主演男優賞・神木隆之介「ハウル」共演女優と“20年ぶり”役名でやり取り「思い出に残るような役者さんになりたい」<第66回ブルーリボン賞>
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【写真】二宮和也・神木隆之介・浜辺美波ら授賞式に豪華集結
◆神木隆之介「ハウル」共演女優と舞台上でやり取り
ブラックスーツに身をまとって登壇した神木は「ゴジラ-1.0」にて絶望と向き合う勇気と希望を体現し、「大名倒産」にて共感を呼ぶユーモラスな演技で魅了したとしてその演技が評価され「ブルーリボン賞」を初受賞した。
賞が授与されると二宮和也から「ではどうぞお席の方にお座りください」といじられ「一応(コメントして)いいですか?」と遠慮がちにツッコミ。さらに、ジブリ映画『ハウルの動く城』(2004)で共演歴のある倍賞とは「マルクル大丈夫?」(倍賞)「大丈夫だよソフィー!」(神木)「ハウルもよろしくって言ってたよおめでとう!」(倍賞)と当時の役名でやり取りをし、客席からは歓声が。しかし約20年ぶりのやり取りとなったため「声帯が…当時小学5年生だったもので…」と当時を再現しきれないと暴露していた。
◆神木隆之介「なかなか人の思い出に残れることってない」
また、神木は受賞のスピーチにて、アメリカンフットボール部に所属していた友人と撮影現場で俳優と音声スタッフとして再会したことについて話し始めた。「小さい頃から映画が好きだったからこの仕事に携わりたかったという思いを聞いて、映画ってすごく人の人生のターニングポイントだったり、影響がすごくあるものなんだなと思いました」と好きな映画やその思い出は人生に影響を与えると実感したという。
そして「皆様のそういう人生の思い出に残るものに、僕たちは携われてるんだなって。なかなか人の思い出に残れることってないと思うのでそんなお仕事ができていることは幸せなことだなと思います」と喜びを噛み締め「この賞をいただけたということを胸に刻んで、これからも見てくださった方々、携わってくださった方々の元気や思い出に残るような役者さんになっていきたいなと思っております」と笑顔を見せた。
◆ブルーリボン賞とは
ブルーリボン賞は、青空の下で取材するスポーツ紙記者が選考し、賞状に青いリボンを巻いて贈呈している。1950年に創設され、中断期間がありながら、今年で65回目を迎えた。受賞者への記念品は、記者の象徴として万年筆を贈呈。映画に取り組む姿勢や人柄も選考に含まれるのが特徴だ。
授賞式は例年、前年度の主演賞受賞者の2人が司会を務めており、「ラーゲリより愛を込めて」「TANG タング」で主演男優賞を受賞した二宮、「PLAN 75」で主演女優賞を受賞した倍賞が登壇した。なお、今年度の授賞式はコロナ禍を経て4年ぶりの開催となった。(modelpress編集部)
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