【西オーストラリア】グルメと自然が魅力のマーガレットリバー観光情報!美食&野生生物との出会いに感動<体験レポ> | NewsCafe

【西オーストラリア】グルメと自然が魅力のマーガレットリバー観光情報!美食&野生生物との出会いに感動<体験レポ>

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【西オーストラリア】グルメと自然が魅力のマーガレットリバー観光情報!美食&野生生物との出会いに感動<体験レポ>(C)モデルプレス
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【女子旅プレス=2024/03/16】オーストラリア大陸の西側約3分の1を占める西オーストラリア州。ワイナリーと自然が豊かなエリア・マーガレットリバー周辺は、プレミアムな美食体験、素晴らしいビーチ、野生のカンガルーとも出会える断崖絶壁や鍾乳洞、2つの海が交わるルーウィン岬などの体験が待っています。マーガレットリバーを拠点に、知ればきっと旅したくなる魅力あふれるスポットの数々をご紹介します。

【写真】西オーストラリア州のいつか訪れたい心震える絶景集10選

◆ワインと美食の街として名高いマーガレットリバー

西オーストラリア州といえば、美しい自然と都市がバランスよく共存している州都パースのイメージをもたれる方が多いかもしれませんが、同州は南部にも素晴らしい自然景観が多く残っており、そちらにもぜひ目を向けてほしいところ。

パースから車で約3時間南下した場所に位置するリゾート地・マーガレットリバーは、200軒以上のワイナリーが点在する国内随一のプレミアムワイン産地。オーストラリアの高級ワインの3割近くがマーガレットリバーで生産されています。

マーガレットリバーは、インド洋岸のバッセルトンから南極海岸のオーガスタへと抜けるバッセル・ハイウェイ沿いにあり、三方を海に囲まれた地形、そして日照時間が長く降水量が少なく、ブドウ作りに適した条件が揃っていることこそ銘醸地たる所以。ワイナリー併設のレストランでの美食体験も旅のハイライトとして記憶に残ることでしょう。

パース~マーガレットリバー間の長距離バスも運行していますが、国全体が車社会ということもあり、各施設ごとの距離がかなり離れているので、効率的に観光するならレンタカーでの移動がベストです。

◆受賞歴多数の正統派ワイナリー「ルーウィン・エステート」

マーガレットリバーで評判のプレミアムワインを味わうなら、古参ワイナリーの1つとして名を馳せる「ルーウィン・エステート」へ。

西オーストラリア州で最⼤級のワイナリーというだけあり、とにかく驚くほど敷地が広大!ワイナリーは美しく広大なガーデンの奥にあり、セラードア、レストランを併設しています。

地下にはグループ利用向けのテイスティングルーム、元々樽を貯蔵していたスペースを活用したアートギャラリーがあり、ここに展示されているアート作品の数々は、「ルーウィン・エステート」のワインシリーズ「アート・シリーズ」のエチケットのデザインとして採用されているもの。実際の絵画とマッチングするワインを楽しめるなんて粋ですよね。

レストランでは、メニューから好みの一皿を選ぶプリフィクスコースを自家製ワインのペアリングと共に頂けます。

前菜のヒラマサのカナッペは、繊細な泡が心地よい乾杯酒と一緒に。冷菜にはライムとアヒ・アマリージョの柑橘の爽やかなソースを添えたホタテのマリネをチョイス。こちらは「アート・シリーズ」の2023年ソーヴィニヨンブランを合わせて。アロマが香るすっきりした味わいで、新鮮なホタテに合う繊細な華やかさが特徴です。
主菜は、絶妙な火入れのやわらかなブラックアンガス牛のサーロインを、「アート・シリーズ」のカベルネソーヴィニヨンと共に。果実感と細やかなタンニンの複雑な味わいがお肉と相性抜群。

