桑田真澄氏、息子・Mattを“怒らず”育てた理由 スタジオ感嘆
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【写真】Mattのすっぴん姿
◆Matt、小学生時代は周りと比べて「野球自体はできた方」
この日はMatt一家の3人が暮らす自宅のリビングで収録。収録中に真澄氏が帰宅し、Mattと真紀さんの3人でのテレビ初共演となった。
小学生の頃は少年野球チームに所属していたMattについて真澄氏は、「力強くて、足が速かった」と中学生以降も野球を続けてほしかったと振り返った。
Mattは「デッドボールが嫌だった。あと坊主だったのと、ユニフォーム着るのもみんなお揃いっていうのが嫌だった」と辞めた理由を並べるも、「野球自体は嫌じゃなかった」と告白。続けて、「期待もされ過ぎて、パパがいないところでプレーしていた」とアメリカのメジャーリーグでも活躍した父の存在がプレッシャーにもなっていたようだが、「野球自体はできた方だったんで、続けてたらよかった結果もあるかもしれない」とも打ち明けた。
体力や礼儀などを養ってほしい真澄氏の想いで所属していた野球チームと並行して音楽も習っていたMattは、「中学上がる時に、(真澄氏が)『(野球か音楽)どちらか選んでいいよ』って言ってくれて」「吹奏楽部に」と音楽の道を選んだことを明かした。
◆桑田真澄氏、Mattが20歳の時に「好きなように歩みなさい」
「Mattがテレビで活躍する姿や批判を受けることをどう感じているか」と問われた真澄氏。「彼(Matt)が20歳になったときに伝えてるんだけど、『自分の人生だから自分の好きなように、充実した人生を歩みなさい』って言ってる」とMattの生き方を後押し。また、真澄氏が、「(子供は)親の持ち物でもない彼の人生ですので」と続けると、Mattは感慨深そうにその言葉をかみしめた。
Mattが髪を染めるなど思い切ったことをした後には、真澄氏は「僕はいつも一言だけ言うんですね、『大丈夫か?』って」と決して怒らず本人の意思を尊重しつつ確認していたという。Mattも「(怒られたことは)1回もない気がします」と振り返った。
真澄氏は自身が受けた体育会系の指導を、「自分はやりたくないと思った」と明かし、怒らない教育方針でMattを育てたという。さらに、「野球やりながらも、“常に常識を疑う”って考えを持ってやってきましたんで」「時代が流れると(今は)真逆の指導法ですよね」と語る真澄氏の先見の明に、出演者一同感嘆の声を上げた。Matt自身も、「小さい頃から『常識を疑え』ばっかり聞いたんで、疑いすぎたのかしら」と自虐して笑いを誘う場面もあったが、Mattが男性のメイクや美容の先駆けとなったことに納得の声も上がった。(modelpress編集部)
情報:TBS
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