磯村勇斗、親友・北村匠海のサプライズ登場に笑顔 助演男優賞受賞するも複雑な思い打ち明ける<第48回報知映画賞>
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【写真】磯村勇斗、ワイルドな髭姿
◆磯村勇斗、北村匠海のサプライズ登場に笑顔
映画「月」で助演男優賞を受賞した磯村。この日、俳優仲間であり、プライベートでも親交の深い匠海が花束を持って祝福に駆けつけると、嬉しそうな笑顔を見せた。
花束を贈呈した後、北村は「初めて磯村くんに会ったのが自分が20歳の時で、もうかれこれ6年ぐらいの付き合いになりますが、節目、節目で共演していまして、いつも自分の横にいて、自分を支えてくれる、そして作品を支えてくれる、かたどってくれる、空気を作ってくれる、そんな役者だとずっと思ってました」と磯村の存在についてコメント。「自分に水を与えることが得意な役者さんと言いますか、自らを成長させるきっかけを自ら掴むというのがすごく上手だなっていうのは常に思っていて。これから先の日本、日本の映像を、自分もそうですけど、支えていく、そして日本ではもちろん世界を広げていく、そんな役者の1人になると思います」と称賛し、改めて祝福の言葉を送った。
◆磯村勇斗「月」出演に覚悟
そして磯村は「このような賞をいただいたこと、とても光栄に思います。ありがとうございます」と感謝。「月」について「自分が今まで携わってきた作品の中で非常に覚悟のいる、そして責任を持って挑まなければいけなかった作品です」と吐露し、「この賞をいただくことによって批判的なことももしかしたらあるんじゃないかということも考えてしまうくらい、それくらいの役に挑んでいたので、役者としては非常にありがたく嬉しく思うんですけれども、役としては自分はどう言葉を言ったら良いかかわからないような、そんな感覚ではあります」と複雑な思いを打ち明けた。
続けて「この作品には自分もそうですけど、参加したキャストやスタッフの皆さんは恐怖であったり、不安であったり、そういったものを抱えながら、覚悟を持って現場で作品を一緒に作り上げていきました」と作品に対する熱い思いを告白。「このような形で賞をいただけたことが、少しでも報われるのではないかなと思っております」と受賞を噛み締め「これからも、1人の国民としてしっかり時代を見ながら、1人の役者として、映画に身を投じて、前に進んでいきたいと思っております。本当にありがとうございました」と感謝を伝えた。
◆報知映画賞
同賞は、スポーツ新聞が単独開催する初の映画賞として1976年に誕生。各賞は作品、主演男女優、助演男女優、新人、海外作品の7部門を選出。第10回(1985年度)からは監督賞、第42回(2017年度)からはアニメ作品賞も加わり、年によって特別賞が選定される。
ほか主演女優賞を受賞した綾瀬はるか、助演女優賞を受賞した二階堂ふみらが出席した。(modelpress編集部)
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