役所広司「VIVANT」最終話の銃撃シーン直前でアドリブしていた
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【写真】「VIVANT」銃撃直後の役所広司を堺雅人が抱きしめる
◆役所広司のアドリブを福澤克雄監督絶賛
俳優としての役所の存在を「神様」と評した福沢監督は「たぶん役所さんが何か喋ると、みんなふ〜っと吸い寄せられる」と口に。「なんとも言えない魔力があるんだよ、たぶんね」といい「これはやっぱり神様。役者になるために生まれてきたような方ですね」としみじみ語った。
なかでも、最終話にてノゴーン・ベキ(役所)が息子の乃木憂助(堺雅人)に銃で撃たれる直前のシーンで、ベキが浮かべた微笑みには特に心を引き込まれたそう。「最後ね、あの息子(乃木)にニコッと笑う所。ドキッとした。あんななかなかできないよ、あんなの」と感嘆の声を漏らすと「いただきましたって感じです。よかったって。ビクってきたからね」と、役所のアドリブを絶賛した。
続けて「『さぁ、俺を殺せ』という覚悟。それか、笑ってちょっとバカにして『撃て』って言ってるのか。僕にはちょっと分からないんだけど」とはにかみながら首を傾げると「でも、今まで生きてきた何かが積み重なってできる」とベキの感情が乗り移ったことで自然と生まれた演技だったのだろうと分析。スタジオで、微笑む演技は自身で考えたのかと聞かれた役所は「そうですね」と頷いた。
◆役所広司、モンゴルロケは「もっといたかった」
モンゴルでの撮影について「堺さん、ものすごく食べ物美味しいし、すごくこの国(モンゴル)が合ってるって言ってましたね」と、明かした役所。「それで、阿部さんに聞いて『どう?』って言ったら『いや〜、1ヶ月半行きっぱしですよ』って全然楽しそうになかったので、2人の対比が面白かった」と楽しそうに口にした。一方で「僕はあっという間。1週間ぐらいで終わったんですよ、ロケが。ほとんど僕はセットが多かったんで、もっといたかったなぁと思って」と、自身のモンゴルロケが短かったと明かし「いたらもっと楽しんだと思いますね」と残念そうに語った。
◆堺雅人主演「VIVANT」
本作には、主演の堺のほか、阿部寛、松坂桃李、二階堂ふみ、二宮和也、役所ら豪華俳優陣が集結。別班(国内外で民間人に紛れて諜報活動を行う特殊部隊)の乃木は、テントのリーダー、ベキが父であることを突き止め、その実態に迫った。(modelpress編集部)
情報:MBS/TBS
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