ZEROBASEONE、ドームで初コンサート 初公開9人バージョン「Jelly Pop」で色気たっぷりダンスリレー<2023 ZEROBASEONE FAN-CONライブレポ>
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モデルプレス/ent/korean/talent
【写真】多国籍な9人が集結!韓国で華やかデビューしたZEROBASEONE
◆第5世代K-POPボーイズグループZEROBASEONE
ZEROBASEONEは、Mnetにて放送されたグローバルボーイズグループデビュープロジェクト「BOYS PLANET」を通じ、184ヶ国および地域のスタークリエイターにより選抜された多国籍な9人のメンバーであるSUNG HAN BIN(ソン・ハンビン)、KIM JI WOONG(キム・ジウン)、ZHANG HAO(ジャン・ハオ)、SEOK MATTHEW(ソク・マシュー)、KIM TAE RAE(キム・テレ)、RICKY(リッキー)、KIM GYU VIN(キム・ギュビン)、PARK GUN WOOK(パク・ゴヌク)、HAN YU JIN(ハン・ユジン)で構成された注目のグループ。
7月10日に発売されたデビューアルバム「ZEROBASEONE The 1st Mini Album『YOUTH IN THE SHADE』」は初日の売り上げ枚数が驚異の124万枚を記録。デビューアルバムでの発売初日ミリオンセラー達成は、過去に歴代K-POPアーティストたちも成しえることができなかった史上初の快挙で、デビューと同時にK-POPの歴史に名を刻んだ。
◆ZEROBASEONE、単独コンサート開幕
オープニング映像が流れ観客の期待が高まると、「YOUTH IN THE SHADE」の1st TRACKである「Back to ZEROBASE」で開幕。まるでフラワーリースが宙に浮かんでいるかのような丸い装飾で飾られたステージに、真っ白の衣装を着たメンバーが登場し、会場は割れんばかりの歓声に包まれた。
夢が現実になる最初の瞬間の感情とこれから繰り広げられる旅に対する期待感を込めたドラム&ベースジャンルの楽曲で、9人の美しい歌声とハーモニーがドームに響き渡った。
ステージに降りると、雰囲気をガラリと変え、頂点へと向かうZEROBASEONEの情熱をツーステップガレージリズムのUKポップダンス曲で表現した「New Kidz on the Block」へ。灰色の街をひっくり返すNew Kidzとなって頂点に向かうという9人の誓いをグルービーなベースと軽快なドラム、一度聞くと忘れられない中毒性のあるメロディーで表現した楽曲で、会場の熱気を高めた。
◆ZEROBASEONEジャン・ハオ、音楽番組での涙振り返る
2曲を歌い終え、全員で挨拶した9人。キム・ジウンはオンラインで観ているファンに向け「全世界にいるZEROSE(ゼロズ/ファンネーム)の皆さん、オンラインで観ていても愛を与えるように努力します」と呼びかけ、ソク・マシューも英語でメッセージ。
デビューまもなく大きな舞台に立つこととなり、キム・ギュビンは「小さい頃から愛する人たちを集めてコンサートをすることを夢見ていたんですが、ZEROSE、家族、事務所の皆さんが来てくれて嬉しい印象深い日になると思います」と期待を込めた。
また、これまで愛を強く感じた瞬間を聞かれると、パク・ゴヌクは最初の音楽番組出演をあげ「皆さんからの応援の歓声を聞いたときに始まる気分を感じたことを覚えています」と振り返ると、キム・ジウンは「何よりハオがステージで涙をこらえたせいで他のメンバーも泣きたくなりました」とジャン・ハオが泣いていたことを指摘。ジャン・ハオは「初めてアイドルになって応援を聞いてグッと来ました。もう一度あの応援を聞けますか?」と観客に呼びかけると、キム・テレの歌声に合わせて観客が声を揃えて9人を喜ばせた。
◆ZEROBASEONE「and I」振り付け付きで披露
最初の挨拶を終えると、ソン・ハンビンが「BOYS PLANET」のときから皆さんが愛してくれた曲です。届けたくて準備しました」と紹介し、「BOYS PLANET」での課題曲「Say My Name」をZEROBASEONEバージョンで歌唱。ニュージャックスウィングリズムをベースにしたニュートロシンセポップ・ジャンルで、爽やかながらも軽快なムードのトラックと叙情的なメロディーが調和し胸がいっぱいになる同曲。名前を呼ばれる瞬間、恋に落ちる少年のリアルな心情を歌詞に込めて表現した。
