知らない土地がたくさんあって、スタッフが迷子になることもざらにありました(笑)。

◆阿部寛、二階堂ふみに衝撃「なんだこの女優!」

― 第1話でパトカーの上を走り抜けるシーンは圧巻でした。実際の撮影現場はどうなっていたのでしょう?

阿部:車の上を走るというのはさすがに初めての経験で、女優さんもやるので滑り確認のため、慎重に検証しといてやろうと思っていたら、二階堂さんがフロントガラスの上とかもかまわず乗っかって……「なんだこの女優!」と思いました(笑)。二階堂さんは“先輩を待たせてはいけない”と急いだようですが、その時はヒヤヒヤしましたね(笑)。

― 第2話ではラクダに乗るシーンが印象的でしたが、乗り心地はいかがでしたか?

阿部:突然ラクダで走るシーンになったので、乗りこなせるのか心配だったのですが、乗馬の経験があったおかげで、同じ要領でなんとかやりました。ラクダの目がとてもかわいらしくて、横から見るととにかく目が美しいのが印象的でした。

◆阿部寛から見た野崎像・富栄ドラムの印象

― 野崎は主人公・乃木にとって敵か味方か、目が離せない存在ですが、演じられている阿部さんから見た野崎像は?

阿部:一見単純明快で、強引だったりテンションが高かったりするところがありながら、内に秘めたものはわからない人です。たまたま乃木という日本から来た人間が、自分が追い続けていた謎のテロ組織につながる人物と接触したことを知り、彼を助けたわけですが、単なる人助けではありません。利用できるものはなんでも利用していくという面もあると思いますし、乃木をそれとなく探っています。公安の人間なので裏もあります。駆け引きがうまくて、得体が知れないところがある人物ですね。

― ドラムとは損得抜きの名コンビという印象でした。これからのお2人のバディぶりも楽しみです。

阿部:もう全面的に信頼しています。彼(富栄ドラム)は元力士ということもあって、身体能力がものすごく高くて。監督からいろいろとハードなオーダーがあるのですが、それに常に応えていました。野崎としても一番信頼しているという実感があります。演技も上手い方なのでセリフを言わせてあげたかったというのはありますが(笑)。

日曜劇場「VIVANT」、まだまだ冒険は始まったばかりですので、第3話もどうぞお楽しみに!

◆「VIVANT」第3話あらすじ

日本大使・西岡(檀れい)の裏切りに気付いた乃木(堺雅人)たち。バルカ警察から逃れ日本へ脱出するには、バルカ人も決して足を踏み入れない“死の砂漠”を突破するしかなかった。

一か八か、死と隣り合わせの砂漠の横断が始まった。

しかし、薫(二階堂ふみ)を乗せたラクダから薫の姿が消えていた。そのことに気づかず、進んでいく一行。薫、そして乃木、野崎(阿部寛)の運命は?

そして、誤送金を引き起こした人物がついに正体を現す。

(modelpress編集部)

【Not Sponsored 記事】

《モデルプレス》

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