素晴らしいワインと特別感のあるロケーション、料理もどれも日本人好みの味で、ワイン好きの方にぜひとも訪れてほしい一軒です。

◆芝生の特等席でお洒落なペアリングランチを「スウィングス&ラウンドアバウト」

カジュアルな親しみやすさ、都会的なお洒落さが魅力の「スウィングス&ラウンドアバウト」も、マーガレットリバーでおすすめしたいワイナリーの一軒。

元々この地にあった古いワイナリーのブドウ畑を引き継いで、プレミアムからミドルまで幅広いレンジのワイン作りを行っています。生産されたワインは地元の小売店にも出回っており、味はローカルのお墨付き。

ウッド調のカジュアルなレストラン、新しくなったセラードアを併設しており、店内を抜けると青空に映える青々とした芝生と美しいワイン畑が広がります。また、日本のワイナリーでは見かけないキッズパークがあるのも大きな特徴。

この地域の比較的新しいワイナリーや醸造所は、子連れ利用を見込みキッズパークを整備しているところが増えているそう。大人がワインを飲んでる傍ら、子どもは遊具でのびのび遊べる工夫がうれしいですよね。
前述の「ルーウィン・エステート」が大人のためのワイナリーならば、ここは子連れ歓迎のワイナリーといったところ。看板犬のブルテリア“Tex”ものびのび放し飼いで、利用者を出迎えます。

そんな現代的なワイナリーが生み出すワインを、素敵な眺めとともに頂けるペアリングランチコースはぜひとも体験してみて。ペアリングで頂くワインはすべてBackyard stories =プレミアム銘柄のみ。

はじめの一杯はロゼのスパークリングを、アルバニー産イワシと薄切り野菜のサラダとともに。さっぱりした日本人好みの味付けの冷菜に、軽い口当たりのロゼがマッチ。

続くマッシュルームクロケットはシャルドネと共に。9ヶ月樽で貯蔵したシャルドネは、オークがきちんと香りクリーミーかつマッシュルームとよく合うお味。

メインはラム肩肉とひよこ豆のフムス、そしてカベルネ・ソーヴィニヨン。フレッシュハーブやハリッサオイルで、中近東のエッセンスをアクセントにきかせています。デザートの濃厚なチョコムース、ルバーブソース添えは、華やかなロゼスパークリングと共に。最後の一品までワインを合わせてついほろ酔いに。
ちなみに「スウィングス&ラウンドアバウト」ではシャルドネ、カベルネ・ソーヴィニヨン、シラーズが人気TOP3だそう。お土産にワインを探す際の参考にどうぞ。

◆グランピングも楽しめる有機オリーブ農場「オリオ・ベロ」

マーガレットリバーはワインだけでなく、オリーブ栽培にも適した気候。「オリオ・ベロ」は、家族経営でオリーブオイルの製造・販売までを一貫して行うオリーブオイルファーム。敷地内に約8,000本ものオリーブの木が植えられており、敷地内の工場で一本ずつプレスしてボトル詰めしていく、昔ながらの手法でオリジナルオリーブオイルを製造しています。

オイルの種類は、ヴァージンオリーブオイルはもちろん、マンダリンやレモンオイル、フルーツエキス配合のブレンドオイルを含む全21種類。カフェスペースでは、オリーブオイルを使ったケーキやオリーブのリーフティーも頂くことができます。

加えて、せっけんやスキンケアオイルなどのオリーブオイルを使ったオリジナル美容製品も展開。オリーブオイルのリラクゼーション施術を受けられるマッサージルーム(事前予約制)も完備しています。

さらに、こちらでは2017年より敷地内にてグランピング施設の営業もスタート。池を囲むようにオリーブオイルの種類にちなんだ名前の宿泊棟16棟が並び、内部は洗練されたホテル客室のよう。(一部屋280ドル〜/日)

各棟のテラスの椅子やハンモックでお昼寝したり、オリーブオイル使用の特製スイーツを味わったり…ファームとの繋がりを感じられるロケーションは、非日常を過ごすのにうってつけです。
◆“ビーントゥバー”のチョコレートショップでお土産探し「ガブリエル・チョコレート」

