豊川悦司&綾野剛、W主演で「地面師たち」実写化決定 大根仁監督が起用理由明かす
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【写真】綾野剛&豊川悦司の強面ビジュアル
◆豊川悦司&綾野剛、W主演Netflix作品決定
本作は、大根仁監督が熱望してやまなかった、不動産売買を餌に巨額の金をだまし取る詐欺師集団・地面師による前代未聞の事件を描いた新庄耕によるクライムノベルの映像化。地面師詐欺の道に踏み込む男・辻本拓海を綾野、巨額詐欺を率いる大物地面師・ハリソン山中を豊川が演じる。
大根監督は「実際に起きた地面師詐欺をモチーフにしたもので、その詐欺の舞台となった場所が仕事場の近くだったことから興味を持っていて、映像化したら面白いんじゃないかと思っていました。そんな中、本屋に行ったら書籍があって、呼ばれるように手に取って1日で読んで、ぜひ映像化したいと思いました。そして、自分で出版社に連絡して映像権を獲得するためにエントリーして、愛のこもった企画書を持ち込みました」ときっかけを紹介。
キャスティングについては、「僕はオリジナルの脚本は描きませんが、原作ものを脚色することはよくあります。その執筆では当て書きというか、メインの役者が決まっていないと書けないので、まずは主演のリーダーと参謀役の2人をキャスティングしたいという話をして、綾野剛さんと豊川悦司さんにリクエストを出して、そのまま受けていただきました」と打ち明ける。綾野に関しては即決だったという。
また、「綾野くんとは初めての仕事だけど存在は知っていて意識もしていて、若いときからオーラのある人だと思っていたし、キャリアと年齢を重ねることによって深みや喜怒哀楽の表現の先の、なんとも言い表せない表情や心情を表現できるようになってきたなと思っていました。綾野くんが演じた役は非常に複雑なキャラクターでいろんな面があるので、それを表現できるのは綾野くんしかいないと思いました」とコメント。豊川については「ハリソン山中は新しいモンスター感がるけど、どこかインテリジェンスがあって魅力的な悪魔的なキャラクターなので、これも日本で演じられるのは豊川さんしかいないと思ってリクエストしました」と説明した。
そして、撮影においては「地面師詐欺というのは基本的には会議室で行われるので、映像的には地味になると思います。でも仕掛ける側としては、内面ではものすごいアクションが起きていることをどう映像化するか意識しました。あと、騙す側、騙される側、警察側の3つの視点の組み立てを意識しました」と話していた。(modelpress編集部)
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