坂田利夫さん、老衰で死去
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【写真】坂田利夫さん、老衰で死去
◆坂田利夫さん、死去
葬儀告別式の場所、自宅住所、喪主は非公表。お別れ会の予定は現在のところないという。
坂田さんは1964年にデビュー、1967年に前田五郎さん(故人)と漫才コンビ「コメディ No.1」を結成し、数々の賞を受賞。若手のころから、西川きよし・ヘレン夫妻と仲が良く、西川家に居候して3人で若い時代を切磋琢磨した。「あっちこっち丁稚」(朝日放送)で共演した後輩の間寛平とは54年間の親交があり、先日は82歳の誕生日を間夫妻にお祝いしてもらい、喜んでいたという。最期も親族と間夫妻に見守られながら息を引き取ったとしている。代表的なギャグは、「あ~りが~とさ~ん」や「あんたバカね、オホホ~」など。自らアホキャラを演じ、「アホの坂田」の愛称で全国のお茶の間で愛されるキャラクターとなり、テレビ番組やCM、映画など多方面で活躍。コントや吉本新喜劇などにも出演。2016年には「第51回大阪市市民表彰(文化功労)」を受けるなど、関西演芸界の発展にも貢献した。
2009年に「コメディNo.1」を解散した後は、「坂田利夫スペシャルコント」で主になんばグランド花月、よしもと祇園花月などの舞台で活躍。2022年4月には、吉本興業創業110周年特別公演「伝説の一日」にも出演。同年7月30日、YES THEATERで開催された「さざなみ寄席」に出演したのが最後の舞台になった。(modelpress編集部)
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