観光がてらこのエリアで人気のお土産もチェックしたいところ。「ガブリエル・チョコレート」は、世界の様々な地域からローカカオ(生のカカオ豆)を輸入し、マーガレットリバー・ヤリンガップ地区の自社工場でオリジナルチョコレートの製造、販売までを行うチョコレートメーカー。西オーストラリア州初の“ビーントゥバー”のチョコレート店として、フリーマントルにも店舗を構えています。

まろやかな甘さのミルクチョコレートからハイカカオのダークチョコレート、フルーツやナッツ配合のチョコレートまで、種類豊富なフレーバー展開のタブレットが売れ筋。ジンジャーチョコ、オレンジピールチョコ、チョコクッキーも隠れた人気アイテムです。

イートイン用にホットチョコレートやジェラート、チョコレートチャンククッキーなどの焼き菓子もあり、甘いスイーツでひと休みしたい時にもぜひどうぞ。

◆鍾乳洞「ンギルギ・ケーブ」で神秘的な地下空間を探検

マーガレットリバー一帯は、上質なグルメスポットというだけでなく、ワイルドな大自然や青く美しいビーチとの出会いも必見です。

まずは長い年月にわたり形成された土地の成り立ちを観察できる地下洞窟「ンギルギ・ケーブ」へ。1899年に発見されたこの鍾乳洞は、善の精霊(Ngilgi)と悪の精霊(Wolgine)の戦いを描いた先住民アボリジニの神話にちなんで名づけられたそう。

階段で地下へ降りると、下に行くにつれひんやりと空気が冷えこみ、照明に照らされた見事な鍾乳洞全体を見渡せます。大小さまざまな鍾乳石がつらら状に形成され、洞窟全体を自然のヴェールのように覆うさまは見事。現在の姿に至るまでの途方もない年月を感じさせます。

◆野生のカンガルーと遭遇!絶景に胸打たれるウォーキング体験

自然の雄大さを身をもって満喫できる、ナチュラリステ岬からルーウィン岬までを結ぶ「ケープ・トゥ・ケープ・トラック」は、かつて先住⺠アボリジナルが歩いた全長約140キロメートルを結ぶ州内随一の長距離海岸ウォーキングトレイル。

実際に岬から岬までフルで縦断すると1週間以上はかかるロングスパンのトレイルコースのため、キャンプをしながら歩く人もいれば、徒歩と車を駆使してリゾートを泊まり歩く人もいるそう。今回は現地のツアー会社「ケープ・トゥ・ケープ・エクスプローラー・ツアーズ」のガイド帯同による、2時間のお試しトレッキングツアーに出発。

インド洋の大海原を横目になだらかな沿岸を進むと、徐々にごつごつとした岩が増えハードな坂道に。ガイドによる先住⺠アボリジナルとの繋がりや歴史、多種多様なワイルドフラワーや木々の説明などを聞きながら、大きな岩を渡り歩いて断崖を上へ上へと進みます。

ワイルドフラワーが咲く沿岸を自らの足で歩き、苦労した末に丘の上から眺める絶景の素晴らしさにはきっと胸を打たれるはず。運が良ければ野生のカンガルーにも遭遇できるかもしれません。

◆世界で2番目の長さの木造桟橋「バッセルトン桟橋」で“海列車”に乗車

マーガレットリバーの北端に位置するバッセルトンは、白砂ビーチにターコイズブルーの澄んだ大海原が広がる、のどかな空気の流れる街。

この街の定番観光地が、南半球最長の木造桟橋であるバッセルトン桟橋。バッセルトン一帯の海があまりに遠浅で船が沿岸に近づけなかったことから造られた、全長約2キロに及ぶ桟橋は大海原へとせり出すように造られており、実際に歩いて渡ることも可能。但し徒歩で片道25分ほどかかるため、往復時間と体力面を考慮すると、有料の観光列車に乗車するのがおすすめ。

