大泉洋、なにわ男子・長尾謙杜ら、映画「室町無頼」キャスト発表 建国記念日に会見で豪華集結
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モデルプレス/ent/movie
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◆大泉洋主演「室町無頼」長尾謙杜ら集結
自らの力で時代を切り拓いた「無頼」たちを描いたアクション・エンタテインメント『室町無頼』(原作:垣根涼介『室町無頼』/新潮文庫)。歴史に残された史料は少ないが、「無頼」たちは確かに実在し、腐りきった政治と世の中を叩き直そうと、命がけの戦いに挑んだ。そんな彼らを描いた本作にふさわしく、2月11日の建国記念日に製作発表会見が実施された。
主人公の蓮田兵衛は、己の腕と才覚だけで混沌の世を泳ぐ自由人。だが、無用と思えば関所に火をかけ、役人も平然と斬り殺す無頼漢。そんな複雑な魅力に満ちた兵衛を演じるのは、今や国民的スターとなった大泉。周囲を惹きつける吸引力を持つキャラクターは、まさに彼のハマり役。さらに剣の達人役として本格的な殺陣・アクションに初挑戦するなど、50歳を迎えた彼が兵衛にエネルギッシュに命を吹き込み“大泉洋史上最高にカッコいい男”を演じ切っている。
兵衛に拾われ、身も心も成長する才蔵に抜擢されたのは、なにわ男子の長尾。六尺棒を武器にした“無敵の棒術”を身につけ戦う才蔵。そんな“棒術”を修得すべく長尾は特訓に励み、超人的なアクションを披露。また才蔵に棒術を教え込む老師に、柄本。民を虐げ、贅沢にふける有力大名・名和好臣を北村。高級遊女にして、男たちの間を漂う絶世の美女・芳王子を松本。そして堤が、兵衛の悪友にして、宿敵となる骨皮道賢に扮している。兵衛と似た匂いのする男・道賢も実在の人物で、黒ずくめの着物に迫力みなぎるオーラ、アクションにも定評のある堤が殺陣を魅せる。
そして監替を務めるのは、『22年目の告白一私が殺人犯ですー』『映画 ネメシス 黄金螺旋の謎』など、濃密な人間ドラマをエンタメへと昇華させてきた入江。憧れだったという京都での撮影に飛び込み、伝統ある京都撮影所の職人たちと共に、新時代のアクション・エンタテインメントを作り上げた。
◆大泉洋「ワクワク。何が起きるかわからない」
会見では撮影を無事に終えた大泉を筆頭に、キャストがアクション・エンタメ『室町無頼』への熱い思いや、撮影現場でのエピソードを披露。大泉は「タイトルを聞いた時に、とてもワクワクした。何が起きるかわからないというワクワク」と心境を語った。また会場に設置された大型LEDパネルで本作のメイキング映像も披露となった。
本作にはこのほか、遠藤雄弥、前野朋哉、阿見201、般若、武田梨奈、水澤紳吾、岩永丞威、吉本実憂、土平ドンペイ、稲荷卓央、芹澤興人、中村蒼、矢島健一、三宅弘城らが出演する。(modelpress編集部)
◆ストーリー
1461年、応仁の乱前夜の京。大飢饉と疫病が同時にこの国を襲った。
加茂川ベリにはたった二ヶ月で八万を超える死体が積まれ、人身売買、奴隷労働が横行する中世の暗黒時代。しかし、時の権力者は無能で享楽の日々を過ごすばかり。貨幣経済が進み、富める者はより一層富み、かつてない格差社会となっていた。
蓮田兵衛は、己の腕と才覚だけで混沌の世を泳ぐ自由人。しかし、ひそかに倒幕と世直しを画策する無頼漢。京とその周辺の悲惨な状況と窮民を見た兵衛は、立ち上がる時を狙っていた…!
一方、才蔵はすさまじい武術の才能を秘めながらも天涯孤独で夢も希望もない日々を送っていた。しかし、兵衛に見出され、鍛えられ、彼の手下となる。
やがて、決死の修行を生き延びた才蔵の武器となるのは、“六尺棒”。修行を終えた時、超人的な棒術を身につけた才蔵の前に敵は無い――。
時は来た――才蔵だけでなく、抜刀(後の居合)術の達人、槍使い、金棒の怪力男、洋弓の朝鮮娘ら、個性たっぷりのアウトローたちを束ねる兵衛。ついに巨大な権力に向けて空前の大暴動を仕掛ける。行く手を阻むのは、兵衛のかつての悪友・骨皮道賢率いる幕府軍。“髑髏の刀”を手に一党を動かす道賢を前に、兵衛は命を賭けた戦いに挑む。
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