モモコグミカンパニー&アイナ・ジ・エンド「毎日誰かしら泣いてた」BiSH解散までの日々を赤裸々告白<解散ノート>
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モモコグミカンパニー、意外な本音吐露 解散後の方向性は?
◆モモコグミカンパニー&アイナ・ジ・エンド、多忙な日々回顧
本作は、BiSHが「解散宣告」を受けた2019年11月から超満員の東京ドームでラストライブを行った2023年6月29日までの3年半の日々を、日記形式でリアルタイムで書き記した貴重な1冊。解散に向かう日々について、アイナは「終盤らへん忙しすぎて、楽屋で毎日誰かしら泣いてたんだよね」と打ち明け、モモコは「誰かしら泣いてたし、目を合わせずに鏡越しで喋ってメイクしながら話し合いしてたり」と笑顔を見せた。
解散後の活動について、アイナは「1人でステージに立つことが、ものすごく怖くなっちゃって。ライブ中に精神のバランスを崩して倒れちゃった日もあるくらい。コントロールができなくなっちゃって。『キリエのうた』っていう映画もあったから。キリエっていう役が心に宿っちゃったっていうのもあるけど」と告白。「本当に不安だったんですけど、モモちゃんの『解散ノート』を読んだときに、『モモカンも同じ不安があるんだ』って思って。1人で解散した後もライブをしてたじゃない?『モモちゃんも頑張ってるわ、私も不安だけど頑張れる』とか」「すごく自分を奮い立たせてくれて。今はめっちゃ前のめりな姿勢で頑張ろうって」とモモコから刺激を受けた様子で、これにモモコも「良かった。嬉しい」と安堵していた。
◆モモコグミカンパニー&アイナ・ジ・エンド、解散宣告時の心境
その後、解散宣告を受けた際の心境を尋ねられたアイナは「マスクの下でも鼻水とかだらだらで。でも泣いてるのがばれたくなかった」「よく分からない感情だったかも。モモちゃんみたいに、はっきり良かったって思えてはいなかったかな」と発言。モモコは「良かったって思った後、うわー!って思ったって感じ。ハッピーと思って帰ったわけじゃなくて、情緒がおかしくなって」と明かした。
アイナは「解散をするかしないか、メンバーで話し合うまでの2日間、ライブがあったの。地方でライブがあって、そのホテルがきつかった。2日後にメンバーと話し合うわけじゃない?『本当に解散する?』って話を」「考えれば考えるほど涙が止まらなくて。それが一番辛かったかな。その時期が。決まってしまえばそこに立ち向かうだけでいいんだけど、決まるまでが自分1人の人生じゃないから」と回想。モモコは「周りばっかり見て、気を遣ってくれてたんだなって。そういう人がいて本当に良かった。私はそこまで考えられなかった」と反省し、テレビ収録でどう振る舞うか悩んでいた際にアイナが心配してくれたことに言及。「本当に大きかった。私の中で。見てくれてるんだって」と感謝を語ると、アイナは「心配しちゃうような。あんまり人に言わんから。辛いとかさ」とモモコの人柄を明かしていた。
◆モモコグミカンパニー、6人での完走に「すごく美しい」
そして、解散宣告からの3年半についてアイナは「楽しかった。私。だって、あんなに人生で頑張れる日々ってなくない?」とにっこり。モモコがアイナの頑張りによってWACKの後輩たちのハードルが上がっていると言うと、アイナは「結局迷惑を掛けちゃったけど、頑張れたのはメンバーのおかげ」と話していた。
同じ質問にモモコは「BiSHの活動にすごくメリハリを付けてくれたものだと思ってて。解散が決まってからコロナ禍で、終わりが見えなくなって混沌とした状況の中でも頑張ろうと思えたのも、たぶん解散があったからなのかなって」とコメント。「個性が輝き過ぎてたグループだから、あれくらいの時になると、誰か辞めちゃうんじゃないかって思ったの」とした上で「解散があるおかげで、誰も辞めないで済むって思って。それが嬉しかった。辞めないで最後までこの6人で走り切れるんだっていうのが、すごく美しいなって思って」と振り返っていた。(modelpress編集部)
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