続いてのVCRでは、それぞれの時間を1つ屋根の下で過ごす9人が、見つけたプランターで薔薇を育て、“ZEROSE”の文字にフラワーアートを作る姿が映し出され、そのフラワーアートとともにステージに再登場。
ブラックのスタイリッシュな衣装に替え、ベンチに座っているシーンから「and I」のパフォーマンスを始めると、中央ステージまで駆け出し花束を客席にプレゼントするなど、丁寧にファンサービス。大切な気持ちを初々しい歌詞とリズミカルなピアノ、ブラスサウンドなど弾むバイブスで表現し、R&Bにファンキーさを加えたポップ・ジャンルの楽曲で、メンバーたちの個性溢れるボーカルで描かれた中毒性溢れるサビが印象的。最後は観客と大合唱となり、歌い終えるとキム・ギュビンが「ファンコンのために振り付けを加えたんですが、楽しかったですか?」と問いかけた。
◆ZEROBASEONEバージョンで「Jelly Pop」初公開
後半はシグナルソングの「Here I Am」、課題曲の「Jelly Pop」と「Hot Summer」と「BOYS PLANET」の思い出深い3曲を立て続けにパフォーマンス。
「このステージで輝く主人公に私はなるんだ」という熱い誓いと、ファンと共に歩むという切実な夢の約束を叫ぶハイブリッドエレクトロポップ・ジャンルの「Here I Am」では、センターステージの端から端まで9人が広がってファンに成長した姿を見せた。
一段と大きな盛り上がりを見せたのが、9人バージョンが初公開となった「Jelly Pop」。「特別にご用意しました」(キム・テレ)、「どんなに魅力的か観て下さい」(パク・ゴヌク)と期待を煽り、ジャケットを羽織って衣装をマイナーチェンジした9人。ゼリーの中の果汁のように爆発し、はじける魅力を魔法のように表現したパンクシンスポップの同曲に新たな魅力を吹き込み、間奏では1人ずつダンスリレー。キム・ジウン、ハン・ユジン、パク・ゴヌクらはジャケットを脱ぎながら色気たっぷりの動きでZEROSEの視線を奪った。
「Hot Summer」は、808ベースとヒップホップのドラム、キーボード、管楽器を使ったミディアムテンポのアーバンポップ曲。熱い夏の夜、君と僕との間で咲く妙な感情を中毒性のあるサビの上に溶かし強烈さを加えている。ソク・マシューがラストにシャツをまくって腹筋をチラ見せするなど、強烈なパフォーマンスで魅了した。
◆ZEROBASEONE「Our Season」で初ファンコンサート幕閉じる
あっという間にエンディングとなり、一人ずつ挨拶。ジャン・ハオは「愛する気持ちを伝えたいです!」と溢れんばかりのZEROSEへの愛を表現し、「オンラインで観ている皆さんにも実際に会いに行きます」と約束。
青春のきらびやかさとその裏の不安定さを描いたアルバム「YOUTH IN THE SHADE」のアイデンティティを盛り込み、終わりがあるからこそより美しく意味のある第一歩を踏み出すZEROBASEONEが不完全で未熟だが「君」に向かっていくという意志を表現したタイトル曲「In Bloom」を歌唱して本編を終えた。
アンコールでは「会いたくてまた来たよ~」と手を振って、ジャン・ハオとキム・テレはメガネをかけ、Tシャツやジーンズといったラフな衣装に着替えた9人が再登場すると、ついに「ZEROBASEONE」という名前で一つになった9人のメンバーの夢や友情を歌う明るい口笛とギターサウンドのハーモニーが印象的なミディアムテンポポップ「Our Season」を歌唱し、再び会場は一体に。
最後は9人の前で扉が閉まる演出で、記念すべき最初のファンコンサートの幕を感動的に閉じた。(modelpress編集部)
◆「2023 ZEROBASEONE FAN-CON」セットリスト
1.Back to ZEROBASE
2.New Kidz on the Block
OPENING MENT
3.Say My Name
VCR
4.and I
EVENT
5.Here I Am
6.Jelly Pop
7.Hot Summer
ENDING MENT
8.In Bloom
VCR
9.Our Season
【Not Sponsored 記事】
《モデルプレス》