三谷幸喜氏、芦原妃名子さん死去に声震わせ「踏みとどまってほしかった」自身の葛藤も吐露「死にたいと思ったことだって実はある」
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◆三谷幸喜氏、芦原妃名子さん死去に「踏みとどまってほしかった」
「セクシー田中さん」実写ドラマ版の制作陣との間に起きたトラブルについて三谷氏は、映像は“時間芸術”であり上映時間が決まっていることから、小説やマンガなど原作のあるものを映像化するときに“時間”という問題が必ず生じてくると説明し、「そもそも無理が出るものだから、原作者は理解してないといけない」と指摘。その上で「脚本家はできる限り原作者の意図を汲んで(ないといけない)。原作者が考えたものだから、そこを逸脱してはいけない」「原作者、プロデューサー、脚本家がきちんと心を一つにして作っていかないと、きっといろんな問題が起こっていくんだなと思います」と持論を展開した。
その後、「もう1個いいですか?」と切り出すと、「僕も長い間仕事してきて、『何でこんな思いをしなきゃいけないんだ』『何でみんな分かってくれないんだ』『何で僕の作ったものを勝手にいじってしまうんだ』と思ったことも何度もあるし、『死にたい』と思ったことだって実はあるんですね。のほほんと書いているように見えるかもしれないですけど」と自身の経験と当時抱いていた葛藤を告白。
「でも踏みとどまったんです。それはなんで踏みとどまれたかっていうと、僕は書いたものに責任があるし、今書いているものにも責任があるし、これから書くものに対しても責任があるし。多分、この先、自分の作ったものを楽しんでもらう人たちがいるとすれば『その人たちに変な感情で見てもらいたくない』っていうのがあるから」と声を震わせながら語り、最後には「踏みとどまってほしかったですね」と芦原さんへの思いを明かしていた。
◆芦原妃名子さん死去
芦原さんは1月26日に「セクシー田中さん」実写ドラマ版の制作陣との間に起きたトラブルを、自身のブログ及びXで明かしていたが、1月28日に一連のポストを削除。その後、「攻撃したかったわけじゃなくて。ごめんなさい」とのコメントのみを残し、1月29日に栃木県内にて遺体となって発見された。(modelpress編集部)
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情報:TBS
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