旧ジャニーズ新会社「STARTO ENTERTAINMENT」人権方針制定・内部通報窓口の設置発表井ノ原快彦ら役員4人での経営体制も説明

【モデルプレス＝2023/12/08】故ジャニー喜多川氏の性加害問題をめぐり、旧ジャニーズ事務所所属タレントのマネジメントなどを担う新会社の名称が「STARTO ENTERTAINMENT（スタートエンターテインメント）」となったことが、8日に発表された。同日、公式サイトが開設され、同社のガバナンス・コンプライアンス体制について説明した。

【写真】混乱のジャニーズ会見、記者に訴えかける井ノ原快彦

◆「STARTO ENTERTAINMENT」役員は4人

同社名について、「SMILE-UP.（スマイルアップ）」の副社長であり「STARTO ENTERTAINMENT」取締役COOに就任した井ノ原快彦が、ファンクラブ向けの動画で報告した。同社の代表取締役CEOにはコンサルティング会社社長の福田淳氏が就任する。

ガバナンス体制について、CEO（チーフ・エグゼクティブ・オフィサー）、COO（チーフ・オペレーティング・オフィサー）、CFO（チーフ・ファイナンシャル・オフィサー）、CCO（チーフ・コンプライアンス・オフィサー）を置くとし「取締役のそれぞれが各自の専門分野の知見を活かし、かつ相互に監視・統制し合いながら効率的で透明性の高い経営判断が行える体制を整える」とともに「社内外の監査体制の整備を進めています」と説明した。

さらに、和田美香氏が就任したCCOについては「内部監査室や内部通報制度の確立をはじめとするコンプライアンス体制の構築・充実を図ること」を目的としていると明かした。

◆「STARTO ENTERTAINMENT」人権方針の制定・内部通報窓口の設置など

また「当社は人権方針を定め、役員・従業員等が会社に関わるあらゆる人の人権を尊重することを徹底します」と7項目に渡る人権方針を制定。人権問題にまつわる定期的な研修に加えて、内部通報窓口の設置で相談体制を作り、コンプライアンス体制の構築・整備を進めていくとしている。（modelpress編集部）

情報：STARTO ENTERTAINMENT公式サイト
https://starto.jp/s/e/page/company_governance?ima=3723

【Not Sponsored 記事】