オープンエアーの列車に乗って、海の上を走っているかのような爽快感を味わいながら、一気に桟橋の先端へ。

列車の終着地点には海中展望台があり、その名の通り建物自体が海中に造られているため、内部の窓ガラス越し天然のサンゴやカラフルな魚の群れを観察することができます。運が良ければウミガメにも出会えるかも。

フロアを下がるにつれ、見られる魚の種類が微妙に異なり、さながら天然の水族館のようです。

◆ビーチの後は美味しい地ビールで乾杯!ローカルで愛される「シェルター・ブリューイング」

バッセルトン桟橋から陸へと戻ったら、ぜひ地ビールメーカーの新星シェルター・ブリューイングへ。2020年オープンのこちらは1日におよそ2,000人が訪れる人気のブリュワリーレストラン。インド洋と周囲の景色、海風が入るようオープンスタイルで営業しており、内部は洗練された巨大な倉庫のよう。

5,000〜1万リットルサイズの3つのタンクでビール醸造を行っており、生産量は年間1億リットルにものぼります。オリジナル醸造のIPAなど定番7種の中でも、特にラガーが人気。自慢のビールを飲み比べできる“フライト”もあります。

西オーストラリア州など各地の原料を選りすぐって使用した、牛のブリスケットやフレッシュなサラダなどのフードも豊富で、夏らしい気候に合うビールと一緒に楽しみたいところ。

パースの名物料理チリマッソル(ムール貝のチリトマト煮込み)はたっぷりの大鍋でサーブされ、大人数でシェアするのにぴったり。貝の旨味がでたトマトソースをパンにつけても絶品です。

◆インド洋と南極海、2つの海が出会う場所「ケープルーウィン灯台」

マーガレットリバー中⻄部より車で南下すること30分。オーストラリア⼤陸の最南⻄端、インド洋と南極海の2つの海が交じわる岬にあるケープルーウィン灯台は、オーストラリア本土で最も高い灯台です。昔は灯油を使った有⼈灯台でしたが、現在は完全⾃動化の電灯に変わって稼働しています。

沿岸は夏でも涼しい気候が特徴で、2つの海が出会う合流地点は豊かな生態系が広がり、5~9月にかけて鯨も見られるそう。異なる海が交わる地点であることを示す看板も立っています。

◆おすすめホテル1:「プルマン・バンカー・ベイ・リゾート」

最後にマーガレットリバーエリアでの旅を特別なものにしてくれるおすすめホテルをご紹介。

ターコイズブルーの海が美しいバンカーベイ沿いに建つ「プルマン・バンカー・ベイ・リゾート」は、ヴィラタイプの客室を擁する5つ星の高級リゾート。

オーシャンフロントというだけあり、温水インフィニティ・エッジ・プールやレストランのテラスからの眺めは格別。レストランで地元食材を使った料理と地元ワインを頂くことができ、敷地内にスパも完備。ご褒美感覚で泊まりたいリゾートです。

◆おすすめホテル2:「スミスズ・ビーチ・リゾート」

美しいスミスズ・ビーチを見渡せるロケーションに建つ「スミスズ・ビーチ・リゾート」は、ビーチハウス、ヴィラ、アパートメント、そしてインフィニティプールやテニスコートを有するラグジュアリー・リゾート。

トレッキングコース「ケープ・トゥ・ケープ・トラック」に面し、リゾート周辺の海では時期になるとクジラと出会える、ラグジュアリーさと大自然を満喫したい人にうってつけの一軒。

敷地内のレストラン「ラモンズ・スミスズ・ビーチ」では、選りすぐりのマーガレットリバー産ワインと地ビールをセレクト。ブラックアンガス牛のステーキや魚介料理をアラカルトで味わえます。

西オーストラリア州のマーガレットリバー一帯は、ワインと美食だけではなく、ターコイズブルーの海やワイルドフラワーの咲く海岸線、豊かな森が揃う贅沢な地。冒険心をくすぐる体験・絶景を求めるなら、ぜひバケーション先にマーガレットリバーエリアを選んでみませんか。(女子旅プレス/modelpress編集部)

【Not Sponsored 記事】

《モデルプレス》

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