深川麻衣、乃木坂46卒業後の葛藤を回顧「先の見えなさの不安はありました」<人生に詰んだ元アイドルは、赤の他人のおっさんと住む選択をした>
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【写真】深川麻衣、ド派手柄ワンピースもサラリ着こなす
◆映画「人生に詰んだ元アイドルは、赤の他人のおっさんと住む選択をした」
“元SDN48の大木の実話×元乃木坂46の深川が主演”というタッグが実現した本作。元アイドルで仕事なし、男なし、残高10万円という人生に詰んだどん底アラサーの主人公・安希子を深川が、ひょんなことから安希子とルームシェアすることになった赤の他人のおっさん・ササポンを井浦が演じる。
◆深川麻衣、主人公の境遇に共感
自身にとって本作はどのような作品になったかと尋ねられた深川は「安希子とは元々アイドルでセカンドキャリアを歩んでいるという境遇も同じですし、共通点も多くて、演じていながらも共感できることもいっぱいありましたし、劇中のササポンの言葉も安希子にとっても心がほぐれていたんですけど、私にとっても刺さる言葉がとても多かったので、自分自身にも刻むような気持ちでいました」と打ち明けた。
特にササポンの『まあ適当に』という言葉がお気に入りだそうで「適当ってちょっと悪い意味に取られがちですけど、いい意味での切り替えというか、やるだけやったら次みたいな、そういう方向転換な言葉だなと思って、とっても好きです」と声を弾ませた。
◆深川麻衣、女優転身後の不安・葛藤明かす
また、キャリアチェンジをした際に苦労した点や葛藤について聞かれた深川は「(乃木坂46の)卒業を決めたときは勢いというか、なんとかなるという勢いで出ていったんですが、(ソロの)お仕事を始めた前半のほうが自分の中でいろんな壁にぶつかって、グループ名という看板が取れた個人として勝負をしていかないといけなくなったときに、俳優として経験を積まれてきた方と同じ土俵に立つことが最初すごく恥ずかしくて、自分はなんの技量もないですし、どうしていったらいいんだろうってすごく悩んでいたので、最初の時期のほうが悶々としていた気がします」と回顧。
卒業を決めた際は事務所が決まっていなかったそうで「(女優を)やりたいという強い気持ちはあったんですけど、本当にやっていけるんだろうかという先の見えなさの不安はありました」と語った。
◆井浦新、人生の先輩としてアドバイス
一方、モデルから俳優、そして現在はファッションブランドのディレクターとさまざまな分野で活躍している井浦は、人生の先輩としてアドバイスを求められると「アドバイスなんて恐れ多いですけど、自分ごとだったとしたら、好きなことを何を言われようが、周りから否定されようが、自分が好きだと思うことをひたすら信じて続けてきて、誰も共感する人がいなかったとしても、続けてくるといつか見つけてくれたりするんですよね。そのときに“ずっと好きでよかったな”、“続けてきてよかったな”とちょっとだけ報われたりして、好きなことを続けるってものすぐごく力になるんだなと思います」としみじみと語り、「大きな意見のほうがよしとされてしまっている時代だからこそ、個人の思いというのも大事なんだなと思います」と吐露した。(modelpress編集部)
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