丸山礼、渡邊圭祐は“お兄ちゃん” 撮影中のハプニングも明かす「腰を痛めました」<「すっぴんヒーロー」インタビュー>
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【写真】「すっぴんヒーロー」丸山礼&渡邊圭祐が見つめ合う
◆丸山礼主演「すっぴんヒーロー」
本作は、変身すると最強パワーを手に入れる代わりに“すっぴん”になってしまうという、悩めるスーパーヒーローの恋と勇気と葛藤を描いた新感覚ヒーロー・ラブコメディ。
TBS入社4年目の國府美和がプロデュースするオリジナルドラマで、「今日もボロボロになりながらも目の前の現実と戦っている“格好悪いスーパーヒーローたち”への応援歌となるドラマになるように」という願いを込めて、コミカルで笑って泣ける物語を描いている。
主人公・ひろこを丸山、ひろこが一目惚れをする警察官・藤崎律(ふじさき・りつ)を渡邊が演じる。
◆丸山礼&渡邊圭祐、互いの印象は?
― 撮影現場の雰囲気はいかがでしたか?
丸山:4日間のすごくタイトな撮影だったので、あまり皆さんと深い話はできなかったのですが、最初にリハーサルをたくさんして、カメラマンさんも来ていただいてイメージを作っていきました。あと、お茶目な監督がいらっしゃったので、撮影は楽しく和気あいあいできたと思います。
渡邊:4日間で撮り切らなきゃいけないという時間に追われている中でも、観ている人にポップな気持ちを与えるという現場の空気感だったと思います。
― お互いの印象を教えてください。
丸山:顔面の余白がない(笑)。
渡邊:そこそこありますけどね(笑)。
丸山:私は拡大コピーって感じですが、彼(渡邊)は表示30%くらいという印象を最初抱きました。あとは、(撮影に)入る前に舞台を観させていただいていたので、その時は「カッコいい!私のことを見てる!」みたいな感じでした。
渡邊:僕は、テレビやYouTubeで観ていた印象をなんとなく持っていたので「明るい方だろうな」と思っていたのですが、ものすごく真面目ですし、不器用なんです。取材でも言葉をスラスラ楽しそうに話されているのですが、別方向から「丸山さん今お願いします」と言われると、めっちゃ怖い顔になって「はい」って急に言うんです。
丸山:2つの事を同時にできません。
渡邊:1つの事に全力を注ぐ人という印象です。
丸山:それを撮影初日に言われました。「あ!見抜かれちゃった!」って思いました。
渡邊:2日目です(笑)。
丸山:2日目でした(笑)。それも何も覚えてないぐらい1つの事しかできない(笑)。でもすごく構ってくださって「今こうしたらいいですよ」「こっちに来てください」「今こうしてください」と、サポートしていただきました。
―いいコンビですね!
丸山:お兄ちゃんみたいな感じでした。
◆丸山礼、オファーが決まった際の心境明かす
― 本作のオファーが決まった際の心境をお聞かせください。
丸山:内容を聞いてから「え!このストーリー!?」「キャー!」みたいに、興奮は遅れてやってきた感じでした。あと、ラブストーリーをやったことがなかったので、すごく緊張しました。今まではお笑い要素の強い役柄が多かったので、「大丈夫かな」「これってふざけていいやつなのかな」と、お笑い要素は封印しなきゃいけないのではないかと心構えをしました。
渡邊:「そうだったんだ」と思ってしまうぐらい丸山節が炸裂しているのではないかなと思います(笑)。
丸山:良かったです。
― 今回、渡邊さんは警察官役を演じられましたが、いかがでしたか?
渡邊:初めての硬い役だと思いました。ちゃんとしている職業の役をやることが少なかったので、楽しみでした。
◆丸山礼、役作りで意識したこととは?
― 役作りで準備や意識されたことはありますか?
丸山:すっぴんでいることが多かったので、「ヒゲとか毛穴どうしよう」と最初は思っていました(笑)。でも、「すっぴんの時とメイクしている時の差がもっと欲しい」という話になったので、眉毛は1ヶ月ぐらい手入れをやめて、ボサボサにしていました。あとは、スーパーで働いている役なので、電車移動にしようと、タクシーを利用するのを止めました。電車の中でメイクしている人がいて「これが見られて良かった!」と思いました。
渡邊:でも、もう撮影が終わったので、今日は(丸山が)タクシーで来ていました。
丸山:役は脱ぎ!脱ぎ!やめてよ!でもこれがリアルです(笑)。
― 渡邊さんは警察官を演じる上で、意識されたことはありますか?
渡邊:普段の生活に気を遣って、「信号を守る」みたいな普段通りの生活を心懸けました。
◆丸山礼、渡邊圭祐と印象に残っているエピソード語る
― 撮影で印象に残っているエピソードがあったら教えてください。
丸山:私は、コメディは(経験が)あったけど恋愛作品はやったことがなかったので、渡邊さんとの至近距離のシーンや、抱えていただいたシーンが印象に残っています。でもお腹が空いてご飯を食べちゃったので、抱えてもらうのに全然気にすることができなかったのが心残りです。
― 丸山さん演じるひろこの妄想シーンが何度か出てきますが、いかがでしたか?
丸山:本領を発揮させてもらいました。リハーサルの時に(渡邊が)すごく笑っていましたし、面白かったですか?
渡邊:面白かったです(笑)。
丸山:良かった。違う世界観に行ってしまうような妄想癖があるひろこなので、そこは没入していただけたら嬉しいです。妄想シーンはコスプレもしたので、見どころの1つです。
渡邊:僕は、本読みの時点で面白いと思いました。コスプレをする前の段階でも「丸山さんはどうやるのだろう?」というのがすぐ想像できるような本でしたし、想像を超えてくる撮影でした。なので、カメラ外は基本ニヤニヤしていました。
丸山:すごく助かりました。本当にいっぱい笑ってくださったから。
― 渡邊さんは警察官役をやってみて新たな発見はありましたか?
渡邊:無いかもしれないです(笑)。ごめんなさい。
丸山:素直ですよね(笑)。でも警察官の制服が似合っていました。
◆丸山礼、撮影中にハプニング「腰を痛めました」
― 撮影で大変だったことがあれば教えてください。
丸山: 4日間しか撮影がなくてすごく急いでいたので、みんなで走りながら撮影していましたね。
渡邊:でも基本笑っているっていう。笑ってNGを出しての繰り返しでした。
丸山:私はイナバウアーをして(渡邊に)抱えてもらうシーンがあるのですが、そこで腰を痛めました。リハーサルから100回ぐらい練習したので、(渡邊の)顔の距離が近くて皮膚の香りまで嗅いじゃったハプニングもありました。
★インタビュー後編では、役者業への想いや本作の見どころなどについて語ってもらっている。(modelpress編集部)
◆丸山礼(まるやま・れい)プロフィール
1997年4月1日生まれ、北海道出身。2016年にワタナベコメディースクール卒業し、同年4月より日本テレビ系「PON!」に月曜レギュラーとして出演した。その後、モノマネタレントとしてブレイクし、モノマネはロバート秋山竜次、土屋太鳳、木村多江、MISIAなど。一方で、ドラマ「#家族募集します」(2021年/TBS系)では初めて連続ドラマにレギュラー出演し、お芝居に本格挑戦。2023年に初主演を務めた「ワタシってサバサバしてるから」(NHK)では、マイペースな破天荒な女性をクセたっぷりに熱演し、話題を呼んだ。
◆渡邊圭祐(わたなべ・けいすけ)プロフィール
1993年11月21日生まれ、宮城県出身。地元・仙台のモデル事務所でモデルとして活動したのち、アミューズに所属。主な出演作は「仮面ライダージオウ」(テレビ朝日系/2018年)、映画「わたしの幸せな結婚」(2023年)など。2023年は、ドラマ「転職の魔王様」(フジテレビ系)、「うちの弁護士は手がかかる」(フジテレビ系)などに出演。2024年には、自身初のNHK大河ドラマ「光る君へ」への出演も決定しており、5月24日には映画「三日月とネコ」が公開される。
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